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眉下切開術(上眼瞼リフト)

眉下切開術(上眼瞼リフト)

眉下切開術(上眼瞼リフト)とはどんな方法?

上限瞼リフト(眉下切開)は文字通り、眉毛の生え際に沿って切開を行い、上眼瞼のたるみを取り除く方法です。 二重ラインにメスが入る切開法と違い、患者様がもともと所有していた二重ラインに手を加えず、若い頃の上眼瞼もしくは、二重ラインはそのままに、かぶさりを切除することで二重の幅をひろげる手術です。

眉下切開術はこういった方に向いています

  • 二重ラインをつくらずに、上眼瞼のたるみだけ取り除きたい
  • 二重ラインがもとからあるが、加齢などで二重が狭くなってきた
  • 上眼瞼のたるみを切除したいが、ダウンタイムをできるだけ短くしたい

症例写真

  • Before

  • After

  • 概要

    30代男性の眉下切開術症例になります。上眼瞼のたるみを改善したいとの希望にて、眉下切開術(上眼瞼リフト)を行いました。

眉下切開術(上眼瞼リフト)の特徴

全切開法との比較

眉下切開術(上眼瞼リフト)が全切開法と比べて優れている点は、もともと二重があり眉下切開術(上眼瞼リフト)を行う場合、重瞼ラインの自然さを維持できる点です。全切開法の場合は、二重ラインを癒着させる必要があるため食い込みが強くなる傾向にあります。
もう一つはダウンタイムが短くなる点です。全切開法の場合、まつ毛の生え際と切開線に囲まれた範囲はどうしてもむくみを生じてしまい、ハム目のようにふくらんでしまいます。むくみや腫れが引くまでは二重が広く見えたり、腫れぼったい瞼になります。
その反面、一重まぶたの方が眉下切開術(上眼瞼リフト)を行う場合は、たるみを切除してもまつ毛の上の皮膚のかぶさりが取れず、二重手術を合わせておこなう必要があります。

  • 皮膚が余っている状態

  • 余っている皮膚を切除して

  • まぶたを持ち上げることで悩みを解消

眉下切開術(上眼瞼リフト)を行うとこんな感じに 自宅でできるシミュレーション

眉下切開術は眉の生え際を切開し、たるみ切除しますので、ご自宅で簡単にシミュレーション可能です。人差し指で眉毛を押さえ上に持ち上げていくと、手術後の変化が再現できます。 指はそのままにして軽い力で目を閉じれる場合は、眉下切開術の適応になります。

もし一重まぶたの場合には、まつ毛の腫れ際のかぶさりが取れないことが多いので、埋没法と組み合わせるか、全切開法をお勧めします。

眉下切開術(上眼瞼リフト)よりも全切開法が適応になる症状

眉下切開術(上眼瞼リフト)は眉下を切開するため、二重ライン作成はもちろん、脱脂、眼瞼下垂修正さかさまつ毛修正等ができません。全切開法では、いずれも同時修正が可能です。
眉毛の境目に傷を隠すため、眉毛が薄い、眉毛を剃っていて幅が短いといった場合、傷が目立つ場合があります。その場合、同様に全切開法がおすすめです。

眉下切開術(上眼瞼リフト)のメリットとデメリット

眉下切開術は、全切開法にはないメリットがある反面、デメリットもあります。全切開法との違いを書きますので、判断材料にしていただければ幸いです。

眉下切開術(上眼瞼リフト)のメリット

腫れが全切開法に比べて軽く、短期間で改善

全切開法は、切開ラインとまつ毛に挟まれた部位は、腫れの逃げる経路がなく、
むくみが強くなるのにたいして、眉下切開術は眉毛の生え際に傷を作るため、腫れがスムースに引いていきます。

 

二重ラインの食い込みがナチュラル

小切開法を含め切開法は、切開ライン周囲の皮下組織を切除するため、段差がどうしても生じてしまいます。それに対してもともと二重ラインがあり、眉下切開術を行う場合は、ラインの食い込みは手術前から変わりません。
一重まぶたの方が眉下切開術を行う場合には、埋没法を併せておこなうことも可能です。

 

目尻側のたるみをしっかり切除可能

加齢とともに、瞼のたるみは増えてきますが、目尻側のたるみのほうが目頭のあたりとくらべて大きくなります。その点、眉下切開術は目頭と比べて目尻側の切除幅が大きく、加齢によるたるみが気になる方には最適です。

