大阪心斎橋の美容クリニック・美容皮膚科ならコムロ美容外科

目頭切開

  1. HOME
  2. 診療メニュー
  3. 目元の整形
  4. 目頭切開

目頭切開 

目頭切開がおすすめの人

  • 蒙古襞(もうこひだ)と呼ばれる目頭の皮膚が発達して目に覆いかぶさっている方
  • 左右の目と目の距離が離れている方
  • 二重のラインを平行がにしたい方や幅が広めの二重にしたい方
  • 目つきがキツく見えるのを改善したい方

蒙古襞(もうこひだ)切除・目頭切開はこのような方々におススメです。


目頭切開の症例写真

BEFORE

AFTER

【詳細データ】
執刀医 理事長兼院長 池内秀行医師
患者様 20代女性
施術メニュー 目頭切開(wカット法)
費用 350,800円(税込)※顔出しモニター料金
施術のリスク副作用 目頭部分のつっぱりや左右差・シワの増加・たるみが残る・結膜浮腫・腫れ・浮腫み・内出血・毛嚢炎・中糸の露出・血液貯留・感染等
※目頭切開の手術の経過・注意事項について
テーピング 手術後、5日間は目頭に沿って肌色のテープを貼って頂く場合がございます。
抜糸 7日前後に予定しています。
メイク、洗顔 抜糸までは目の周りのメイク・洗顔は控えてください。
コンタクトレンズ 術後の経過によりますが3日後から可能です。
検診 抜糸時・1ヶ月後・3ヵ月後に予定しています。
腫れ 2~5日程でひいていきます。』

目頭切開とは

目頭切開は、目頭~上眼瞼にかけてまつ毛に覆いかぶさる蒙古襞(もうこひだ)と呼ばれる皮膚を数ミリ切開・調整することで、目の横幅を広げ、目元の印象を大きく変えることができる美容外科手術です。

目頭切開を行うことで、目を中央に寄せながら切れ長でぱっちりとした印象の目元に近づけることが可能です。特に、平行型の二重ラインを希望する方や、蒙古襞(もうこひだ)の張りによって埋没法だけでは理想の二重ラインが作りにくい方にも効果的です。

蒙古襞(もうこひだ)を切除する施術

目頭切開(内眼角形成術)とは、目頭側の蒙古襞(もうこひだ)を切除することで、二重の形を平行型に近づけたり、目と目の間隔を近づける効果があり、目の横幅を広げる二重整形手術になります。
施術方法については、患者様の目と目の距離、蒙古襞(もうこひだ)の形状、なりたい目元のイメージに応じて、「W法」や「Z法」などの術式を使い分け、切開量も細かく調整します。
1ミリの変化でも印象が大きく変わる繊細な施術のため、経験豊富な医師による丁寧なデザインとカウンセリングが重要です。

目の横幅が広くなりパッチリとした目元に近づける

切開といっても数㎜程度の切開になりますので、施術による傷跡もほとんど目立ちません。
目頭切開を行うことで、目の幅を広げる事が出来る為、目の大きいパッチリした目になります。
手術時間は方法によりますが20分〜30分程度で終了します。

目と目の間隔が狭くなり目元のバランスが整う

パッチリとした大きく華やかな目元を目指したい方、可愛らしさから大人っぽさへ印象を変えたい方にもおすすめですが、目のバランスを整えたい方にもピッタリの施術です。

目頭を切開することで、目の横幅を広げる事が出来るだけでなく、離れ目を解消できます。顔全体のバランスもよくなり、整った顔立ちに近づけます。

ご希望に応じて自然な変化からしっかりとした変化まで幅広く対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

蒙古襞(もうこひだ)とは

蒙古襞(もうこひだ)とは、目頭(内眼角)を覆うように上まぶたから垂れ下がる皮膚のひだのことを指します。

これはアジア人に多く見られ、私たち日本人には約80%以上の人に存在するといわれています。この蒙古襞(もうこひだ)が発達していると、目が小さく見えたり、目と目の間が離れて見えたり、二重幅が狭く見えてしまうことがあります。また、二重まぶたのラインが目頭側で隠れてしまい、平行型の二重が作りにくくなることもあります。

