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眼瞼下垂手術

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眼瞼下垂手術

2024年12月から手術費用を改定しました。

「まぶたが重い、目が開けにくい…」そのお悩み、諦めていませんか?

「最近、なんだか眠たそうに見えると言われる」

「夕方になると、まぶたが下がって視界が狭く感じる」 

「気づけば、おでこに力を入れて目を開けるのが癖になっている」


 もし、一つでも心当たりがあれば、それは単なる疲れや年齢のせいではないかもしれません。その症状の裏には、まぶたを開ける筋肉の力が弱まる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」が隠れている可能性があります。

眼瞼下垂は、ご自身の意思とは関係なく、まぶたが上がりにくくなる状態です。視界が狭く暗く感じられるだけでなく、周りから見たあなたの印象も左右してしまうことがあります。

「もう治らないのかな…」と諦める必要はありません。

 このお悩みは、塗り薬やマッサージでは根本的な解決が難しいですが、外科手術によって改善が見込めます。手術によって、狭まっていた視野がパッと明るくなるだけでなく、長年のコンプレックスだった見た目の印象も、本来のあなたらしい、若々しく明るい表情へと導くことができます。大阪のコムロ美容外科がお悩みの改善のお手伝いをさせていただきます。

眼瞼下垂かもチェックリスト。3つ以上当てはまれば、あなたも眼瞼下垂

  • 瞼が重たく感じる、老けてみえる
  • まぶたが重い、目を開けるのに疲れる
  • 視野が狭く感じる
  • おでこのしわが増えてきた
  • 眠たそうにみえる、と言われるようになった
  • 上眼瞼が陥凹してきた

挙筋腱膜前転術による眼瞼下垂修正の症例写真

  • 大阪 男性 全切開法+眼瞼下垂修正の症例 BEFORE画像

    Before

  • 大阪 男性 全切開法+眼瞼下垂修正の症例 after画像

    After

  • 概要

    40代男性の全切開法+眼瞼下垂修正、たるみ切除の症例になります。写真の通り眉毛挙上が強く、開瞼も悪いため、二重ライン作成、たるみ切除、挙筋修正が行える全切開法を選択しました。

  • 大阪 20代 中切開法+眼瞼下垂、逆さまつ毛修正 before画像

    Before

  • 大阪 20代 中切開法+眼瞼下垂、逆さまつ毛修正 AFTER画像

    After

  • 概要

    20代女性の中切開法+挙筋短縮、逆さまつ毛修正症例になります。当初埋没法で考えておられましたが、それでは二重のくせが長持ちしないことを説明し、中切開法となりました。

  • 大阪 60代 左中切開+眼瞼下垂修正 before

    Before

  • 大阪 60代 左中切開+眼瞼下垂修正  3カ月後

    After

  • 概要

    60代女性の、左中切開法+挙筋腱膜前転術の症例になります。左のみ眼瞼下垂があり、眉毛挙上の結果、上眼瞼に陥凹を生じています。また二重の癖が緩んできたため、前記手術をおこないました。

眼瞼下垂とは?

 眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱まったり、筋肉とまぶたの板(瞼板)との接着が外れたりすることで、まぶたが正常な位置より下がってしまう状態です。

黒目にまぶたが覆いかぶさるため、視野が狭くなるだけでなく、眠そう、疲れているといった印象を与えてしまいます。


主な原因は加齢や生活習慣

原因として最も多いのは、加齢による筋肉のゆるみです。50代以降のほとんどの方に症状が現れます。それに対して20代の若い方の眼瞼下垂は、コンタクトレンズが主要な原因を占めます。しかし、それ以外に、花粉症・アトピーなどで頻繁に目をこする癖、過度なアイメイクなども原因となります。


 放置は危険!見た目だけでなく全身に影響も

眼瞼下垂を放置すると、見た目の問題だけでなく、以下のような様々な身体の不調を引き起こす可能性があります。

  • 頭痛・肩こり・首こり: 無理に目を開けようとして、おでこや首、肩の筋肉が常に緊張するため。

  • 眼精疲労: ピントが合いにくくなり、目が疲れやすくなるため。

  • 自律神経の乱れ: 絶え間ない筋肉の緊張が、自律神経のバランスを崩すことがあります。

これらの症状は、放置しても改善せず、年齢とともに悪化していく傾向があります。


【重要】眼瞼下垂はマッサージや薬では治りません

残念ながら、マッサージ、市販のクリーム、注射、内服薬などで眼瞼下垂が改善することはありません。 眼瞼下垂の根本原因は、まぶた内部の「筋肉のゆるみ・外れ」にあります。そのため、表面的なケアでは解決せず、唯一の根本的な治療法は外科手術となります。

