大阪心斎橋の美容クリニック・美容皮膚科ならコムロ美容外科

美容コラム

  1. HOME
  2. 美容コラム
  3. 大阪|子供の逆さまつ毛(睫毛乱生) 日帰り全身麻酔の電気分解法

大阪|子供の逆さまつ毛(睫毛乱生) 日帰り全身麻酔の電気分解法

2026/01/07
更新のアイコン

子供の逆さまつ毛も痛くない!日帰り全身麻酔での睫毛電気分解(睫毛乱生治療)

~眠っている間に、痛くない・怖くない逆さまつ毛治療を~

「お子様の逆さまつ毛、抜いてもすぐに生えてきてかわいそう…」
「眼科で『手術しかない』と言われたけれど、お子様が怖がってできない」
「大学病院への紹介状をもらったが、入院が必要で仕事を休めない」

このようなお悩みをお持ちの親御様へ。

当院では、逆さまつ毛手術(ホッツ変法や埋没法)を行う際、手術だけでは処理しきれない細かな「睫毛乱生」に対し、日帰り全身麻酔を用いた、眠っている間に終わる睫毛電気分解を同時に行っております。

痛みと腫れを抑えるこだわり:極細「34G針」と「ダブル麻酔」

当院の睫毛電気分解では、単に眠っている間に終わらせるだけでなく、仕上がりのきれいさと術後の快適さを追求し、器具と手順に独自のこだわりを持っています。

1. 髪の毛より細い「34G(ゲージ)針」の使用

通常の採血などで使われる針よりもはるかに細い、「34G(直径約0.18mm)」という極細の医療用針を使用します。

一般的な脱毛用絶縁針の代用としてこの極細針を用いることで、毛穴への挿入が非常にスムーズになり、周囲の皮膚組織へのダメージを最小限に抑えることが可能です。ピンポイントで毛根だけを狙えるため、術後の炎症や傷跡のリスクが大幅に低減します。

【ここがポイント:一本二役の特殊技術】

極細の針を使用するため、毛穴にスムーズに挿入でき、皮膚へのダメージを最小限に抑えます。この針一本で「局所麻酔の注入」と「電気分解」の両方をシームレスに行うため、針を刺す回数も減らせます。

睫毛乱生 アップ

睫毛乱生 34G針刺入

電気メス本体

2. 全身麻酔でも、あえて「局所麻酔」を併用する理由

「全身麻酔で眠っているのに、さらにまぶたに麻酔注射をするの?」と疑問に思われるかもしれません。しかし、これには非常に重要な2つの医学的意味があります。

起きた時に「痛くない」状態を作っておくため(Pre-emptive Analgesia)

麻酔から覚めた瞬間、目がジンジン痛むとお子様にとって大きなトラウマになってしまいます。

だからこそ、眠っている間に痛み止め(局所麻酔)まで済ませておきます。そうすることで、目が覚めてもまぶたが痛くありません。手術の嫌な記憶を残さず、スムーズにお家に帰れるようにするための「痛みの先回りブロック」です。

出血と腫れを抑える(止血効果)

局所麻酔液に含まれる成分により血管を収縮させ、処置中の出血を極限まで抑えます。これにより、医師はクリアな視野で精密な処置が可能になり、患者様にとっては術後の「腫れ」や「内出血」を最小限にする効果があります。

もちろん、局所麻酔の注射は全身麻酔がかかって完全に眠ってから行いますので、注射の痛みを患者様が感じることは一切ありません。

そもそも「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」とは?

一般に「逆さまつ毛」と呼ばれますが、医学的には大きく分けて「まぶた自体が内側にめくれている状態(内反症)」と、「まつ毛の生え方だけがおかしい状態(乱生)」の2つがあります。

この治療の対象となる睫毛乱生は、まぶたの位置は正常なのに、一部のまつ毛だけが眼球に向かって勝手な方向に生えている状態を指します。

炎症や外傷、あるいは生まれつきの毛根の向きの異常によって起こります。これは、ホッツ変法や埋没法などの内反を改善する手術では、完全に治すことはできません。

「抜く」だけの処置が良くない理由

ご自宅で毛抜きを使って抜いている方も多いですが、単に抜くだけでは毛根が破壊されないため、数週間でまた生えてきます。しかも、抜く刺激で毛根が歪み、さらに太く短い、チクチクとした剛毛が生えてくるという悪循環に陥りやすくなります。

そのため、電気分解によって「毛を生やす工場(毛母細胞)」自体を処理することが推奨されます。

大人の方と、お子様への対応の違い

~「安全性」と「負担軽減」のための使い分け~

この治療(睫毛電気分解)は、患者様の年齢によって推奨される麻酔方法が異なります。

大人の患者様:局所麻酔(日帰り・短時間)

大人の場合、手術中に「動かないでじっとしている」ことが可能です。そのため、まぶたへの局所麻酔(注射)だけで安全に処置が行えます。所要時間は15分程度で、そのまま歩いてご帰宅いただけます。

