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目を大きくする方法|大阪の美容外科医が教える二重整形とデカ目の解剖学「もっと目を大きくしたい」

2025/12/19
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「目を大きくしたい」と感じたあなたへ|美容外科医が語る“本当に大切な視点”

「アイプチなしでもパッチリした目になりたい」
「今の目は眠そうで、目つきが悪いと言われるのが悩み……」

大阪の当クリニックでも、連日多くの患者様からこのようなご相談をいただきます。しかし、一言で「目を大きくする」と言っても、その方法は一つではありません。また、医学的に見て「二重にする=目が大きくなる」とは限らないという事実は、意外と知られていません。

医学的に美しい「大きな目」とは、単に二重のラインがあることではなく、「黒目の露出率(開き具合)」、「目の縦横の比率」、「顔全体とのバランス」が整っている状態を指します。

本記事では、現役の美容外科医が、ネット上の「自力でデカ目」情報の真偽から、最新の美容医療による解剖学的なアプローチ、そして後悔しないクリニック選びまでを網羅的に解説します。「二重整形 大阪」「目を大きくしたい」と検索し、本当に信頼できる技術を探している貴方にこそ知ってほしい、美容外科医視点の真実をお伝えします。

1. なぜ、あなたの目は小さく見えるのか?(原因の医学的解説)

日本人の多くが悩む「目が小さい・重たい・腫れぼったい」という現象。これには、東洋人特有の骨格や筋肉の付き方が大きく関係しています。まずは敵を知るように、ご自身の目が小さく見える「解剖学的な原因」を探っていきましょう。

① 蒙古襞(もうこひだ)による「横幅の制限」

鏡を見て、目頭(目の内側)を確認してみてください。ピンク色の肉(涙丘)は見えていますか?

日本人の約70〜80%には、この目頭部分を覆う「蒙古襞」という皮膚の突っ張りがあります。

  • 目の横幅が狭くなる:皮膚が覆いかぶさっている分、物理的に目が小さく見えます。
  • 離れ目に見える:目の開始位置が外側になるため、目と目の間が広く見えてしまいます。
  • つり目に見える:蒙古襞の張力が強いと、目の内側が下に引っ張られ、相対的に目尻が上がって見えます。

② 眼瞼下垂(がんけんかすい)気味の「開く力の弱さ」

「眠そう」「目つきが悪い」と言われる方は、まぶたの形ではなく「機能」に問題がある可能性があります。

まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱い、あるいは筋肉とまぶたをつなぐ腱膜が伸びてしまっている状態です。

黒目の上部がまぶたで隠れてしまうため、目自体が小さく見えます。また、無意識におでこの筋肉を使って目を開けようとするため、額にシワができやすくなるのも特徴です。

③ ぶ厚い眼窩脂肪(がんかしぼう)とROOF

まぶたの「厚み」も目を小さく見せる大きな要因です。

  • 眼窩脂肪:眼球を守るクッションのような柔らかい脂肪。これが多いと、まぶたが膨らんで見えます。
  • ROOF(隔膜前脂肪):眉毛の下付近にある、やや硬めの皮下脂肪。これが厚いと、目元全体が重たく、二重のラインが定着しにくくなります。

脂肪が厚い状態で無理やりアイプチや埋没法を行っても、まるでハムのような(ハム目)不自然な二重になったり、すぐに糸が取れてしまったりする原因になります。

2. セルフケア・メイクの「効果」と「限界」を医師が断言

YouTubeやSNSでは「マッサージで二重になった!」「自力で蒙古襞をなくすトレーニング」といった情報が溢れています。手術への恐怖心から、まずはこれらを試す方も多いでしょう。しかし、医師の視点から事実をお伝えしなければなりません。

マッサージ・トレーニングの真実

【できること:むくみの解消】

マッサージでリンパの流れを良くし、余分な水分(むくみ)を排出することは可能です。これにより、一時的にまぶたがスッキリし、目が開きやすくなったように感じることはあります。特に朝の腫れぼったさには有効です。

【できないこと:構造的変化】

残念ながら、以下の変化はマッサージでは医学的にあり得ません。

  • 脂肪の消滅:部分痩せが難しいように、まぶたの脂肪だけがマッサージで燃焼することはありません。
  • 蒙古襞の消失:皮膚の構造そのものですので、引っ張っても無くなりません。
  • 二重の定着:まぶたの中に癒着(二重の構造)がない限り、癖づけだけで永久的な二重にはなりません。