目頭にある皮膚の張り出した部分

目頭にある皮膚の張り出した部分にあり、目頭のピンク色の部分を覆い隠すように存在するのが蒙古襞(もうこひだ)です。
鼻の付け根を軽くつまんでみた時に、目頭のピンク色の部分がよりクッキリと見える場合は蒙古襞(もうこひだ)がある可能性が高いといえます。

蒙古襞(もうこひだ)がある人とない人の目元の違い

蒙古襞(もうこひだ)がある人は、目頭が皮膚に覆われているため、目の横幅が短く見えたり、目と目の間が広く見えがちです。また、二重のラインが目頭側で途切れやすく、末広型になりやすい傾向があります。一方、蒙古襞がない人は目頭がはっきりと見え、目の横幅が広く感じられるため、目元がすっきりとした印象になります。平行型の二重も作りやすく、パッチリとした目に見えるのが特徴です。

欧米人、西洋人に少なく日本人に多い目元の形

海外の方と日本人とで目元を比べると、やはり蒙古襞(もうこひだ)が有るか無いかで、印象がハッキリと変わります。

蒙古襞(もうこひだ)が無いと、目頭がくっきりと見え、横幅も大きく、平行型の幅広い二重が生まれつき形成されやすいです。

蒙古襞(もうこひだ)はアジア人特有の美しさを形作る一方で、悩みの原因になることが少なくありません。

蒙古襞(もうこひだ)に多い2つのタイプ

蒙古襞(もうこひだ)には個人差があり、「丸みが強いタイプ」と「突っ張りが強いタイム」に大別されます。
その人のタイプによって目頭切開の術式を見極める事が重要で、蒙古襞(もうこひだ)の形状だけでなく、目と目の距離やお顔全体のバランスを見ながら慎重に判断する必要があります。

目頭切開は必要?目元のタイプと二重の関係

元々の今の目頭の状態となりたい理想の目元によって、目頭切開を受ける必要があるかどうかが別れます。必要ないにも関わらず蒙古襞(もうこひだ)を切ってしまう事で失敗するケースもあれば、目頭切開も同時に受ける事で1回で綺麗な目元に出来たのに、適応を見逃してしまい満足出来ないケースもございます。

心斎橋コムロ美容外科では、無料カウンセリングの際に理事長兼院長である池内秀行医師が、御客様ひとり一人の顔をしっかりと診察して見極め、ご要望を伺いつつ全ての患者様に御満足頂けるよう対応させて頂きます。

蒙古襞(もうこひだ)のタイプは、大きく分けると上記のイラストの通り、3パターンに分かれる事が一般的です。

【タイプ①】涙丘(るいきゅう・目頭のピンク色の部分)がしっかり見える

このタイプの方は、涙丘と言われる目頭のピンクの部分がしっかりと見えており蒙古襞(もうこひだ)が少ない為、目頭切開をしなくても平行型二重をとても作りやすいです。逆にこのタイプの方が末広型二重をご希望されても綺麗に形成出来ないケースがございます。

【タイプ②】涙丘が少し見える

蒙古襞(もうこひだ)が少し張っていて、涙丘が少しだけ出ているタイプの方になり、日本人に最も多いタイプになります。
末広型二重がとても作り易く、幅の狭い平行型二重などもキレイに仕上がり易いという特徴があります。

【タイプ③】涙丘がほとんど見えない

蒙古襞(もうこひだ)がしっかりと存在しており、このタイプの方が平行型二重を望まれる場合には目頭切開が適応になる可能性が高いです。

理想的な目元の黄金比と目頭切開の関係

理想的な目元のバランスは、「目の幅:目と目の間隔:目の幅」が1:1:1とされ、この比率に近づくことで整った印象の美しい目元になります。しかし、蒙古襞(もうこひだ)が強く発達していると、目頭が隠れて目と目の間が広く見えやすく、バランスが崩れてしまいます。

