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上まぶたの脂肪取り(上眼瞼の眼窩脂肪切除)

上まぶたの脂肪取り(上眼瞼の眼窩脂肪切除)

上まぶたの脂肪取りとは

上まぶたの肪取りとは、上まぶたの腫れぼったさの原因の一つである眼窩脂肪を一部取り除くことで、上まぶたの腫れぼったさを改善する方法です。
二重手術は行わず、二重ライン上に2~3㎜程度の傷を1か所作成し、過剰な眼窩脂肪を取り除きます。
上まぶたの脂肪取りは、埋没法や切開法と同時に行うことも可能ですが、腫れぼったさのみを改善したい、という方にお勧めの手術です。

上まぶたの腫れぼったさの原因とは?

上まぶたが腫れぼったく見える原因は、眼窩脂肪の量だけではありません。たるみや、皮下脂肪、骨格などそれらの特徴について説明します。

1. 眼窩脂肪が多い方

上眼瞼脂肪取りの適応になるタイプです。眼窩脂肪とは、眼球と頭蓋骨の隙間を埋める脂肪であり、眼球を保護するクッションの役割を果たしていますが、遺伝や、体質、加齢によって人によって量の違いがあり、多すぎると下眼瞼ではクマの原因に、上眼瞼では眼瞼下垂や、腫れぼったさの原因になります。

2. 頭蓋骨の眼窩の骨の出っ張り

奥目で目と眉毛の距離が狭く、目尻側の眉下の骨の出っ張りが、腫れぼったさの原因おとなります。経験上、このような骨格の場合、眼窩脂肪はあまりないことが多いです。

3. 加齢による上眼瞼のたるみ

50代以降の方によく見られ、上眼瞼たるみが増えることで腫れぼったい感じに見えるのが特徴です。このタイプの方は二重も狭くなってきていることが多いのが特徴です。

4. ROOF脂肪が厚い

ROOF脂肪は、眼窩脂肪よりも表層側にある皮下脂肪を指します。ROOF脂肪が多い方は眼窩脂肪も多いため切除できますが、腫れぼったさの主な原因であるROOF脂肪を減らさないと、腫れぼったさの改善は難しいです。ROOF脂肪を切除可能な手術法は、全切開法、眉下切開などがあります。

上眼瞼脂肪取りはこんな方に向いています

  • 毎朝、上眼瞼がむくんで腫れぼったくなる
  • 前日に泣いたり、水分をたくさんとると上眼瞼が腫れる
  • 二重を作らずに、腫れぼったさだけを改善したい

上まぶたの脂肪取り コムロ美容外科の特徴

上まぶた脂肪取りはいかに小さな針孔からしっかり脂肪をとって、効果を実感していただくかが重要です。当院では、脂肪取りの傷は2~3㎜程度と最小限で済み、基本的には抜糸や検診は必要ありません。しっかりと眼窩脂肪を切除すれば、そのあとは腫れぼったい目に戻ることはほとんどありません。

上眼瞼の脂肪が多いと、腫れたり瞼が重たく感じるわけとは?

日中活動中は、身体の水分(リンパ)は、重力の関係で下半身にたまります。そして夜寝ている間に、下半身から上半身にリンパ液が移動し脂肪周囲にたまり、朝起きたての上眼瞼が腫れているのです。眼窩脂肪の粒子が大きく、隙間にリンパ液が溜まるため、眼窩脂肪が多いと瞼が腫れやすく、眼瞼下垂の症状が出ることもあります。
これらの症状は、眼窩脂肪が平均的な量まで減らすことで、まぶたの腫れぼったさの改善だけではなく、目の開きが良くなるなど、さまざまなメリットがあります。

上まぶた脂肪取りと関連のある手術

上まぶたの脂肪取りの手術の流れ

カウンセリング
上眼瞼の腫れぼったさの原因には様々あり、眼窩脂肪を切除できない、他の手術の方が良い結果が出る場合があります。患者様のご要望をお聞きして最適な手術を提案します。
麻酔
局所麻酔で手術を行います。*吸入麻酔、笑気麻酔などが可能です。
手術
ご自身の二重ラインもしくは、脂肪を切除するのに最適な場所に3㎜程度の傷を作成します。小さな傷から、眼窩脂肪を引き出して、余分な脂肪のみ切除します。傷は通常縫合する必要はありませんが、傷の長さが長くなった場合には、傷を縫合する場合があります。
5日前後で抜糸は可能です。
アフターケア
手術当日は、腫れや内出血が強くなる原因のアルコールやサウナは避けてください。
シャワーは可能です。 抗生剤の内服、傷の消毒は3日程度続けてください。

上まぶたの脂肪取りの手術費用

項目 費用(税込み)
上まぶたの脂肪取り(両目) 110,000円

*局所麻酔代 お薬代を含んでいます

上眼瞼脂肪取りの概要

手術時間 約30分
二重のライン上に、3㎜程度の傷を1か所ずつ作成します。
抜糸 基本的にありません。傷を縫合した際は5日後に抜糸です。
シャワー 翌日より可能です。
洗 顔・メイク 上眼瞼のメイクは、2~3日お控えください。
痛み 痛み止めで収まる程度です。
ダウンタイム 通常3~7日は腫れぼったい状態になりますが、徐々に落ち着いてきます。
検診 検診はありません。心配なことがありましたらお問合せください。

 

上眼瞼脂肪取り 施術のリスク、副作用

腫れ、内出血、皮下血腫、ツッパリ感 左右差、上眼瞼の陥凹

上まぶたの脂肪取りについてよくある質問

Q.上まぶたの脂肪取りをしてリバウンドはしますか?

A.眼球周囲の眼窩脂肪は、特殊な性質があり、体重の増減ではほとんど量は変わりません。リバウンドしにくい脂肪です。

Q.上まぶたの脂肪取りの後で、二重手術は可能ですか?

A.もちろん、二重手術はしていただいて構いません。上まぶたの脂肪取りを最初に行えば、むくみにくい体質になり、二重手術の腫れも引きやすくなります。

Q.過去に上眼瞼の脂肪取りを行いましたが、まだ腫れぼったさが気になる。2回目の脂肪切除はできますか?

A.答えは難しいです。眼球周りの脂肪は、リバウンドすることはまれです。過去に埋没法+脂肪取りを行った方が、切開法を行う際、眼窩脂肪を追加できた例はありません。
脱脂をしてもまだ腫れぼったい場合は、たるみ切除やROOF脂肪切除の必要があると思います。

ポイント:上眼瞼の脂肪取りの2回目は難しい。ROOF脂肪やたるみ取り治療ならできるかも

Q.上眼瞼の脂肪取りで、将来上眼瞼が陥凹するからやめた方がいいと言われました。本当ですか?

A.答えは、脂肪取りの部位や、量を間違えると陥凹するかもしれません。眼球を取り巻く眼窩脂肪は、眼窩隔膜という薄い膜につつまれ、目頭側、中央、目尻側と3か所に分かれていて、下眼瞼とつながっています。そのうち、目頭側、中央は下眼瞼へ落ち込んでいくため、とらないほうがいいでしょう。 

上眼瞼脂肪取りは、腫れぼったさの原因である目尻側の眼窩脂肪のみを切除します。そのため、上眼瞼の陥凹の可能性は非常に低いと言えます。

ポイント:目尻側の脂肪取りだけなら上眼瞼陥凹のリスクは非常に低いです。