【警告:過度なケアのリスク】

  • 色素沈着:こすることで皮膚が茶色くくすみ、茶クマの原因になります。
  • 皮膚のたるみ:繊細なまぶたの皮膚が伸びてしまい、将来的にシワやたるみを引き起こします。
  • 眼瞼下垂の悪化:まぶたを強くこすることで、筋肉(挙筋腱膜)が外れてしまい、目が開きにくくなるリスクがあります。

メイクによる錯覚効果(即効性はNo.1)

手術をせずに「今すぐ」変化を出すなら、メイクの錯覚利用が最も有効かつ安全です。

  • 縦幅強調:黒目の真上のアイラインを太くする、涙袋メイクで目の下端を擬似的に下げる。
  • 横幅強調:目尻のラインを実際の目よりも3〜5mmほど長く引く(地雷ラインなど)。

これらは「目のフレーム」を大きく見せる手法としては優秀です。しかし、スッピンになった時のギャップや、毎朝のメイク時間の負担という課題は残ります。

3. 【医師が解説】大阪で「目を大きく」するなら?二重整形+αの3つのアプローチ

美容外科医療において、目を大きくする手術はパズルを組み合わせるようなものです。
感覚に頼るのではなく、「縦・横・斜め」のベクトルで目を拡大するプランニングが重要です。大阪の当院で行っている代表的な術式を、そのメカニズムとともに解説します。

①「縦幅」を広げるアプローチ(パッチリさせる)

黒目の露出面積を増やし、上方向への目ヂカラをアップさせる基本のアプローチです。

二重整形(埋没法)

医療用の極細糸でまぶたの内側を数箇所留め、人工的に皮膚の折り重なり(二重ライン)を作る方法です。

メリット:切らないためダウンタイムが短く(3日〜1週間程度)、やり直しもしやすい。
適応:まぶたの皮膚が薄く、たるみが少ない方。
大阪でのトレンド:近年は、より取れにくく腫れにくい「裏留め」や「クロス法」など、高度な結び方を提供するクリニックが増えています。

二重整形(全切開法)

ご希望の二重ラインに沿って皮膚を切開し、余分な脂肪(眼窩脂肪やROOF)を取り除いた上で、強固な二重構造を作る手術です。

メリット:半永久的な二重が手に入る。厚ぼったいまぶたを薄くできる。
適応:まぶたが厚い方、埋没法がすぐに取れてしまう方、幅広の二重を希望する方。

眼瞼下垂手術(挙筋前転法など)

「眠そうな目」を根本解決する手術です。まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)や腱膜を短縮して縫い縮め、開く力をパワーアップさせます。

効果:軽く目を開けるだけで黒目がハッキリ露出します。
副次的効果:おでこの力を使わずに目が開くようになるため、長年の悩みだった「額のシワ」や「頭痛・肩こり」が改善する方も多くいらっしゃいます。

※美容目的の場合、切開法二重と同時に行うことが一般的です。

眉下切開(眉下リフト)

加齢や生まれつきの皮膚の厚みで、二重ラインやまつ毛の生え際が皮膚で隠れてしまっている場合に行います。眉毛のすぐ下のラインで余分な皮膚を切除し、引き上げます。

特徴:目の上の自然な厚みを残したまま引き上げるため、「整形しました感」を出さずに、昔のようなスッキリした目元に戻したい方に最適です。

②「横幅」を広げるアプローチ(バランスを整える)

目の横幅は、顔の横幅の「5分の1」が黄金比とされています。ここを調整することで、顔の余白を埋めます。

目頭切開

日本人特有の「蒙古襞」を取り除き、隠れていた内側の白目や涙丘を露出させます。

術式:Z形成、W形成などがあり、希望する形(丸くするか、尖らせるか)によって使い分けます。
効果:目が大きくなるだけでなく、目と目の距離が縮まり、鼻筋が通ったような大人っぽい・ハーフ顔のような印象になります。