目頭切開が向いている人・向いていない人

目頭切開が向いている人

目頭切開は、蒙古襞(もうこひだ)が発達していて目頭が覆われている方や、目と目の間隔が広く見える方に向いている施術です。また、二重ラインが目頭側で途切れやすく、平行型の二重が作りにくい方にも適しています。目を大きく見せたい、切れ長で洗練された印象にしたい、目元のバランスを整えたいという方におすすめです。

目頭切開が向いていない人

目頭切開は多くの方に効果的なポピュラーな施術ですが、すべての人に適しているわけではありません。もともと蒙古ひだが少ない方や、目と目の間隔が狭い方に行うと、バランスが崩れて不自然な印象になる恐れがあります。

目頭切開が適応されない場合におすすめの施術

以下のような場合には目頭切開が適応とならない、またはお勧めできないことがあります。

  • もともと目と目の間の距離が近い方(寄り目に見えてしまうため)
  • 蒙古襞の張りがほとんどない方(変化が少ない、または不自然になるため)
  • ・涙丘がすでに見えている方(見えすぎると怖い印象になるため)

このような場合に、目頭切開の代わりとしておすすめの施術を、お悩みの方向性別にご紹介します。

【目頭切開の代わりにおすすめの施術】

1. 目を横に大きくしたい、切れ長に見せたい場合

▶ 目尻切開(めじりせっかい)
目尻の皮膚を切開し、目を外側に広げる施術です。目頭切開が目を内側方向に広げる手術なのに対し、目尻切開は外側へ広げることのできる手術です。

・こんな方におすすめ
‐目の横幅が短く広げたい方
‐つり目っぽい目を修正したい方
‐より大人っぽく、切れ長で涼しげな印象にしたい方

✔池内院長のワンポイントアドバイス
目頭切開と組み合わせることで、目の横幅を最大限に広げることも可能です。二重の形には影響をあたえず、変化は比較的穏やかですが、顔の余白が減り、小顔効果も期待できます。

2. 目を縦に大きく、ぱっちりと見せたい場合

▶ 二重術・眼瞼下垂(がんけんかすい)手術
目頭切開が「横方向」への変化であるのに対し、こちらは「縦方向」に目を大きく見せる施術です。黒目の見える範囲が広がるため、目の印象が劇的に変わることがあります。まつ毛の生え際が手術によって見えるようになったり、眼瞼下垂が改善することで、目の縦幅を広げることが可能です。

・こんな方におすすめ
‐眠たそうな印象を改善したい方(特に眼瞼下垂)
‐黒目をはっきりと見せて、目の開きを良くしたい方
‐一重や奥二重を、華やかな二重にしたい方

✔池内院長のワンポイントアドバイス
蒙古襞が張っている方でも、二重術(特に切開法)を行うことで、目頭側の二重ラインがきれいに入り、目頭切開をしなくても目元がスッキリ見えるケースが多くあります。

3. 優しく、愛らしい印象の大きな目にしたい場合

▶ グラマラスライン形成(たれ目形成)
下まぶたの外側を下げて、白目と黒目の見える範囲を広げる施術です。優しく、少しアンニュイで魅力的な、いわゆる「たれ目」の印象を作ります。

・こんな方におすすめ
‐つり目な印象を完全して、優しい印象にしたい方
‐目を下方向に大きく見せたい方

✔池内院長のワンポイントアドバイス
たれ目形成の際に、目尻切開を行うことが可能です(無償オプション)

4. 切らずに手軽に印象を変えたい場合

▶ ヒアルロン酸注入(涙袋形成)
下まぶたにヒアルロン酸を注入し、ぷっくりとした涙袋を作る施術です。涙袋ができることで、目の縦幅が強調され、立体的で優しい印象になります。

・こんな方におすすめ
‐手術には抵抗がある方
‐手軽に可愛らしい、潤んだような目元にしたい方
‐目の下ののっぺりとした印象を改善したい方

✔池内院長のワンポイントアドバイス
施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないのが最大のメリットです。ただし、効果は永続的ではありません(数ヶ月〜1年程度)。注入しすぎて不自然にならないように注意する必要があります。

