大阪・心斎橋で赤いほくろ除去|1ショット550円のVレーザー治療【医師監修】
はじめに

「ふと鏡を見たら、顔や体に赤いポツポツができている…」 「痛みはないけれど、鮮やかな赤色だから目立って気になる」
このようなお悩みはありませんか? それは一般的に,「赤い血豆」や、「赤いほくろ」と呼ばれるもので、その正体は毛細血管が球状に密集してできた血管腫とよばれるもので、年齢とともに増える傾向があります。当院では、最新の血管治療用レーザー「Vレーザー」を使用し、この赤いほくろを短時間できれいに除去する治療を行っています。
1. その赤い点、実は「老化現象」かもしれません
ふと鏡を見たとき、腕や胸元に「赤いホクロ」のようなポツッとした点を見つけたことはありませんか? 痛みも痒みもないけれど、いつの間にか増えている…。この正体は、医学的には「老人性血管腫(ろうじんせいけっかんしゅ)」と呼ばれる良性の皮膚腫瘍です。
「老人性」という名前がついているため驚かれる方も多いですが、これはあくまで「加齢に伴う変化」を意味する医学用語です。実際には20代〜30代の若い世代から発生し始め、年齢とともに少しずつ数が増えていくのが一般的です。別名「チェリーアンジオマ(赤イボ)」または、「ルビースポット」とも呼ばれます。
原因:
なぜ赤くなるの? 主な原因は、長年の「紫外線ダメージ」や「加齢」による皮膚の変化です。皮膚の真皮層にある毛細血管が異常に増殖・拡張し、それが皮膚表面でとぐろを巻くように集まってしまうことで、鮮やかな赤色に見えています。
特徴と見分け方
見た目: 1ミリ〜4ミリ程度の大きさで、鮮やかな赤色から、少し暗い紫がかった赤色をしています。
形状: 最初は平らな赤い点ですが、時間が経つにつれてわずかに盛り上がり、半球状(ドーム状)になることが多いです。
これはシミやシワと同じく、皮膚の生理的な老化現象の一つです。放置しても悪性化(ガン化)する心配はほとんどありませんが、自然に消えることもありません。「数が増えてきて気になる」「服に引っかかる」といった場合は、適切な治療ですっきりと除去することが可能です。
好発部位
顔、胸元、背中、腕など、全身の様々な場所にできます。
症状
痛みやかゆみは伴いません。衣服の着脱などで傷つくと出血し、痛みを感じることもあります。
経過
自然に消えることはありません。放置すると少しずつ大きくなったり、数が増えたりすることがあります。
病気ではないため放置しても健康上の問題はありませんが、お顔や首、腕など目立つ場所にあると老けた印象を与えてしまうため、美容目的で除去される方が多くいらっしゃいます。
2. Vレーザー(V-Laser)による治療法
当院では、赤いホクロ(ルビースポット)の治療に、赤みの治療に特化したVレーザーを導入しています。
なぜVレーザーで消えるのか?
Vレーザーは、血液の赤い色(ヘモグロビン)に非常によく吸収される特定の波長(532nmなど)を持っています。 レーザーを照射すると、赤いほくろの異常な血管だけに熱エネルギーが集中し、血管を瞬時に熱凝固・破壊します。正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えながら、ピンポイントで治療ができるのが特徴です。
治療のメリット
通常はメスを使わずに、赤み(血液)に反応するヤグレーザーを使用して治療しますので、傷跡が残りません。
メスを使わず、皮膚表面を削るわけでもないため、きれいな仕上がりが期待できます。
短時間で終了
小さな赤いほくろ(ルビースポット)であれば、数ショット照射するだけ。わずか数分で終了します。赤いホクロが大きい場合には、数週間間隔で数回照射が必要な場合があります。
3. 赤いほくろ治療の流れ
実際のVレーザーによる治療のながれをご紹介します。
STEP 1:カウンセリング・診察
医師が赤いほくろの状態を診察し、悪性の疑いがないかを確認します。
STEP 2:準備
照射部位のメイクや日焼け止めを落とします。
STEP 3:レーザー照射
赤いほくろを狙ってVレーザーを照射します。「パチン」と輪ゴムで弾かれたような程度で、麻酔がなくても我慢できる痛くない治療です。照射した瞬間、ほくろの色が濃い紫〜黒色(反応した色)に変化します。
STEP 4:アフターケア
炎症止めの軟膏を塗り、テープ等で保護して終了です。
4. Vレーザー以外の治療法との比較(液体窒素・CO2・切除)
赤いほくろを取る方法は、血管用レーザー(VレーザーやVビーム)以外にもいくつか存在します。それぞれの特徴と、当院がVレーザーをおすすめする理由を解説します。