お子様の患者様:全身麻酔(日帰り)

小さなお子様にとって、目の前に鋭利な針が近づく恐怖に耐え、局所麻酔の痛みを我慢してじっとしていることは不可能です。恐怖で急に顔を動かしてしまうと、針が眼球を傷つける重大な事故につながりかねません。

そのため、当院では「お子様の絶対的な安全」と「心のケア(トラウマ防止)」のために、原則として全身麻酔での治療を行っております。

当院の最大の強み:「日帰り全身麻酔」への対応

通常、お子様の全身麻酔手術となると、大学病院やこども病院へ紹介状を書き、数日間の検査入院が必要になるケースが一般的です。これは、お子様にとっても付き添う親御様にとっても、学校や仕事を休む必要があり、大きな負担となります。

当院では、大阪・関西エリアでも数少ない『小児の日帰り全身麻酔』に対応しています。

入院不要のワンデイトリートメント

覚醒の早いガス麻酔を使用し、リカバリー室(回復室)を完備しているため、朝ご来院いただき、処置後しばらくお休みいただいて、その日の1時間程度でご自宅へ帰ることができます。

クリニックの機動力で

「入院は大変だから…」と治療を諦めていた方や、「抜いてもまた生えてくる逆さまつ毛」に悩み続けているお子様に、日常生活への影響を最小限に抑えた治療をご提供できるのが、当院の大きな強みです。

安全に手術を受けていただくための「重要チェックリスト」

当院では、お子様の安全を最優先に考え、全身麻酔を実施しております。以下の項目に該当する場合、手術の延期となる場合がございます。必ず事前にご確認ください。

風邪症状がある場合(発熱・咳・鼻水)

【手術は延期となります】

手術当日に、熱がある場合はもちろん、「鼻水が出ている」「咳が出る」といった軽い風邪症状がある場合も、全身麻酔は行えません。

全身麻酔中は気道(空気の通り道)が敏感になるため、風邪の炎症があると「気管支痙攣(呼吸ができなくなる発作)」や「術後の肺炎」など、命に関わる呼吸器トラブルのリスクが跳ね上がるためです。

風邪をひいている場合、症状が完全に治まってから2週間以上あけての手術をご案内しております。

小児喘息(ぜんそく)の既往がある場合

【事前の申告が必要です】

喘息をお持ちのお子様は、麻酔の刺激で発作が起きるリスクがあります。

  • コントロール良好な場合: 普段の発作頻度が少なく、お薬で落ち着いている場合は当院で手術可能です。普段使用している吸入薬や内服薬を必ずご持参ください。
  • コントロール不良の場合: 直近で大きな発作があったり、日常的にゼーゼーしている場合は、入院設備のある総合病院での手術をお勧めする場合があります。

「悪性高熱症」の血縁者がいる場合

【当院では対応できない場合があります】

「悪性高熱症」とは、全身麻酔薬(特にガス麻酔)を使った際に、体温が急激に上昇し、筋肉が硬直する遺伝性の非常に稀で重篤な疾患です。

ご家族や血縁者の方で、「過去に手術の麻酔で高熱が出て中止になった」「麻酔で危険な状態になった」という方がいらっしゃる場合は、必ずお申し出ください。

安全のため、当院ではなく、集中治療室(ICU)の整った大学病院等をご紹介させていただきます。

施術の流れ(麻酔・呼吸管理について)

当院では、麻酔に精通した院長の管理のもと、安全性を最優先した全身麻酔を行います。

STEP 1:入室・モニター装着

手術室に入り、体内酸素モニターや呼気モニターなどのモニターを装着します。

STEP 2:全身麻酔の導入(入眠)

マスクからガス麻酔薬を吸っていただき、全身麻酔をかけていきます。数分で入眠します。

STEP 3:呼吸管理(ラリンゲルマスク または マスク換気)

完全に眠った後、呼吸の通り道を確保します。

当院では、大掛かりな気管挿管(のどにチューブを入れる方法)ではなく、喉の奥に柔らかいマスクを挿入する「ラリンゲルマスク」、またはお顔にマスクを当てる「マスク麻酔」を用います。これらは体への負担が非常に少なく、術後の喉の痛みも少ないのが特徴です。

※ご注意
現在は、上まぶたの埋没法、もしくは下まぶたのホッツ変法との同時施術のみとさせていただいています。多くの睫毛乱生のお子様は、実は軽度の内反症を併発していることが多いです。そのため、根本治療としてホッツ法などと組み合わせることで、より美しく、後戻りのない目元になります