お悩み別・施術の方向性まとめ

施術名 期待できる効果 アプローチ方向 特徴
目尻切開 目の横幅を広げる、切れ長な印象 横方向(外側へ) 手術、大人っぽい印象
二重術・眼瞼下垂 目の開きを良くする、黒目を大きく見せる 縦方向(上へ) 手術、華やか・ぱっちりした印象
グラマラスライン形成 つり目を緩和し、優しい印象の大きな目に 縦方向(下へ) 手術、愛らしい印象
ヒアルロン酸(涙袋) 立体感のある可愛らしい目元に 縦方向(下へ) 注射、手軽、ダウンタイムが短い

目頭切開の失敗例と失敗を防ぐポイント

目頭切開は目元の印象を大きく変える人気の美容整形ですが、術式や医師の技量によっては失敗と感じるケースも存在します。よくある失敗例としては、切開しすぎによって目と目の距離が近づきすぎ、不自然な印象になってしまうケースや、左右差が目立つ、傷跡が盛り上がったり赤みが残るといったトラブルが挙げられます。また、蒙古襞(もうこひだ)が完全になくなることで、逆に目つきがきつく見えると感じる方もいます。

目頭切開の失敗例をイラストで解説

目頭切開の失敗を防ぐにはクリニック選びが重要

このような失敗を防ぐためには、いくつかのポイントがあります。

まず大切なのは、目の形や顔全体のバランスをしっかりと診断できる経験豊富な医師に相談することです。患者様一人ひとりの蒙古ひだの形や目の間隔に合わせて、W法やZ法など適切な術式を選択し、必要最小限の切開で自然な仕上がりを目指すことが重要です。

また、デザインの段階で「どのような印象の目元にしたいか」を医師と明確にすり合わせることも失敗防止に繋がります。加えて、術後のアフターケアを丁寧に行うことで、傷の赤みや腫れのリスクも軽減できます。

目頭切開は小さな変化で大きな印象を与える繊細な施術です。だからこそ、信頼できるクリニック選びと丁寧なカウンセリングが、満足のいく仕上がりへの第一歩となります。

目頭切開の2つの施術方法〜W法・Z法〜

目頭切開はW法・Z法という術式があり、それぞれ適応が異なります。注意点やポイントなどについて、この章で詳しく解説いたします。

W法(内田法)

▶ W法(内田法)の術式

W法は目頭の蒙古襞をW字状に切開し、余分な皮膚を切除する方法です。蒙古襞が厚く、強く張っている方に適しており、目頭をしっかりと開いて大きな変化を出すことが可能です。平行型の二重を希望される場合や、くっきりとしたシャープな目元を目指す場合に選択されます。

コムロ美容外科では、経験豊富な医師がカウンセリングで患者様の希望を丁寧にヒアリングし、蒙古襞の形状、皮膚の厚み、顔全体のバランスを総合的に診断。それぞれの術式のメリット・デメリットを十分に説明した上で、最も適した方法を提案しています。

▶ W法(内田法)がおすすめの人

W法(内田法)は、蒙古襞(もうこひだ)が厚く発達している方や、目と目の距離が広く見える方、自然な仕上がりと傷跡の目立ちにくさを重視する方におすすめの施術です。

Z法

▶ Z法の術式

Z法は、目頭の皮膚をZ字状に切開し、皮膚の弁を入れ替えることで蒙古襞のつっぱりを解消する術式です。皮膚を切除しないため、術後の後戻りが少なく、傷跡が目立ちにくいのが大きな特徴です。蒙古襞の張りが比較的軽度から中等度の方や、なるべく自然な変化を望む方、他院修正で少しだけ戻したいといった繊細な要望にも応えることができます。

