たるみに関するお悩み対策
たるみの種類と有効なたるみ対策
「顔のたるみ」と一口にいっても、さまざまな種類があります。目元のたるみ・頬のたるみ・口元のたるみという種類によっても、たるみが生じる原因は異なります。
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【目元のたるみ】
目元のたるみは、目の下や目の外側に多く見られます。目の周囲は皮膚が薄く、乾燥に弱いため、たるみやすい部分です。
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【頬のたるみ】
頬のたるみは、顔の広い範囲に起こるためフェイスラインが崩れることが多いでしょう。保湿力の低下や肌のハリを保つコラーゲンの不足、加齢によって起こります。
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【口元のたるみ】
口角付近が下がり、頬のたるみとともに口元がたるみます。口元のたるみは、「口輪筋」など口周囲にある筋肉の衰えが原因です。
たるみを解消するためには、たるみが生じている原因に合わせたたるみ対策が必要です。
自分のたるみが発生している場所やライフスタイルを踏まえて、適切なたるみ対策を取り入れましょう。
有効なたるみ対策
- 顔の筋肉を鍛える
- 顔の筋肉を動かして鍛え、筋肉の老化によるたるみを生じにくくしましょう。
表情筋エクササイズやマッサージを行うと血行が促進され、皮膚の活性化をサポートすることができます。 - 肌を入念に保湿する
- 肌の表面が乾燥しないよう、保湿は入念に行いましょう。
湿度が下がる冬だけでなく、夏に使うクーラーも乾燥を引き起こすため、スキンケアは保湿を重視することがポイントです。 - 一年を通して紫外線対策を行う
- 季節を問わず、紫外線を浴びる量を減らしましょう。
日焼け止めや日傘などを使った紫外線対策で、できる限り紫外線による肌のダメージを抑えることが、たるみ対策の第一歩です。 - 正しい姿勢を心がける
- 立ったり座ったりするときはもちろん、スマートフォンを見るときも胸を張り、猫背にならない姿勢を保つことで、下にうつむく時間が長くならないように意識しましょう。
首や肩がこったときは、手でほぐして血行を促すようにしてください。 - 質のよい眠りをとる
- 質のよい眠りは、心身の健康に重要です。寝不足による心身の疲労やストレスは、肌によい影響を与えません。質のよい眠りを得るためには、日中に活動して生活習慣を整えることが基本となります。
- バランスのよい食事を摂る
- 極端に偏らないよう、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。適度な水分摂取も大切です。食事の際は左右均等に噛むと、口元の筋肉の偏りを防ぐことができます。
- たるみ治療を受ける
- たるみ対策と並行して、美容クリニックのたるみ治療を受けると、より効果的です。
たるみ治療にも種類があるため、自分に合う治療方法を選びましょう。
コムロ美容外科では、自然な若々しさを目指した、たるみ治療を行っております。
顔にたるみが生じる原因
顔のたるみとは、顔の皮膚が垂れている状態です。顔がたるむ原因には、コラーゲンやエラスチンが減少して肌のハリが失われることや、筋力の衰えが挙げられます。複数の原因が重なることもめずらしくありません。
以下は、顔のたるみが生じる主な原因です。
●顔の筋肉の老化
顔には、表情筋という筋肉があります。顔がたるむ原因のひとつは、年齢によって顔の筋肉が老化することです。筋肉が老化することによって、鼻の下や口角など顔の皮膚全体が下がります。
顔の筋肉は、話すときや感情を表すときに動きます。あまり表情の変化が伴わない日本人は、筋肉の使用度が少ない傾向にあります。筋肉は動かすことによって鍛えられるため、普段から表情の変化が少ない場合は、筋肉の老化も早いといえるでしょう。
●表情のクセ
表情のクセも顔のたるみを招く原因のひとつです。話すときや笑うときの頬・顎の筋肉の使い方は、一人ひとり違います。
たとえば、眉間にしわを寄せたり歯を食いしばったりするクセがある人は、特定の筋肉だけをよく使っています。頻繁に動かす筋肉の中にある筋繊維が肥大し、筋肉が大きくなることで、たるみの原因となります。
●紫外線
紫外線は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを壊し、肌全体にダメージを与えます。特に、紫外線のUVAは波長が長く、肌の真皮層にまで届き、うるおい成分を作り出す細胞を傷つけてしまいます。弾力を奪われた肌は、しわやたるみを引き起こしやすくなり、見た目の印象も変えます。
肌のハリやうるおいを保つためには乾燥を防ぎ、ターンオーバーのリズムを整えて、肌のバリア機能が正常に働くようにすることが大切です。そのため、できるだけ紫外線を浴びないほうが肌の健康にはよいといえます。
●皮膚の乾燥
皮膚が乾燥することによって、肌の奥にある真皮層のうるおいやハリを保つ成分は奪われます。加齢による皮膚の乾燥も、たるみの原因のひとつです。
肌が乾燥すると代謝が悪くなり、角質がはがれにくくなって皮膚のターンオーバーのリズムが崩れてしまいます。その結果、肌の保湿成分が奪われ、より乾燥が進みます。肌の乾燥は肌全体のダメージにつながり、しわやたるみをはじめ肌荒れなどの原因にもなります。
●首や肩のこり