眼瞼下垂の重症度の診断法|セルフチェックできます。

大阪のコムロ美容外科では、眼瞼下垂の「重症度」を診断し、あなたに合った治療法を考えます。ここでは、その目安を分かりやすくご紹介します。

眼瞼下垂の診察のポイント 医者はここを診ています。
診察では、主に2つのことをチェックします。

1.まぶたが、黒目にどれくらいかかっているか?

まっすぐ前を見たときに、上まぶたが黒目(瞳孔)をどのくらい隠しているかを測ります。隠れている範囲が広いほど重症です。

2.まぶたを上げる「筋肉の力」はどれくらいあるか?

人差し指で左右の眉毛を動かないように固定したうえで、下から上へ目を動かしてもらい、まぶたが何ミリ動くかを測ります。この動きが小さいほど、まぶたの筋肉が弱っているサインです。

眼瞼下垂の状態一覧

【かんたん解説】重症度の4ステップについて説明

ご自身の状態がどれに近いか、チェックしてみましょう。瞼を閉じた状態で、眉毛を指で押さえて挙上しないようにして、目を開けてみましょう。黒目のかぶさり具合を診断します。

ステップ1:正常

黒目は全部見えていて、パッチリと目が開いている状態。

ステップ2:軽度(かるい症状)

黒目の上の方に、まぶたが少しだけかぶさってきた状態。
まぶたが重いと感じ始める。

ステップ3:中等度

黒目の中心にまで、まぶたがかぶさってしまっている状態。
無意識に眉を上げて物を見ようとするため、頭痛や肩こりがつらくなってくる。

ステップ4:重症

まぶたが黒目の半分以上を隠してしまい、物が見えづらい状態。
ひどい眼精疲労で、日常生活に影響が出ている。

【大切なこと】

これはあくまでセルフチェックのための目安です。ご自身で「軽度だから大丈夫」と判断せず、少しでも気になる症状があれば、ぜひ一度専門のクリニックにご相談ください。

注意:

まつげに皮膚がかぶさる逆さまつ毛の場合、より一段階、症状が重く見えることがあります。

眼瞼下垂と似た症状「眼瞼弛緩症」

 眼瞼下垂とよく似た症状に、まぶたの「皮膚のたるみ」が原因で黒目が隠れる「眼瞼皮膚弛緩症(偽眼瞼下垂)」があります。これは、筋肉ではなく皮膚の問題で、治療法も異なります。

 また、両方の症状を合併しているケースも多く、ご自身の症状の原因を正確に突き止めるには、専門医による診断が不可欠です。
 一重まぶたでも同様な症状がおこります。治療法は、たるみを切除したり、二重手術で改善する場合もありますが、高齢な方の場合、眼瞼下垂も合併している場合もあります。

眼瞼下垂の手術方法

挙筋腱膜前転術

眼瞼下垂の標準術式「挙筋腱膜前転術」とは?

眼瞼下垂の治療で最も広く行われているのが、この「挙筋腱膜前転術(きょきんけんまくぜんてんじゅつ)」です。

まぶたの構造をできるだけ温存しながら、目の開きを自然に改善できるため、多くの症例で第一の選択肢となる手術方法です。


なぜ、まぶたが上がりにくくなるのか?

