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ハム目 逆さまつ毛の改善

ハム目と逆さまつ毛の改善

ハム目 逆さまつ毛とは?

大人のさかさまつ毛とは、まつ毛の上にまぶたが覆いかぶさっていて、目の開きが悪く見える状態を指します。逆さまつ毛はひどいと、まつ毛が角膜を傷つけてしまうこともあります。
それに対してハム目とは、二重ラインからまつ毛側の瞼が膨らみ、二重ラインが食い込んでいるためにハムのように見えることからをハム目と呼ばれています。ハム目の多くは、逆さまつ毛も合併しています。

ハム目になりやすい瞼の特徴は?

  • アイプチかぶれや、加齢のたるみで、まつ毛周囲の皮膚が薄く、小じわがある
  • 希望の二重幅が広い、もしくは平行型
  • まぶたが腫れぼったく、埋没法では癖がつきにくい方

埋没法、切開法でも二重が緩んでくると、食い込みが浅くなり、相対的にハム目になります。

二重幅をある一定以上広くしたり、平行型の場合、二重ライン下のたるみが増え、手術後にハム目になりやすくなります。

まつ毛生え際近くのまぶたの厚みがあると、まつ毛が上を向きにくく、むくみ易いため、ハム目になりやすくなります。

症例写真

  • Before

  • After

  • 概要

    30代女性の全切開法(挙筋前転)+目頭切開症例になります。同時に逆さまつ毛の改善も行っています。

手術費用

手術時間 90分程度、日帰りでの手術です
手術費用 330,000円 全切開法手術と同時の場合は無料オプション、他院修正の場合はご相談ください。
備考 局所麻酔 お痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。

<施術のリスク・副作用>
左右の二重幅のバランスが希望と異なる。食い込み。ラインの乱れ。等が生じる。腫れ。内出血。まつ毛の外反。瞼が閉じ辛い。瞼の開きが悪い。切開箇所にミリウムが出来る。ラインの色素沈着なども生じる場合があります。

ハム目と逆さまつ毛の問題点

逆さまつ毛、ハム目だと何が問題?

  • まつ毛の生え際が内側を向いたり、見えなかったりして眠たそうな印象がある
  • ハム目は二重のラインが食い込んで見える
  • ハム目が二重ラインに引っ掛かるため目を開けずらくなり眼瞼下垂のようにみえる
  • 二重は理想よりも幅広く見える

ハム目は二重手術後に起こります。ぱっちりとした目の印象にするために手術したはずが眠そうな印象になってしまったら嫌ですよね。

手術によってハム目になるのはどうして?

二重手術をおこなうと、二重ラインからマツゲ側のリンパの流れが悪くなり、まつ毛と二重ラインの間に溜まりハムのように膨れてしまいます。手の指を輪ゴムで縛った状況を想像するとわかりやすいです。

ハム目になりにくいのは、

1、末広型もしくは、二重幅が狭い場合
2、二重ラインからまつ毛の範囲の、たるみが少ない場合

デザインの段階で涙道ブジーを使って二重のシュミレーションをすることで、ハム目になりやすいかどうかを予想できます。

改善方法

ハム目や逆さまつ毛を治すにはどうしたらいいの?

逆さまつ毛や、二重手術後に起きるハム目は、まつ毛側のまぶたのふくらみと、皮膚のかぶさりが特徴で、眼瞼下垂のように目の開きが悪く、また希望よりも二重が広く見えます。
治療としては、まつ毛側のたるみと、余計な皮下組織を切除する重瞼ライン下余剰皮膚切除がお勧めです。
重瞼ライン下余剰皮膚切除とは、二重ライン下のたるみと余計な皮下組織を切除することで、ハム目、逆さまつ毛をぱっちりとした目に作り替える手術です。
逆さまつ毛もしくは、ハム目になっていて、現在の二重幅を狭くしたい場合、現在の二重ラインで重瞼ライン下の余剰皮膚と、ハム目の場合はさらに皮下組織を切除することで二重を狭くすることが可能です。また、まつ毛の生え際が見えることで、目の開きが良くなります。

同時に行うことの多い手術

挙筋腱膜前転術

逆さまつ毛やハム目症状がある方のほとんどが、眼瞼下垂も併発しています。全切開法で行いますので、眼瞼下垂の治療も一緒に行えます。
手術を組み合わせることで開瞼幅がさらに広がり、よりパッチリとした目の印象にすることができます。

ハム目、逆さまつ毛改善手術の流れ

1. カウンセリング
まずカウンセリングにて、患者様の希望をお聞きして最適な手術方法をご提案します。
2.デザイン
希望の二重幅でデザインします。さかさまつ毛、ハム目で二重を狭くしたい場合には、現状の二重ラインでデザインします。切除できる皮膚の幅は、術中に決定します。
3.麻酔
消毒のあと、瞼の表裏に局所麻酔を行います。手術中の痛みはほとんどありませんが、感覚は残ります。
4.手術
マーキングに沿って切開を行い、まつ毛方向に皮下を剥離します。ハム目の場合には、ふくらみの原因になっている皮下組織を切除し、たるみも併せて切除します。再発しないように吸収糸で中縫いをおこないます。
必要に応じて、脂肪とり、たるみ切除、眼瞼下垂の修正を行います。
5.術後 抜糸 検診
7日目以降に抜糸します。術後のむくみで、一時的にハム目になることがあります。腫れが強めの場合や、腫れの左右差が目立つ場合には、ケナコルト注射にて修正を行います。