首や肩のこりも、顔のたるみを起こす原因です。近年、パソコンやスマートフォンを使用する機会が増え、姿勢が前に傾く時間が長くなり、こりが生じやすい状況になっています。首や肩のこりによって血行が悪くなると、栄養分が肌の細胞まで行き届きにくくなり、顔の皮膚がたるみやすくなります。
また、前かがみや猫背の姿勢で顎が前に突き出ていると、顔の下方である口角の筋肉が引き下がり、頬や顎の皮膚がたるんでほうれい線ができやすくなります。
●睡眠の質や量の低下
十分な睡眠時間で良質の睡眠が得られている場合は、肌細胞の産生やターンオーバーがスムーズに行われます。しかし、日頃から睡眠環境が整っておらず睡眠不足の場合は、毎日の疲れやストレスが緩和されず、睡眠中の皮膚の再生活動もおろそかになります。
ゆっくりと良質な睡眠を取れていないために、肌のコラーゲンが減少しうるおい成分が奪われ、顔のたるみにつながるケースもあります。
●偏った食生活
食事で摂った栄養は、血液によって皮膚・臓器・細胞に運搬されます。しかし、食生活の栄養バランスが偏っていると、全身に十分な栄養が行き渡らず、皮膚を良好な状態に保つことが困難です。栄養不足は、うるおいやハリを保つ成分の不足を招き、たるみの原因となります。
また、肌によいからといって、特定の食材だけを摂取することが、たるみを引き起こす可能性もあります。特定の食材だけを食べても、身体にとって必要な栄養分を摂ることはできません。特定の栄養素を過剰摂取することが、顔のたるみのみならず、身体の不調を招くこともあるでしょう。
コムロ美容外科のたるみ治療
コムロ美容外科では、以下のたるみ治療を行っております。
それぞれの治療法によって、適しているたるみの部位が異なります。
ソフトシルエットリフト |
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4Dリフトアンカー |
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フェイスリフト |
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当院のたるみ治療の特徴
当院のたるみ治療においては、ソフトシルエットリフト、4Dリフトアンカー、フェイスリフトなどの治療法がございます。カウンセリングの段階で時間をかけて丁寧にヒアリングを行い、患者様のたるみの症状に合わせた治療法を提案しております。また、いくら丁寧に手術を行った場合でも術後の晴れ、内出血、痛みは必ずあります。
そのため患者さまによっては不安に思われることがありますので、患者様の不安がなくなるまでドクター、カウンセラー、ナースが一丸となってフォローさせていただきます。
4Dリフトアンカー
4Dリフトアンカーは、糸を使ったフェイスリフト(スレッドリフト)により、頬の組織をリフトアップする効果がある治療方法です。4Dリフトアンカーの施術では、円錐状のポイントが上下の双方向に付いた糸を使用します。従来の方法に改良を重ねることで、患者様の負担を軽減しつつ、たるみを強く引き上げられるようになりました。
手術時は、できるだけ皮下組織を傷つけないよう、慎重に糸を挿入します。そして、糸の上下に付いている円錐状のポイントが、皮膚内部の皮下脂肪のたるみもリフトアップします。麻酔も含めた4Dリフトアンカーの手術時間は30分程度です。
●料金
4Dリフトアンカー/1本あたり | 60,500円 |
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【注意点】
- 施術時は局所麻酔を行うため、チクッとした痛みを感じることがあります。
- 施術後に肌が引きつる感じや違和感が出ることがあります。
- 施術後1か月間は、フェイスマッサージができません。
- 施術後の激しい運動・飲酒・サウナは控えてください。
フェイスリフト
フェイスリフトは、耳の前を切開してたるみを取り除く治療方法です。コムロ美容外科では「SMAS」という方法を採用しており、浅い層にある皮膚・皮下組織・筋肉をともに引き上げ、余った皮膚を切除することで、たるみの改善を目指しております。
フェイスリフトは皮膚と筋膜も一緒にリフトアップするため、長期的な若々しさを得ることができます。フェイスリフトの施術可能部位は、額・こめかみ・頬・首です。手術には2〜3時間ほどかかりますが、入院などはせず施術当時にご帰宅できます。
●料金
額 | 990,000円 |
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こめかみ | 550,000円 |
頬 | 990,000円 |
首 | 660,000円 |
【注意点】
- 施術前には、HIV検査を含む血液検査が必要です。
- 全身麻酔を希望される場合は、心電図・胸部レントゲン撮影も必要となり、別料金がかかります。
- 施術後の出血や腫れを抑えるために、2~3日は圧迫固定を行っていただきます。その後は、できる限りフェイスバンテージで圧迫する必要があります。
- 日帰りの手術は可能ですが、後日抜糸のためにご来院いただく必要があります。
ナイロン糸の場合は7~10日後、頭皮内の場合は10~14日後です。 - 施術した部分に腫れが生じますが、時間の経過とともに収まります。
- 施術後、創部周囲が鈍感になったり、色素沈着を起こしたりすることがあります。
- 創部が髪に及ぶ場合、周囲が一部脱毛することがあります。
- まれに内出血が起こることがありますが、1~2週間ほどで収まります。