 眼瞼下垂の最も一般的な原因は、加齢やコンタクトレンズの長期使用、目をこする癖などによって、瞼板と挙筋腱膜がはがれてしまうことで、まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)の力が、まぶたの縁にうまく伝わらなくなることです。


 これと同じように、まぶたの内部では、筋肉の力を伝える「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」という薄い膜が、まぶたの縁にある軟骨のように硬い「瞼板(けんばん)」から緩んだり、外れたりしてしまっているのです。その結果、筋肉はきちんと動いているのに、まぶたが十分に上がらない状態になります。

 挙筋腱膜前転術は、この緩んだり外れたりした挙筋腱膜を、本来あるべき正しい位置(瞼板)に、再びしっかりと固定し直す手術です。目の開きが良くなるため、眉毛を上げる癖が徐々に改善してゆきます。


挙筋腱膜前転術の主なメリット

  • 自然で美しい仕上がり 筋肉の働きを正常化させるため、生理的で自然な目の開きを取り戻すことができます。無理に引っ張り上げるわけではないので、驚いたような目元になりにくいのが特徴です。

  • ミリ単位での細やかな調整が可能 手術中に実際に目の開き具合を確認しながら、挙筋腱膜を固定する位置をミリ単位で微調整します。これにより、患者様一人ひとりのご希望や、左右のバランスに合わせた理想的な仕上がりが期待できます。

  • まぶたへの負担が少ない 挙筋(筋肉)そのものを切除したり傷つけたりすることがないため、術後の回復が比較的スムーズで、まぶたへのダメージを最小限に抑えられます。

  • 将来的な再調整にも対応しやすい 万が一、将来的に加齢などで再びゆるみが生じた場合でも、構造が温存されているため再手術による調整がしやすいという利点があります。

眼瞼下垂手術説明図

眼瞼下垂の手術費用

 所要時間は2時間程度、日帰りでの手術です。小切開法、中切開法全切開法に組み合わせて行います。切開手術の費用に以下の金額を加算した合計金額になります。
適応症状 手術費用
軽度~中等度下垂 各切開手術  +33.000円
重度下垂 各切開手術  +44.000円
各切開手術(参考) 小切開法 165,000円
中切開法 275,000円
全切開法 330,000円

眼瞼下垂手術の流れ

1. カウンセリング

まず、医師が眼瞼下垂の程度を正確に診察します。

  • 挙筋機能の確認:患者様の眉毛を抑えて動かないようにし、まぶたを開ける筋肉(挙筋)本来の力を診察します。これにより、眼瞼下垂の正確なレベルを診断します。

  • 他の症状との鑑別:一重まぶたや逆さまつ毛など、眼瞼下垂と間違えやすい症状との鑑別を慎重に行います。

眼瞼下垂のみが原因であれば、全切開法だけでなく、より傷跡の目立ちにくい中切開法などでも挙筋機能を改善することが可能です。

2.デザイン

ブジーと呼ばれる細い器具をまぶたに当て、術後の二重ラインをシミュレーションします。

  • 二重の形の選択:末広型や平行型など、ご希望の二重の形をリクエストいただけます。ただし、自然で美しい仕上がりのためには、まつ毛がしっかりと上向きに上がる、欲張らない幅のデザインがおすすめです。

  • たるみの確認眼瞼下垂が中等度以上の方は、まぶたのたるみも併発していることが多いため、必要に応じてたるみ切除の有無や切除幅もデザインに含めます。

3.麻酔
 手術部位を消毒した後、まぶたの表側に局所麻酔を行います。麻酔がしっかりと効いているため、手術中に痛みを感じることは基本的にありません。 眼瞼下垂の手術では、術中に目の開き具合を確認する「開瞼テスト」を行うため、意識のある状態で手術を受けていただきます。*静脈麻酔、全身麻酔は行えません。
4.手術

デザインに沿って二重ラインを切開し、手術を開始します。

  1. 内部処理:必要に応じて、たるみや余分な脂肪の切除、過去の埋没法の糸の抜去などを行います。

  2. 挙筋腱膜の前転・固定:当院の眼瞼下垂手術では「挙筋腱膜前転術」という方法を採用しています。これは、緩んでしまった挙筋腱膜をまつ毛側(瞼板)へ引き寄せて、糸でしっかりと固定する術式です。

  3. 開きの調整:最適な目の開き具合になるよう、術中に患者様に目を開けていただきながら、固定位置を数回微調整します。後戻りを防ぐため、通常3か所でしっかりと固定します。