STEP 4:局所麻酔・電気分解処置

使用する34G針は非常に細く、小児の睫毛の毛穴にもスムーズに刺入することが可能です。

電気分解する毛根の根元まで針を差し込み、まずは微量の局所麻酔を注入します。その後、針を抜くことなくそのまま電極として使用し、電気分解を行います。

これにより、痛みと腫れを最小限に抑え、目が覚めた後の不快感を取り除きます。

STEP 5:覚醒・リカバリー

処置終了後、麻酔薬を止めると速やかに目が覚めます。

目が覚めた時には処置は全て終わっており、局所麻酔の効果で痛みもほとんどありません。

【重要:術後のご気分について】

小児の全身麻酔(特にガス麻酔)の特性として、目が覚めた直後に「吐き気」や「嘔吐(もどしてしまうこと)」、「気分不良」が起こることがあります。

これは麻酔ガス特有の生体反応であり、一時的なものです。当院では、吐き気止めを使用するなど十分な対策を行いますが、ご気分の悪さが落ち着くまで、回復室でゆっくりとお休みいただき、医師が安全を確認してからご帰宅となります。

睫毛電気分解法(睫毛乱生治療)

当院では、確実な処理を行うために高周波電気メスと、極細の局所麻酔用34G針を使用しています。

電気分解法 当院のこだわり

施術内容 料金(税込) 備考
【併用】手術と同時の方(片側) 11,000円 ※ホッツ変法や埋没法と同時に行う場合の特別料金です。
※本数に関わらず一律料金
【併用】手術と同時の方(両側) 16,500円

※全身麻酔の料金は、ホッツ変法や小児埋没法の費用に含まれます。

※単独治療をご希望の方へ
現在、小児の睫毛乱生単独の治療をご希望の場合は、スタッフまで個別にご相談ください。

※手術が必要なケース
睫毛内反症(まぶた自体が内側を向いている状態)に対する治療は、上まぶたの場合「埋没法」、下まぶたの場合「ホッツ変法」を行っています。

[ ▼小児逆さまつ毛手術(ホッツ変法・埋没法)についてはこちら ]

よくある質問(Q&A)

Q. 一回で完全に生えてこなくなりますか?

A. 複数回の治療が必要になることがあります。
睫毛の電気針脱毛後、一般的に30~40%程度が再発すると言われています。まつ毛には「毛周期(成長サイクル)」があり、処置の時点で表面に出てきていない「休眠中の毛」や、産毛のような細かい毛は処理できません。個人差はありますが、完治までには数回の治療をご案内することがあります。

Q. 全身麻酔は怖くないですか?子供でも大丈夫でしょうか?

A. 小児麻酔に精通した体制で行いますのでご安心ください。
当院で行う全身麻酔は、長時間の手術で使うような深い麻酔ではなく、呼吸も自発呼吸(ご自身の呼吸)を残した比較的負担の軽い方法(ラリンゲルマスク等)を中心に行います。

お子様の場合、無理に押さえつけて局所麻酔を行う方が、精神的なトラウマや、急に動いて眼球を傷つけるリスクが高いため、全身麻酔の方が安全かつ確実であると考えています。

[ ▼小児全身麻酔についてのコラムはこちら ]

Q. 治療後、目の腫れはどのくらい続きますか?

A. 数日程度で落ち着きます。
34Gの極細針と局所麻酔の併用により、腫れは最小限に抑えられます。泣いた後のような腫れが2~3日続くことがありますが、強い痛みや生活に支障が出るようなダウンタイムはほとんどありません。洗顔やシャワーも当日から可能です。

Q. まぶた全体が逆さまつ毛なのですが、この方法で治りますか?

A. まぶたの形状に原因がある場合は、手術(切開法)が必要です。
数本~数十本の「睫毛乱生」ではなく、まぶたの皮膚が余って全体的にまつ毛を押し込んでいる「内反症(睫毛内反)」の場合は、電気分解では治りません。その場合は、皮膚を切開してまつ毛の向きを矯正する手術(ホッツ変法など)が適応となります。診察にて最適な治療法を診断させていただきます。

[ ▼小児逆さまつ毛について詳しくはこちら ]

院長からのメッセージ

「怖い思い」をさせないことも、大切な治療の一部です。

逆さまつ毛の治療において、お子様を押さえつけて局所麻酔を行うことは、技術的には可能です。しかし、鋭利な針が目に近づく恐怖や痛みは、お子様の心に深いトラウマを残してしまうことがあります。また、恐怖で急に動いてしまうと、眼球を傷つけるリスクもゼロではありません。

私たちが「日帰り全身麻酔」にこだわる理由は、単に処置をしやすくするためだけではありません。お子様の「心の安全」と「身体の安全」の両方を守るためです。

病院レベルの安全管理体制と、繊細な34G針による低侵襲な治療を、入院のいらない日帰りで提供すること。これが、美容外科医として長年技術を磨いてきた私の、お子様と親御様への回答です。「抜いてもまた生えてくる」その痛みと悩みから、一日でも早く解放してあげてください。

関連の施術

この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
  • 2000年 大手美容外科 入職
  • 2001年 コムロ美容外科入職
  • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

おすすめの記事