目尻切開:横幅を広げ、小顔効果を狙う

目尻側の皮膚と粘膜を切開し、目の横幅を外側に広げる手術です。数ミリの変化ですが、白目の範囲が外側に広がることで、こめかみの余白が減り、小顔効果が期待できます。また、つり目の緩和にも効果的です。

しかし、目尻切開は術式選びを間違えると、数ヶ月で元に戻ってしまう(再癒着する)リスクが高い手術でもあります。当院では、患者様の目の形や希望に合わせて、主に以下の2つの術式を使い分けています。

① V-Y法(一般的な術式)

目尻をY字に切開し、V字に縫合することで皮膚を横方向に延長させる方法です。

特徴:皮膚を切り取らず、移動させるだけのシンプルな術式です。
メリット:腫れやダウンタイムが比較的少なく、傷跡も目立ちにくい傾向にあります。ナチュラルな変化を好む方に適しています。
デメリット:皮膚を切除しないため、上下の皮膚が再びくっつこうとする力が働きやすく、「後戻り」のリスクが高いのが難点です。「手術したのに半年後には元通りになった」というケースの多くが、単純な切開やこのV-Y法によるものです。

② W法(当院推奨・後戻り防止術式)

目尻の皮膚を「W型」に切開し、余分な皮膚の一部を小さく切り取った上で、上下の皮膚をしっかり折り込んで縫合する方法です。

特徴:単に横に引っ張るだけでなく、皮膚の「かぶり」自体を取り除き、再癒着を防ぐ処理を行います。
メリット:V-Y法に比べて圧倒的に後戻りしにくく、変化を長期的に維持できます。また、まつ毛の生え際(グレーライン)の形状を自然なカーブに整えやすいため、メイク映えする綺麗な目尻を作ることが可能です。傷付近のまつ毛が外反するため、逆さまつ毛の開瞼や目の開きを良くする効果があります。
デメリット:非常に繊細な技術が必要で、手術時間がV-Y法より少しかかります。抜糸直後は傷跡の赤みが気になることがありますが、数ヶ月で白く目立たなくなります。

【比較表】V-Y法 vs W法

特徴 V-Y法 W法(推奨)
変化の大きさ 小〜中(ナチュラル) 中〜大(しっかり)
後戻りリスク 高い(戻りやすい) 低い(半永久的)
ダウンタイム 短め(1週間程度) 通常(1〜2週間)
傷跡 直線的で目立ちにくい ギザギザだが馴染む
向いている人 ほんの少し広げたい方 確実な変化・持続性を求める方

③「角度・面積」を変えるアプローチ(優しさをプラス)

グラマラスライン形成(タレ目形成・下眼瞼下制)

下まぶたのカーブを少し下げることで、白目の露出面積を広げる手術です。

方法:結膜(まぶたの裏側)から糸で筋肉を引き下げる方法や、皮膚を切開する方法があります。
効果:つり目を解消し、愛らしく優しい、大きな目元を作ります。近年、大阪の若い女性の間で非常に人気のある施術の一つです。

4. 徹底比較:あなたに必要な手術はどれ?

各手術の特徴を表にまとめました。ご自身の悩みと照らし合わせてみてください。

アプローチ 施術名 こんな方におすすめ 期待できる変化 ダウンタイム目安
縦幅UP 埋没法 ・アイプチを卒業したい
・休みが取れない
・手軽に二重になりたい
・メイクが楽になる
・目の開きが良く見える
3日〜1週間
全切開法 ・まぶたが厚い・脂肪が多い
・一生モノの二重が欲しい
・腫れぼったさ解消
・クッキリしたライン
2週間〜1ヶ月
眼瞼下垂手術 ・眠そうな目
・おでこのシワが気になる
・黒目を大きく見せる
・目ヂカラUP、視界改善
2週間〜1ヶ月
横幅UP 目頭切開 ・離れ目が気になる
・蒙古襞が強い
・目が横に長くなる
・大人っぽい印象
1〜2週間
目尻切開 ・つり目気味
・顔の余白を減らしたい
・スリットの長い目
・小顔効果
1〜2週間
面積UP グラマラスライン ・きつい印象を変えたい
・優しい目元にしたい
・タレ目効果
・白目の範囲拡大
1〜2週間