  4. 縫合:吸収糸で内部を縫合(中縫い)した後、皮膚表面は透明なナイロン糸で丁寧に縫合します。


5.術後説明とクーリング

手術後は、看護師からアフターケアについて詳しくご説明します。腫れを最小限に抑えるため、リカバリールームで30分ほどまぶたをクーリングしてからご帰宅いただきます。

  • 抜糸:5日~7日後

  • 検診:1か月後、3か月後など、術後の経過をしっかりと診察します。

眼瞼下垂手術の施術の副作用、注意点

閉瞼障害(瞼が閉じにくい)

閉瞼障害とは、挙筋を縮めすぎたり、たるみを多く切除しすぎる起こる合併症です。目を閉じる筋肉は眼輪筋と言います。睡眠中などの無意識下では力が入る意識下と違って、瞼を閉じる力が弱まります。眼瞼下垂手術で挙筋を縮めすぎると、睡眠中に目が閉じれなくなり、ドライアイになる可能性があります。
その場合、修正手術で挙筋腱膜を後転させるなどの調整が必要になります。

三白眼、三角目

 術後、黒目の見える範囲が大きすぎたり(三白眼)、目頭や目尻側の開きが不十分で目が三角形に見えたりすることがあります。多くは、手術中の挙筋の処理や固定が不適切だった場合に起こります。
 手術中の開瞼テストで調整するため起こりにくい合併症ですが、腫れが引いても改善しない場合は再手術を検討します。

二重ライン消失、下垂再発

数か月間、問題なく経過して、二重が消失したり、目が開きにくく、重たく感じるようになった場合、挙筋の固定している糸が切れたり、緩んだりした可能性があります。
創部の癒着が完成する数か月は、瞼を強くこすったりしないようにする必要があります。

 万が一前記症状がおこった場合は、一年保証を使って修正をおこないます。

眼瞼下垂の改善が可能な他の二重手術

埋没法以外の、小切開法、中切開法、全切開法いずれでも挙筋腱膜前転術での眼瞼下垂手術が可能です。 どの手術が適しているか、医師とご相談ください。
眉下切開術(上眼瞼リフト)は、切開部位が挙筋や瞼板と大きく離れているため、眼瞼下垂修正は行えません

関連の手術

眼瞼下垂手術と二重整形の関係とは?

「二重整形をしたい」とお考えの方の中には、実は眼瞼下垂が原因で目の開きが悪く、二重のラインが綺麗に出ない方が多くいらっしゃいます。その場合、通常の二重手術(埋没法など)だけでは満足のいく結果が得られないことがあります。
大阪のコムロ美容外科で行う眼瞼下垂手術は、目の開きを根本から改善すると同時に、理想の二重ラインを美しく作り出す『機能と審美を両立した二重整形』 とも言えます。眠そうな印象を解消し、パッチリとした魅力的な目元を手に入れたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

大阪のコムロ美容外科の自由診療での眼瞼下垂手術について

 眼瞼下垂の手術には、健康保険が適用される「保険診療」と、適用されない「自由診療」の2つの選択肢があります。大阪のコムロ美容外科では、患者様一人ひとりのお顔全体のバランスを考慮し、機能面の改善だけでなく、審美的な美しさも最大限に追求するため、自由診療による眼瞼下垂手術(挙筋腱膜前転術)を行っております。
保険診療との違いと、自由診療ならではの特徴とメリットについてご説明します。

ひと目でわかる!保険診療と自由診療の違い

項目 保険診療 自由診療(当院の方針)
目的 機能の改善
(視野の妨げなど、日常生活の支障を改善することが最優先)
機能の改善+美しさの追求
(視野の改善はもちろん、理想の見た目や美しさを最大限に追求)
デザインの自由度 制限あり
(機能改善が目的のため、二重の幅や形などはリクエストできない)
非常に高い
(二重の幅や形、左右のバランスなど、ミリ単位でお顔全体のバランスを見ながらオーダーメイドでデザイン可能)
対象となる方 ・まぶたが挙筋(黒目)にかかり視野が狭くなっていると診断された方
・機能的な障害が明確な方
・保険適用にはならない軽度の眼瞼下垂の方
・機能だけでなく見た目にもこだわりたい方
・より自然で美しい仕上がりを求める方
費用 自己負担がわずか30%
(保険適用のため)
全額自己負担
(費用は高くなるが、その分質の高い医療を提供可能)