眉下切開術(上眼瞼リフト)のデメリット

眉毛が細く、薄くなる
眉下切開術は、眉毛の中に切開を入れることで、傷を目立たない位置に設定します。そのため眉が少し細くなることがあります。

 

目と眉毛の距離が近くなる
瞼のたるみを切除することで、二重のかぶさりは少なくなりますが、眉と目のとの距離は近くなります。全切開法が適している場合がありますので、カウンセリングにて説明させていただきます。

 

つり目
眉下切開術は、眉尻側に行くほど、切除するたるみがおおきくなるようにデザインしますので、つり目ぽく見える可能性があります。

 

腫れぼったさが残る可能性
眉下切開術では、眼輪筋、ROOF脂肪、眼窩脂肪は切除できません。それらが切除可能な全切開法と比べて、腫れぼったさの改善が見劣りするばあいがあります。

眉下切開術(上眼瞼リフト)手術の流れ

1. カウンセリング
まずカウンセリングにて、患者様の希望をお聞きして最適な手術方法をご提案します。
2.デザイン
眉毛の生え際に傷ができるように行い、目尻側が大きくなる紡錘形でデザインします。眉毛の生え際よりも1,2㎜程度眉毛の生え際に入り込むラインをデザインした後、患者様に鏡を見てもらいながら眉毛を持ち上げていき、切除幅をマーキングします。最大切除幅は平均5~8㎜位です。
3.麻酔
消毒後、局所麻酔を行います。術中、仮縫合後にミラーチェックを行うので、意識がなくなる全身麻酔や静脈麻酔は行いません。麻酔注射の痛みが苦手な方は、吸入麻酔下に局所麻酔を行うことが可能です。
4.手術
デザインの通りたるみを切除後後、電気メスで止血します。仮縫合を行い、たるみ切除が不足していないか、ミラーチェックを行います。必要に応じてたるみを追加切除します。 傷は吸収糸で中縫い、非吸収糸で外縫いし終了です。
5.抜糸 検診
1週間後に抜糸があります。日焼けをできるだけ避けてください。腫れ、内出血はあまりありませんが、まれに強く出ることがあります。

眉下切開術(上眼瞼リフト)の手術費用

手術時間 90分程度、日帰りでの手術です
手術費用 330,000円

備考 :局所麻酔。お痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。

施術のリスク、副作用

術後の浮腫、痛み、内出血、血腫、シスト形成、肥厚性瘢痕、眉毛変形、左右差、引き攣れ、瞼が閉じにくい、二重のラインが浅くなる

眉下切開術(上眼瞼リフト)の留意点

所要時間 90分程度
腫れ 7~14日間程度
傷跡 眉の生え際に3cm程度の傷を作成します
施術の痛み 局所麻酔で手術を行いますので痛みは基本的にありません
通院 1週間後に抜糸を行います。1か月検診 3か月検診
麻酔 局所麻酔 静脈麻酔も可能です。*静脈麻酔は別途費用が掛かります
洗顔 翌日から可
飲酒 腫れがある程度引くまでお控えください
シャワー・入浴 施術部位以外は当日可能。入浴は抜糸後から

ダウンタイムについてよくある質問

Q.眉下切開の治療後はどのくらい腫れるのですか?

A.眉下切開は、他の目周囲の美容整形手術に比べると、比較的に腫れが少ないです。内出血が起きなければ、2,3日後が腫れのピークで抜糸時には腫れはかなりおさまっています

Q.眉下切開のダウンタイムはお風呂に入れますか?

A.手術当日は、腫れ、再出血を抑えるためにシャワーでおねがいします。翌日から歯入浴可能です

Q.眉下切開後コンタクト いつから可能ですか?

A.眉下切開は眼球結膜の腫れが少ないので、手術当日からコンタクトレンズを使用できます。

Q.眉下切開の傷跡はメガネで隠せますか?

A.眉下切開手術後の傷跡については、多くの場合、メガネのフレームによって自然に隠れることが期待できます。特にメガネの縁が眉と重なるデザインの場合、傷跡を効果的にカバーすることが可能です。

Q.眉下切開後に化粧はいつから可能ですか?

A.傷のメイクは、抜糸が終わるまでお控えください。傷以外の部位は、当日から可能です。

Q.眉下切開後のアートメイクはいつから可能ですか?

A.手術の1か月後から可能です。

Q.眉下切開後、後戻りはしますか?

A.眉下切開後は後戻りすることはありません。無意識に上げていた眉が下がることでかぶさりを生じたり、加齢により皮膚が弛むことで後戻りしたように感じる可能性があります。