※ダウンタイムには個人差があります。大きな腫れが引くまでの目安であり、完全に馴染む(完成)までは3〜6ヶ月かかる場合もあります。

クリニック選びで失敗しないための重要ポイント

① 1mm単位の「デザイン力」と「シミュレーション」

目を大きくする手術は、単に「大きく切ればいい」というものではありません。

やりすぎると「粘膜が見えすぎる」「目が閉じない(兎眼)」「ドライアイになる」といった機能障害や、誰が見ても整形とわかる不自然な顔になるリスクがあります。

特に目を大きく見せるために重要視すべきは、カウンセリング時のシミュレーションです。

専用のブジー(器具)を使い、鏡を見ながら「この幅だとどう見えるか」「平行型と末広型、どちらが似合うか」を、納得いくまで時間をかけてシミュレーションしてくれる医師を選びましょう。

② 「複合手術」の提案力

「埋没法だけ」で解決しようとすると、無理な幅広二重になり、かえって眠そうな目(ハム目)になることがあります。

本当に美しいデカ目を叶えるには、

  • 「埋没法 + 目頭切開」(蒙古襞を逃して綺麗なラインを作る)
  • 「全切開 + 脂肪取り」(厚みを減らして食い込みを作る)
  • 「眼瞼下垂 + グラマラスライン」(縦にも下にも広げる)

このように、複数の施術を組み合わせる(複合手術)ことで、自然かつ劇的な変化を生み出すことができます。一つの術式に固執せず、トータルバランスを見て提案できるクリニックが理想です。

③ アフターケアと修正対応

万が一、仕上がりに満足できなかった場合や、糸が取れてしまった場合の保証制度は必ず確認しましょう。

特に大阪のような激戦区では、価格競争だけでなく「保証の手厚さ」で差別化を図っている良心的なクリニックが多く存在します。

安さだけで選ばず、術後の検診体制が整っているかを確認してください。

6. よくある質問(Q&A)

Q. 二重整形をすると、将来まぶたがたるみますか?
A. 手術そのものが原因でたるむことは稀です。むしろ、アイプチやアイテープを長年使用し、毎日皮膚を引っ張ったり剥がしたりする刺激の方が、皮膚の伸び(たるみ)を進行させる原因となります。早めに手術をして摩擦刺激をなくすことは、将来のたるみ予防にも繋がります。

Q. 「切らない眼瞼下垂」とは何ですか?
A. まぶたの裏側から糸を通し、筋肉(ミュラー筋など)を縫い縮める方法です(埋没法の一種のようなイメージです)。皮膚を切らないためダウンタイムは短いですが、重度の下垂には効果が弱い場合や、後戻りのリスクがあります。症状の程度によって向き不向きがありますので、診察で判断が必要です。

Q. 大阪のクリニックで手術を受けたいですが、通院は何回必要ですか?
A. 埋没法であれば、当日の施術のみで通院不要なケースが多いです。切開を伴う手術(全切開、目頭切開など)の場合は、約1週間後に「抜糸」のための通院が1回必要です。その後は1ヶ月後、3ヶ月後の経過観察を推奨していますが、遠方の方であればメールやLINEでの経過確認を行っているクリニックもあります。

まとめ:あなたに最適な「デカ目」プランは?

「目を大きくしたい」という願いに対して、セルフケアで改善できるのは「むくみ」までです。

もしあなたが「物理的に目の形を変えたい」「スッピンでも自信を持ちたい」「毎朝のアイプチ地獄から解放されたい」と願うなら、美容外科医療は非常に強力な選択肢となります。

まずはご自身の目が、

  • 皮膚がかぶっているから小さいのか?(一重・奥二重の問題)
  • 筋肉が弱いから開かないのか?(眼瞼下垂の問題)
  • 蒙古襞が強いから離れて見えるのか?(目頭の問題)

この「原因」を知るだけでも、解決への大きな一歩になります。

大阪のコムロ美容外科では、画一的な手術は行いません。あなたのお顔の骨格、皮膚の厚み、そして「なりたい雰囲気」に合わせた、無理のない自然な「デカ目」形成をご提案しています。

カウンセリングは無料ですので、まずはシミュレーションだけでもお気軽にお越しください。あなたの瞳が持つ本来の魅力を、一緒に引き出しましょう。

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この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
  • 2000年 大手美容外科 入職
  • 2001年 コムロ美容外科入職
  • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

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