尖った目頭を作れる反面、目頭側の蒙古の被さりが強い場合、Z法単独では平行型にするのが困難です。

▶ Z法がおすすめの人

Z法は、目元を自然に広げたい方や、傷跡をできるだけ目立たせたくない方におすすめです。変化を控えめにしたい方や、修正のしやすさを重視する方にも適しています。

コムロ美容外科の目頭切開の特徴

目元の印象を大きく左右する目頭切開。蒙古襞(もうこひだ)を取り除き、目を大きく見せたり、離れ目を改善したりする人気の施術ですが、クリニックによってその術式や考え方は様々です。

30年以上の歴史と実績を誇るコムロ美容外科では、患者様一人ひとりの目元の状態や希望に合わせた治療を提供しています。

Z法、W法の最適な使い分け

目頭切開にはいくつかの術式がありますが、コムロ美容外科では主に「Z法」と「W法」を、患者様の蒙古襞の状態や理想の仕上がりに応じて的確に使い分けています。

Z法、W法の最適な使い分け

目頭切開にはいくつかの術式がありますが、コムロ美容外科では主に「Z法」と「W法」を、患者様の蒙古襞の状態や理想の仕上がりに応じて的確に使い分けています。

傷が目立たないように、透明な糸で縫合

目頭切開はわずか数ミリの違いが結果を大きく左右する繊細な手術です。特に、術後の傷跡をいかに目立たなくするかは、施術の成否を分ける重要なポイントと言えるでしょう。

コムロ美容外科では、術後のダウンタイムを極力短くするため、縫合の過程にも細心の注意を払っています。使用する縫合糸は、きわめて細く、目立ちにくいのですが、さらに、抜糸(通常は術後5日~7日)までの期間、糸が目立たないように通常使う黒糸ではなく、「無色透明な糸」を使用しています。これにより、術後のダウンタイム中も周囲の目を気にすることなく、精神的な負担を軽減して過ごすことができます。

もちろん、重要なのは糸の色だけではありません。皮膚の断面を正確に合わせ、組織へのダメージを最小限に抑えながら縫合する医師の技術力が不可欠です。

肥厚性瘢痕を生じた場合はケナコルトで治療

体質や術後の経過によっては、傷跡が赤く盛り上がる「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」を生じる可能性があります。

コムロ美容外科では、肥厚性瘢痕の兆候が見られた場合には、「ケナコルト注射(ステロイド注射)」による治療を行います。

ケナコルトは、炎症やアレルギー反応を強力に抑える作用があり、肥厚性瘢痕の赤みや盛り上がりを効果的に鎮めます。注射によって硬くなった瘢痕組織を柔らかくし、平坦な状態に近づけていくことができます。

小児の逆さまつ毛治療でも目頭切開を行っています!

コムロ美容外科では、小さなお子様の「逆さまつ毛」の治療にも、目頭切開を行っています。

先天的に蒙古襞の張りが強いことで、下まぶたが内側に押され、まつ毛が眼球に触れてしまう症状を「内眼角贅皮内反症(ないがんかくぜいひないはんしょう)」と呼びます。これは、いわゆる逆さまつ毛の一種で、常にまつ毛が黒目を刺激するため、目の充血や痛み、流涙、視力障害などを引き起こす可能性があります。

この症状に対し、目頭切開(内眥形成術)を行うことで、原因となっている蒙古襞のつっぱりを解消します。これにより、まぶたの向きが正常になり、まつ毛が自然に外側を向くようになります。見た目を美しくするだけでなく、お子様の目の健康を守り、健やかな成長をサポートするための医療的な治療なのです。

もちろん、お子様への施術には最大限の配慮が必要です。コムロ美容外科では、安全性を第一に考え、幼児や小児の手術を日帰り全身麻酔下で行っています。保護者の方にも、手術立ち会っていただき、安心して手術を受けていただける体制を整えています。

