脂肪吸引術
脂肪吸引とは
脂肪吸引は美容外科ではスタンダードな治療法であると同時に、医師の経験にもっとも左右される施術の一つです。
また、患者様に負担を強いる全身麻酔が必要となるため、適切な麻酔知識を持つ麻酔医が処置する必要があります。
脂肪吸引について
当院の脂肪吸引は、脂肪層に対してチューブ状のカニューレを皮膚に挿入し、目的とする脂肪を吸引除去する極めてスタンダードなものです。
当院では高価な機械を導入することによって患者様に負担を強いる値段設定や、逆に安すぎて医師をたらいまわしにするような施術を避け、熟練した医師の手技によって結果をお出しします。
実績、安全性について
脂肪吸引は熟練した医師が行うことで、確実に結果を出すことのできるもっとも信頼のおける痩身、ダイエット術です。
しかし近年、医師の未熟さゆえ事故を起こすケースが増えてきています。特に麻酔の知識の不確かさによって引き起こされる事故は重篤なものに至るケースも極めて多く存在しています。
当院では、厚生労働省の認める麻酔科標榜医資格を持った院長が全ての施術に責任を持って対応致しますので、開院以来、事故を起こしたことはありません。
確かな経験と、技術で治療をお受けになる皆様が、安心して、安全に痛みを少なく快適に治療に専念できるように痛みをコントロールしています。
当院の脂肪吸引術
吸引部位の体表面に詳細なデザインを描き、手術施行前には痩身部分に「体外式超音波」を照射し、中間層以下の脂肪を融解します。
手術を行うに当たり、血液検査を行います。術前に隠れた体の異常がないか、感染症の有無を調べます。糖尿病等異常がある場合、手術が行えない場合があります。
吸引口(傷口)を保護するためにシースと呼ばれるプロテクターを使います。カニューレを数千回前後に動かす際の挫滅を防ぐためのものです。
左右差も考慮してデザインし、均等な仕上がりを目指します。
リカバリールームにてしっかり休んで頂き身体の負担を取り除きます。その後、包帯と弾性ストッキングで圧迫を行いその日はお帰り頂けます。
3~5日後に包帯を取りますが、その後もガードル・ボディスーツ・サポーター・フェイスバンテージなどで経過を見ながらしばらくの間の圧迫をお勧めしています。
症例
全腹・大腿部
臀部・大腿部・下腿部
腹部
他の施術との比較
脂肪 吸引術 |
ボディ ジェット |
レーザー 機器 |
高周波 機器 |
メソ テラピー |
メディカル ダイエット |
高額 デバイス |
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効果 | |||||||
ダウンタイム | |||||||
金額 |
現在、熟練した医師が施術すれば脂肪吸引を超える安全なダイエット方法はありません。もっとも早く、確実に効果を起こすことが出来、かつリバウンドの心配がない施術です。
近年、流行している機械を使った「メスを使わない」とされる施術の多くは複数回の治療が必須とされているため、平均して1年後~2年後に求める結果が得られることが多く、結果的に費用も膨大になってしまいます。
また、脂肪吸引に高額の機械を組み合わせた術式は、その多くが医師の負担を軽減するもの、デザインしやすくする、というものであり、熟練される医師が行えばスタンダードな施術に比べて得られる結果に差は全くありません。
一部、注射を使ったメソセラピーや、内服薬を使ったメディカルダイエットは劇的な効果は期待できませんが、組みあわせることで予算に合った効果が見込めます。
当院では皆様の要望に合わせた治療情報を常に開示していますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
手術部位
手術部位 | 吸引口 |
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(1)頬・下顎部 | 耳介下部(耳たぶの下) |
(2)上腕部(二の腕) | 肘・脇のシワ |
(3)腹部 | おへその中・陰毛周囲 |
(4)臀部(お尻)・ヒップホール | 臀部下縁 |
(5)大腿部(太もも) | ソケイ部・臀部下縁・膝周り |
(6)下腿部(ふくらはぎ) | 膝回り・足首周り |
(7)臀部移行部(ヒップロール) | 背部・臀部上縁 |
麻酔の種類
- A: 局所麻酔 (狭い範囲の場合…例:頬・顎・上腕など)
- B: 硬膜外麻酔 (広い範囲の場合…例:腹部・大腿部・下腿部など)
- C: 全身麻酔 (かなり広範囲に渡る場合や肥満度の高い場合など)
他の施術との比較
手術時間 | 当日帰宅可能です。 ※ご本人の身長・体重により変動します。 詳しくはカウンセリング時にご確認下さい。 |
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手術費用 | ウエスト部の場合…198,000円 ⇒他の部位の脂肪吸引術の費用一覧はこちらから |
術前検査 | 手術のお申込み時には血液検査(HIV検査含む)が必要です。また、全身麻酔の場合には心電図胸部X線検査などを別途行います。 |
他院と比較されていらっしゃる方へ
脂肪吸引は本来、安全に効果を出すことのできる信頼のおける治療法です。
しかし、近年では麻酔の知識が不十分な医師による事故や、術後の結果に不満足な患者様の声を多く耳にするようになってきました。
脂肪吸引に大切なことは、
・脂肪を確実に取ること
・脂肪を取り過ぎないこと
です。
この2つは矛盾するようですが究極的にはこのバランスが最も必要な技術となります。
本来あるべき脂肪を適切に取り除くには、熟練した医師においても大変な時間がかかる手術です。価格がお安いクリニックの場合、患者様の回転を重視するあまり時間をを短縮してして行った結果、重篤な事故を引き起こすか、あるいは除去出来る脂肪を不十分に残したままにしてしまう結果に繋がります。
一方で、高額な機械を使用して多大な金額を患者様に強いて、大量の脂肪を除去した結果、全体のボディバランスに支障を引き起こしてしまう例もあります。
下半身の痩身は結合部分である腰、ウエスト、胸部のバランスによってナチュラルな美しさに仕上がります。直立した時の全体のバランスを取らなければ、不健康に対象部位だけが異常に細いラインとなってしまい、結果的に患者様の美しさを引き出せないことになることがほとんどです。
立体的なデザインを意識して、除去すべき箇所から適切な量を取り除くこと、これこそが脂肪吸引でもっとも必要な技術です。
院長より
脂肪吸引は、吸引する量や手術をお受けになられる方の年齢・皮膚の状態にもよって、稀に手術後、皮膚にある程度のたるみが出ることがあります。この場合、当院では皮膚のタイトニング治療をコンビネーションとしてご用意してございますのでご安心してお受けください。
また、当院は、患者様お一人おひとりの、生まれながらのボディラインを尊重して適正な形に「戻す、再生する」治療をモットーとしております。人間の身体は、元々左右非対称ですが、それらも維持しつつもっともナチュラルな治療を心掛けています。
脂肪吸引についてのQ&A のご質問に院長が回答した内容です。
脂肪吸引後に筋肉が一部がなくなった
- 脂肪吸引してからエラの部分の筋肉が一部なくなったのですが、脂肪吸引してなくなった筋肉はもう再生しませんか?
- 脂肪吸引で筋肉を傷つけることはあっても、吸引できるほど筋肉は柔らかくありません。
ごくまれながら顔面神経麻痺の可能性もあるのですが。
筋肉の一部がなくなったというのは、顔の表情に左右差が出たり、陥凹を生じているのでしょうか?実際に見ていないので断言はできませんが、自分なら脂肪注入を使って、陥凹部や引きつれ部位の修正をご提案すると思います。