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子供・赤ちゃんの逆さまつげ手術|再発と傷跡を防ぐ「ホッツ変法」とは?

2026/01/12
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1. 昔の常識「ホッツ法(原法)」とは?

逆さまつげの手術には、古くからある「ホッツ法」という基本の術式があります。これは、皮膚とまぶたの芯(瞼板)を糸でつなぎ、その引っ張り上げる力だけでまつ毛を外に向ける方法です。

どんな手術?

皮膚を縫う糸が、そのまま「まつ毛を持ち上げる役割」も兼ねています。多くの一般眼科等で古くから行われてきました。

デメリット(なぜ今は主流ではないのか)

後戻りしやすい:
抜糸をして糸の力がなくなると、固定する力が弱まり、成長とともに再び逆さまつげに戻ってしまうリスクがあります。

傷跡が目立つ:
皮膚を強く引っ張り上げて縫うため、糸の跡が食い込みやすく、「ムカデの足」のような傷跡が残りやすい欠点がありました。

2. 当院が採用する「ホッツ変法(へんぽう)」とは?

当院では、上記の問題を解決し、一生ものの仕上がりを目指すために、現在主流となっている改良型の手術法(ホッツ変法)を行っています。
最大の特徴は、「①原因の除去」と「②まつ毛が外向きになった状態の固定(外反させる処置)」を徹底して行う点です。

こだわり①:まつ毛を押し込む「厚み」を減らす(眼輪筋・皮下脂肪切除)

逆さまつげのお子様のまぶたは、筋肉や脂肪が厚く、それがまつ毛を内側に押し込む原因になっています。ただ縫い留めるだけでは、この厚みに負けて後戻りしてしまいます。

そのため当院では、まつ毛の根元にある過剰な筋肉(眼輪筋)や、その奥にある皮下脂肪を丁寧に切除し、物理的にまつ毛が内側に向かないよう、まぶたをスッキリさせます。

医師の視点(専門的な解説)

医学的には眼輪筋切除や皮下脂肪切除と呼ばれる工程です。このボリューム減量を適切に行うことが、再発防止の第一歩となります。

こだわり②:皮膚の下で作る「見えない土台」(中縫い法)

皮膚を縫う前に、皮膚の下で「まぶたの芯(瞼板)」と「皮下組織」を溶ける糸でしっかり連結させます。これを「中縫い(なかぬい)」と呼びます。

後戻りしない理由: 皮膚の表面ではなく、体の内側でガッチリと癒着(ゆちゃく)させるため、抜糸をした後も効果が永続します。

傷がきれいな理由: 「中縫い」がまつ毛を支えてくれるため、最後に皮膚を縫う時は優しく合わせるだけで済みます。無理な力がかからないため、傷跡はきれいな一本線になります。

3. 図解でわかる!従来法と当院の方法の違い

ホッツ変法切開部イラスト

ホッツ変法解剖イラスト

昔ながらの方法(ホッツ法) 当院の方法(ホッツ変法)
仕組み 「皮膚の糸」で引っ張り上げる 「中縫い」で土台を作り支える
脂肪・筋肉の処理 あまり行わない 原因となる厚みをしっかり切除
再発リスク 抜糸後に戻りやすい 極めて低い(内側で固定されるため)
傷跡 食い込み(糸の跡)が残りやすい 目立ちにくい(テンションがかからない)

4. 院長からのメッセージ

「逆さまつげの手術」と一口に言っても、見えない部分の処理(筋肉や脂肪をどれくらい取るか、どこに中縫いをかけるか)によって、術後の経過や再発率は大きく変わります。

当院では、ただ治すだけでなく、「大人になっても後戻りしない機能性」と「傷跡を目立たせない整容性」の両立を目指し、手間を惜しまず丁寧な「ホッツ変法」を行っています。

また、当院長は麻酔科標榜医の資格を持っており、お子様の手術における「痛み」や「全身麻酔への不安」に対しても万全の体制を整えています。手術法だけでなく、麻酔についてもお気軽にご相談ください

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この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
  • 2000年 大手美容外科 入職
  • 2001年 コムロ美容外科入職
  • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

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