頭切開の施術の流れ

STEP① カウンセリング
日本美容外科学会専門医であり美容外科歴25年の院長池内医師が自らカウンセリングを行います。御客様がどのような目にされたいのか、ご要望やお悩みを丁寧にヒアリングさせて頂き、ひとり一人に合った目頭切開の方法をご説明させて頂きます。緊張されている御客様でも極力話しやすいように努め、じっくりとお話をお伺させて頂きます。
STEP② デザイン、マーキング
蒙古襞(もうこひだ)の程度、希望の目頭の形、どこまで変化をご希望されているかによって、目頭切開の手術方法の選択と切除量を決定していきます。デザインが決まったら、正確にマーキングを行っていきます。
STEP③ 手術の準備
滅菌された医療用の布や手術道具の準備、また安全に徹底して配慮する為に執刀医・看護師など複数の医療スタッフを配置します。
STEP④ 消毒、麻酔
目周りを中心に顔全体を丁寧に消毒します。消毒を終えた後、箇所にゆっくりと痛みが少ないよう丁寧に瞼に局所麻酔を行います。極細の針を使用する為、痛みはほとんど感じないですが、少しでも気持ちをリラックスして頂けるよう、患者様にお声がけをしながら痛みに配慮して行っていきます。痛みは一瞬チクッとするくらいです。
STEP⑤ 手術
麻酔が十分に効いたら手術のスタートです。丁寧にデザインしたマーキングに沿ってメスを入れていきます。Z法は3角形の皮弁を回転させZ型に、w法は皮膚を一部切除しW型に縫合します。吸収糸で中縫いを行い、透明な糸で外縫いを行います。ここをどれだけ丁寧に行う事が出来るかが、術後の仕上がりに大きく影響し、医師の腕が問われるところになりますので、全神経を集中して行います。
STEP⑥ 薬の塗布、冷却
手術が終わったら、傷口が可能しないように清潔な状態で腫れを抑える為の薬を塗ります。そして、組織を落ち着かせるためにアイスノンなどを使用して瞼を冷やします。
STEP⑦ 術後説明、ご帰宅
術後のアフターケアについて、看護師から説明をさせて頂きます。
お疲れ様でした。少し内出血が出る可能性がありますが、10日~2週間ほどで引く場合がほとんどです。気になる事などがあれば、お気軽にクリニックまでお問合せ下さい。抜糸、定期健診でのまたの御来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。

目頭切開の料金

目頭切開
目頭切開(W法・Z法) 165,000円(税込)

備考:局所麻酔で行います。痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。

目頭切開ののダウンタイム

腫れ 7~10日間程度
傷跡 目頭にZもしくはWの傷ができ、1ヶ月ほど赤みがでます。2〜3ヶ月ほどで傷跡が細い白い線のようになり目立たなくなっていきます。
内出血 麻酔を行う際に内出血が起こる場合があります。
注意事項 ・抜糸までは、コンタクトレンズの使用やサウナ、激しい運動を控えて下さい。
・洗顔は翌日から可能です。
・飲酒は腫れがある程度引くまではお控えください。

目頭切開のリスク・副作用

目頭部分のつっぱりや左右差・シワの増加・たるみが残る・結膜浮腫・腫れ・浮腫み・内出血・毛嚢炎・中糸の露出・血液貯留・感染等が挙げられます。

又、目頭切開のよくある失敗で、『目頭の切開をし過ぎてしまい涙丘が見えすぎる』という事があります。当院では美容外科専門医である院長池内医師が、御客様の状態を見極めご要望もしっかりと踏まえた上で、不自然にならない幅の御提案をさせて頂きます。

目頭切開の施術詳細

施術概要

所要時間 40~50分程度(施術方法や切開範囲によって前後します)
麻酔 局所麻酔が一般的ですが、ご希望により笑気麻酔や吸入麻酔も可能です。(※笑気麻酔・吸入麻酔は別途費用)
施術中の痛み 麻酔が効いている為基本的に痛みはありません。軽く圧迫されている程度の感覚です。
施術後の痛み 個人差はありますが、術後1~3日は軽い痛みや腫れ、違和感を感じる場合がございます。
施術直後の患部の状態 出血防止の為、傷口に細い茶色いテープを貼ります。
処方するお薬 抗生剤、腫れ止め、痛み止め、炎症止めのえ点眼液を処方致します。
抜糸 抜糸の為に術後7日を目安に来院して頂きます。
通院 状態を確認させて頂く為に、術後1カ月と3ヵ月のタイミングで検診にお越し頂きます。
効果の持続期間 目頭切開の効果は半永久的に持続します。術式によって程度の差は多少ありますが、蒙古襞(もうこひだ)がまた出てきてしまうという事は基本的にはありません。
目頭切開が向いていない方 診察次第ですが、目と目の距離が近すぎる方や蒙古襞(もうこひだ)の量が少ない方が無理に施術を行うと不自然になる可能性があります。