1. 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
水分に反応するレーザーで、ほくろの組織を物理的に「削り取る」方法です。
向いているケース: 盛り上がりが非常に大きいもの、巨大なもの。
デメリット: 皮膚を削るため、治療後は擦り傷のような状態(生傷)になります。上皮化(皮膚が張る)までに1〜2週間かかり、その間は少し凹んだ状態になります。また、赤みが長引くことがあります。
Vレーザーとの違い: Vレーザーは皮膚を削らず、中身の血管だけを壊すため、傷跡(凹み)が残りにくいという点で優れています。
2. 凍結療法(液体窒素)
マイナス196℃の液体窒素を綿棒などで押し当て、組織を凍結壊死させる方法です。一般皮膚科(保険診療)でよく行われます。
向いているケース: とにかく費用を安く抑えたい場合。
デメリット: レーザーのように深さや範囲の細かい調整が難しいため、周りの皮膚までダメージを受けやすく、色素沈着(シミ)が残りやすい傾向があります。
Vレーザーとの違い: 美容的な仕上がりの綺麗さを求めるなら、レーザー治療の方が圧倒的に有利です。
3. 外科的切除(メスによる手術)
向いているケース: 非常に大きく、悪性腫瘍との区別が必要で病理検査に出す場合。
デメリット: 線状の縫合跡(傷跡)が必ず残ります。数ミリ程度の赤いほくろで行うことは稀です。
4. 料金について
当院の赤いほくろ除去は、美容目的の治療となるためすべて自由診療です。
Vレーザー照射料:1ショット(直径4㎜) 550円(税込)
※診察料や処置料が別途かかる場合がございます。 ※赤いほくろの大きさや個数によって必要なショット数は異なります。総額の目安は診察時にお伝えします。
5. よくある質問(Q&A)
Q1. 1回の治療で消えますか?
A. はい、小さな「赤いほくろ」であれば、多くの場合1回の治療で取り切れることがほとんどです。 大きさが数ミリ以上あるものや、盛り上がりが強いものは、稀に2回程度の治療が必要になる場合があります。
Q2. 痛みはありますか?
A. 「パチン」と輪ゴムで弾かれるような一瞬の痛みがあります。 範囲が狭いため、麻酔なしで受けられる方がほとんどですが、痛みに非常に弱い方はご相談ください。
Q3. 治療後の経過(ダウンタイム)は?
A. 照射直後、ほくろの部分は黒っぽい色(カサブタ)や、濃い紫色に変色します。これは血管が破壊されたサインです。 その後、1〜2週間程度でカサブタが自然にポロリと剥がれ落ち、その下から新しい皮膚が現れて赤みが消失します。 ※無理にカサブタを剥がさないようにしてください。
Q4. テープは必要ですか?
A. きれいに治すために、カサブタが取れるまでの期間(約1〜2週間)は、軟膏を塗って小さなテープで保護することをお勧めしています。メイクはテープの上からであれば当日から可能です。
赤いほくろは予防できる?日頃のケア方法
赤いほくろ(ルビースポット)は、遺伝的要因や加齢による影響が大きいため、残念ながら100%防ぐことは難しいのが現状です。しかし、日常生活で以下の点に気をつけることで、発生を遅らせたり、増えるのを抑えたりする効果が期待できます。
徹底した紫外線対策(UVケア)
紫外線は皮膚の老化を早め、毛細血管にもダメージを与えます。顔だけでなく、首や腕、デコルテなど、露出する部分は季節を問わず日焼け止めを塗りましょう。
摩擦(刺激)を避ける
皮膚への物理的な刺激も血管の増殖を促す要因となります。
- 体を洗う際にナイロンタオルでゴシゴシ擦らない
- 衣服の締め付けや擦れに注意する
- 首元のアクセサリーによる摩擦に気をつける
これらを意識し、肌を優しく扱うことが大切です。
バランスの良い食事と睡眠
皮膚のターンオーバーを正常に保つために、ビタミン類(特にCやE)を摂取し、質の良い睡眠をとることも、間接的ですが予防につながります。
赤いホクロ除去のよくある質問
Q. 保険は適用されますか?
A. 当院のVレーザー治療は、きれいに治すことを目的とした美容治療のため「自由診療(保険適用外)」となります。一般的な皮膚科で行われる液体窒素(保険適用)は安価ですが、色素沈着や跡が残りやすいため、仕上がりを重視される方にはVレーザーをおすすめしています。
まとめ
年齢とともに気になりだす赤いほくろ、赤い血豆は、Vレーザーを使えば、メスを使わず手軽に除去することが可能です。 「ずっと気になっていた赤い点」がなくなるだけで、肌の印象はぐっと明るくなります。 まずは一度、お気軽にカウンセリングへお越しください。

