美容整形・美容皮膚科のご相談は医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ

下眼瞼切開(下まぶたの手術)

下眼瞼切開

下眼瞼切開とはどんな方法?

下眼瞼切開法とは、下眼瞼の深いしわ、へこみ、タルミを切除する方法です。
加齢とともに増えてくる目元のタルミのせいで、脂肪のふくらみや、くまが目立つようになります。目元のたるんだ皮膚と、脂肪を取り除くことで、目元をすっきりさせることができ、若いころの自分に近づけることができます。 40~50代以上の方におすすめの手術方法です。

下眼瞼切開はこういった方に向いています

  • 目元のしわ、たるみが目立つ方
  • くまとり手術をしたが、たるみのせいで目元のしわが消えなかった方
  • ゴルゴラインやほうれい線を、たるみを引き上げることですっきりさせたい方

下眼瞼切開手術の種類

皮弁法(skin flap法)

皮弁法とは、下眼瞼の皮膚と眼輪筋の間を主に剥離し、皮膚を主に切除する方法です。下眼瞼に細かいしわが沢山あり、皮膚が筋肉と比べてたるんでいる方が適応となります。 しかしながら、内出血を起こしやすいという欠点があります。

筋皮弁法(mustle-skin Flap法)

筋皮弁法とは、下眼瞼の眼輪筋下を剥離し、たるんいでいる皮膚と眼輪筋を同時に切除する手術方法です。内出血が出にくく、腫れが少ない特徴があります。筋皮弁法は、下眼瞼の外反(あっかんべ)を予防する目的で、目尻側の眼輪筋と眼窩骨膜とを糸で固定をします。ハムラ法と並んで主流の手術方法になります。

ハムラ法

下眼瞼のたるみがある方の大部分は、ゴルゴラインがへこんでいます。ハムラ法とは、眼窩脂肪を切除せずに、ゴルゴライン下の陥凹部まで引き出し、その部位に固定をすることで、目元のクマのふくらみを改善しつつ、ゴルゴラインの陥凹も一緒に改善します。下眼瞼切開の一番新しい手術方法です。

下眼瞼切開手術の流れ

1. カウンセリング
まずカウンセリングにて、患者様の希望をお聞きして最適な手術方法をご提案します。
2.デザイン
傷を目立たなくするために、目頭から目尻まではまつ毛の生え際ぎりぎりに、目尻のしわに沿ってさらに1㎝程度デザインします。
3.麻酔
消毒のあと、局所麻酔を行います。手術中の痛みはほとんどありませんが、感覚は残ります。
4.手術
局所麻酔を行い、デザインに沿って切開します。電気メスで止血をしながら皮下の剥離を進め、必要に応じて眼窩脂肪を切除します。
眼窩脂肪は眼球を取り囲むように存在し、クッションの役割を果たしています。眼窩脂肪は眼窩隔膜という、薄い膜につつまれ、目頭、中央、目尻側の3つのパーツに分かれています。
3つのうち、主に目頭側と中央の二つから、目元が平らになるまで眼窩脂肪を切除します。 脂肪を切除後、再度下眼瞼に降りてこないように、眼窩隔膜を縫合します。
ハムラ法では、眼窩脂肪を切除せずに引き出し、ゴルゴライン直下の陥凹部に充填し固定します。
まつ毛生え際の外反(あっかんべ)を防ぐために、眼輪筋と骨膜を糸で固定し目尻側にけん引し、余った皮膚と眼輪筋を切除します。傷をきれいに縫って、手術終了となります。
5.術後説明とクーリング
目元の腫れ内出血をできるだけ抑えるために、リカバリールームで30分程度、クーリングと圧迫を行います。目元のテーピングは2、3日続けてください。

下眼瞼切開と下眼瞼脱脂(くまとり)との違い

下眼瞼切開のたるみは、20代を過ぎたことから年齢とともに進行し、眼窩脂肪の重みを支えきれずにクマが出てきます。下眼瞼切開は、くまとりの手術と比べてダウンタイムが長く、 たるみをある程度切除しないと変化が実感できません。
そのため、20代でクマが気になりだしだしたらまず、結膜側下眼瞼脱脂を行い、目元に深いしわが入る50代以降で、下眼瞼切開を行うことをお勧めします。
若いころに切除した眼窩脂肪は、リバウンドすることは、ほとんどありません。

手術時間 120分程度、日帰りでの手術です
手術費用 440,000円
他の手術費用一覧はこちら
備考
    • 局所麻酔
      お痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。
 

<施術のリスク:>タルミが残る・くぼみ具合の変化・目頭部分の突っ張り・左右差・血液貯留・毛嚢炎・感染・白目や角膜の損傷・結膜浮腫・シワの増加・腫れ・むくみ・内出血等