注意点

洗顔・メイク 抜糸後2日目から洗顔料を使用しての洗顔が可能です。メイクについては、目元以外のメイクは施術当日から可能ですが、アイメイクは抜糸翌日まではNGです。
シャワー・入浴 シャワーは施術部位以外は当日から可能です。入浴は抜糸後から可能です。
飲酒 腫れがある程度引くまではお控えください。
コンタクトレンズ 術後2~3日から使用できますが、状態によって変わるので、念の為医師へ確認下さい。
車の運転 目頭切開の手術では麻酔を使用する為、一時的に浮遊感を覚えたり、目がかすんで見える場合があります。その為、施術当日の車の運転はお控え頂くようお願いしております。出来れば施術後1週間ほどは控えて頂く事が望ましいです。
運動 施術後1週間以内は激しい運動はお控え下さい。運動によって血流が良くなり、腫れや内出血などが悪化する事があります。
エステ・マッサージ エステやマッサージも同様に、施術後1週間は控えて頂く事を推奨しております。
その他 腫れや赤みが引くまでは、極力安静に過ごすようにお願いします。喫煙も控えるようお伝えしています。施術後3日くらいを目安に目を冷やしたり、枕を少し高くするなどで浮腫みや腫れを抑える事に繋がります。必要に応じて、医師から処方された抗生物質や塗り薬、点眼薬を指示通りに使用してください。

施術当日にあるとよいもの

・メガネまたはサングラス

・マスク

・帽子

目頭切開のよくある質問

Q.目頭切開の傷跡は目立ちますか?

A.切開部分はしわに沿ってデザインされるため、術後の経過とともに目立ちにくくなります。術直後は赤みや腫れが出ますが、適切なケアと時間の経過で自然に馴染んでいきます。

Q.目頭切開を受けたことはバレやすいですか?

A.目頭切開は目元の印象が変わる施術のため、人によっては変化に気づかれることがあります。ただし、自然なデザインで切開範囲を最小限に抑えれば、バレにくく仕上げることも可能です。術後の腫れや赤みが落ち着けば、メイクや眼鏡でカバーすることもできるため、周囲に気づかれずに過ごす方も多いです。

Q.目頭切開をするとどれくらい目が大きく見えるようになりますか?

A.個人差はありますが、目頭側の皮膚(蒙古ひだ)を取り除くことで目の横幅が広がり、目元がすっきりと大きく見える効果が期待できます。変化は数ミリ程度でも印象が大きく変わるのが特徴です。

監修医情報

医師
コムロ美容外科
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)
経歴
  • 平成8年 神戸大学医学部卒業
  • 平成8年~神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 平成9年~兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 平成12年~大手美容外科 入局
  • 平成13年~コムロ美容外科入職
  • 平成17年3月~コムロ美容外科大阪院院長就任
  • 平成18年4月~心斎橋コムロ美容外科クリニック院長就任
  • 令和2年3月~医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化
ドクターコメント
私の求める美容医療は、しっかりと効果を出す必要がある場合には外科手術を行える、従来の美容外科の適応で無かった症状の軽いケースは美容皮膚科、美容内科の分野で負担なく美容医療を続けて頂ける、という一人一人の患者様の悩みに可能な限り合わせられる医療です。常に新しい美容皮膚科の機器も取り入れつつも、美容外科技術とセンスを磨き、皆さまに喜んでいただける美容医療の提供を目指しています。
ドクター紹介