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美容コラム

肝斑の治療に評判の良い「レーザートーニング」と「内服治療」って?

あるアンケートでは、30~40歳代の女性の半数以上が「顔のシミ」に悩んでいる事が分かりました。そして、顔のシミに悩んでいる30~40歳代の女性の30%前後が「肝斑」である可能性もあります。
私たちは一色淡に「シミ」と言っていますが、実はシミにもさまざまな種類があります。その中でも、シミのエイジングケアにおいて最も大敵となるのが「肝斑(かんぱん)」です。
肝斑は他の種類のシミとは違い、女性ホルモンの乱れなどの内的な要因によって起こるシミの一種です。また、外部からの刺激によっても大きく、濃くなります。
ここでは、そんな肝斑の詳しい原因や治療法などをご紹介していきます。

左右対称にシミが出来たらそれは肝斑かも…

肝斑の気になる原因とは

肝斑の治療に評判の良い「レーザートーニング」と「内服治療」って?
まず肝斑は、目尻の下あたりの部分に左右対称にあるもの、頬骨に沿って左右対称にあるものなどが特徴として挙げられます。どちらも共通して言えるのが「左右対称」である事です。しかし、その他のシミでもまれに左右対称に起こる可能性もあります。薄い褐色で、輪郭がはっきりせず、広い範囲に広がっているシミなのかを確認してみてください。これらの特徴が該当していれば、肝斑である可能性は高いです。
そして、前述したように肝斑とは女性ホルモンが影響しています。女性にとって、女性ホルモンとは切っても切れない縁です。しかし、ストレスでもホルモンバランスの乱れが起こる事もあります。
シミが出来たことで、さらにストレスを感じてしまうと、症状をより悪化させてしまうという悪循環を起こす可能性がありますので、あまり無理をせずストレスを溜めない事も大切です。

こんな人は肝斑ができやすい!

①月経前や月経中の肌の調子が悪くなる
女性ホルモンが関係している事もあり、シミが出来やすいのは、やはり男性よりも女性です。しかしだからと言って女性全てが肝斑になる訳ではありません。もちろん全くならないという方だっているでしょう。というのも、女性ホルモンは人それぞれ違うからです。
しかし、「昔から毎回月経前や月経中は肌が荒れる」という方はいらっしゃいませんか?月経のホルモンバランスの乱れを肌で感じてしまう、そんな方は肝斑に要注意です。また、30歳代以降に出来やすい肝斑は、妊娠や出産などでさらに濃くなることもあります。ちなみに、低用量ピルを使用している方もホルモンバランスが変化するため、肝斑を起こしやすくなります。

②ストレスと睡眠不足
ストレスを多く感じる生活を送っていたり、睡眠不足の日が続けば当然ホルモンバランスも崩れます。こうなれば年齢は関係なく、こうした毎日を送っていると20代の女性でも肝斑が起こってしまう可能性も十分考えられます。不規則な生活やストレスを溜める生活を送っているのであれば、改善が必要です。

③過剰なスキンケア
肝斑の原因はすべてがホルモンバランスの乱れではありません。スキンケアのために過剰な洗顔や化粧水を行っていると、当然その分肌を強くこする回数も増えるという事です。
肌をこすりすぎるとメラニン色素が沈着する原因にもなりますし、肝斑の悪化の原因ともなります。過剰なスキンケアを行っている方は、なるべく肌に刺激を与えないようにしましょう。

肝斑の最新治療はレーザー?

妊娠が原因で一時的に肝斑になってしまう女性も居ますが、出産後数ヶ月経てばそこまで目立つほどではなくなりますので、過度に心配をしなくてもいいかもしれません。さらに、女性ホルモンがほとんどの原因である肝斑は、閉経すると自然に消えていく事も多いです。とは言っても、まだまだ30歳40歳、女性として輝いていたいですよね。

肝斑の治療には「肝斑になってしまった原因を取り除く」以外にも、さらに効果的なものがあります。それが「内服治療」と「レーザートーニング」です。
内服治療はもうすでに知っているという方も多いのではないでしょうか?肝斑にはトラネキサム酸の内服が効果的で、「トランシーノ」という飲み薬が最も選ばれています。
一般的なシミ治療で行っていたレーザー機器ではかえって肝斑の症状を悪化させてしまう可能性もあり、これまで肝斑治療は飲み薬でゆっくり改善させていくのが一般的でしたが、「レーザートーニング」という肝斑の最新治療法が登場し、今では非常に人気を集めだしています。

内服治療とレーザーを組み合わせることが重要

内服治療の服用法と効果が現れるまで

にっこりしている女性
肝斑の内服治療として一般的な「トラネキサム酸」は、色素沈着の抑制効果を持つ内服薬で、肝斑に対して圧倒的な効果を発揮します。また、症例によってはビタミンCなどの美白外用剤を合わせることもあります。
1日2回、1回2錠の服用を少なくとも1ヶ月は続けてください。トラネキサム酸の内服薬での治療開始から効果が期待できるのはおよそ4~5週間後ですが、人によっては2ヶ月ほどかかる場合もありますので、1ヶ月ほど経ってもまだ改善の効果が見られないという場合でも、諦めずに服用することをオススメします。

肝斑の最新治療!レーザートーニングの効果

そして、今肝斑治療に最も有効だと言われているのが「レーザートーニング」です。これまでレーザーでの治療が難しかった肝斑ですが、このレーザートーニングが登場してからは、肝斑の新しいレーザー治療法として注目されるようになりました。そして現在では肝斑のレーザー治療に使用出来るレーザー機器もさまざまありますが、「Qスイッチヤグレーザー」が効果的と言われています。しかし、出力の細かい設定や肌に当たる際のレーザーの形も重要です。
また、トライビームは発売以来販売実績に裏付けられた非常に良いレーザーです。肝斑の気になる部分に直接レーザーを当てることが出来るので、さらに効果的な改善が期待出来ます。また、レーザートーニングと内服薬の併用をすると、より肝斑治療に効果が期待できるでしょう。

美容医療の業界でレーザートーニング治療が普及し、肝斑の治療にもレーザーが有効であることが広く知られてきました。機器の性能も上がり、火傷のリスクも激減したため、多くの人がレーザー治療を受けたことがあると思います。心斎橋コムロ美容外科でも導入以来、多くの患者様にトライビームでの肝斑治療を実施しており、好評を頂いています。

まとめ

30歳や40歳は、まだまだ女性としても輝ける年代です。これまで改善が難しかった肝斑治療も、最新のレーザートーニングで簡単に行う事ができます。
レーザートーニングとの組み合わせ治療によれば、シミや肝斑が改善できるほか、お肌にハリを与える事もでき、若返り効果を実感することもできます。改善が難しいと諦めて悪化させてしまう前に、一度美容外科にて相談してみてはいかがでしょうか。