コムロ美容外科が自由診療を選ぶ理由と、患者様の3つのメリット

保険診療には費用を抑えられるという大きなメリットがあります。しかし、そこには「機能改善が目的」という決まりがあり、たるみ取りや、埋没糸抜去などは治療できません。美容外科では、きれいな、オーダーメイドの二重を作成するために一要素として、必要に応じて挙筋短縮を行っています。

メリット1:美しさにこだわる「オーダーメイドデザイン」

自由診療の最大のメリットは、仕上がりの美しさを徹底的に追求できる点にあります。

▼ミリ単位で調整する理想の二重ライン
保険診療では難しいとされる「二重の幅をもう少し広くしたい」「左右の目の大きさを揃えたい」「さかさまつ毛を治したい」といった細やかなご要望に、時間をかけてお応えします。カウンセリングで患者様のお顔全体のバランスを拝見し、理想のイメージを丁寧にすり合わせながら、あなただけのデザインをミリ単位で設計します。

▼自然で美しい仕上がり
当院では、ただ目を開きやすくするだけでなく、閉じたときの傷跡の目立ちにくさ、まつ毛の生え際を見せるなど、仕上がりの美しさに関わるあらゆる要素に配慮します。最新の医療機器や極細の糸を用いるなど、最善の方法をご提案します。

メリット2:保険適用外の「軽度の下垂」にも対応可能

「視野が狭いとまでは言えないけれど、なんとなく目が開きにくい」「昔より黒目が隠れて、目力がなくなった」といった軽度の眼瞼下垂は、保険適用外と診断されることがほとんどです。

自由診療では、このような病気までは言えない症状でも、ご本人が見た目の改善を希望される場合に手術を行うことができます。コンプレックスを解消し、より自信の持てる毎日を送るためのお手伝いをいたします。

メリット3:機能と審美の両面から、目元の悩みを総合的に解決

大阪のコムロ美容外科が行う「挙筋腱膜前転術」は、弱くなった筋肉を適切な位置に修正することで、目の開きを根本から改善する手術です。この手術をベースに、自由診療ならではの審美的なアプローチを加えることで、「よく見える」と「美しく見える」を同時に実現します。

必要に応じて、たるみ切除、まぶたの余分な脂肪を取り除く施術などを組み合わせ、よりスッキリとしたナチュラルな目元を作り出すことも可能です。

眼瞼下垂手術のよくある質問

Q.挙筋腱膜前転術とは、どのような手術ですか?

A.上まぶたを上げる筋肉「眼瞼挙筋」の先端にある「挙筋腱膜」が、加齢やコンタクトレンズの使用、まぶたをこする癖などによって、瞼板(まぶた裏の軟骨)から緩んだり外れたりすることで眼瞼下垂が起こります。挙筋腱膜前転術では、この緩んだ腱膜を前方に引き出し、瞼板に再固定することで、まぶたの開きを改善します。

Q.手術中の痛みはありますか?入院は必要ですか?

A.手術は局所麻酔で行うため、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔注射時にチクッとした痛みがある程度です。通常は入院の必要はなく、日帰り手術が可能です。

Q.手術後の腫れや内出血はどのくらい続きますか?

A.腫れや内出血の程度には個人差がありますが、通常は1〜2週間がピークです。その後徐々に落ち着き、大きな腫れは2〜3週間で改善します。完全に自然な状態に戻るまでには3ヶ月〜半年ほどかかることもあります。

Q.左右差や思った通りの仕上がりにならなかった場合、修正は可能ですか?

A.手術中に目の開き方を確認しながら左右差を調整しますが、麻酔や腫れの影響により若干の差が生じることがあります。眉の下がりによって仕上がりの幅が思ったより狭く見えることもあります。ほとんどの場合は経過とともに自然になじみますが、気になる場合は修正が可能です。

Q.効果は永久ですか?元に戻ることはありますか?

A.挙筋腱膜をしっかり固定するため長期的な効果が期待できますが、加齢や糸の緩みなどにより再発する可能性はあります。定期的なチェックをおすすめします。

Q.他にどんな眼瞼下垂手術がありますか?

A.挙筋腱膜前転術のほかに、ミュラー筋短縮術(筋肉を短縮して持ち上げる方法)や、重度の場合は前頭筋と瞼板をつなぐ腱膜移植術などもあります。中でも挙筋腱膜前転術は、ダウンタイムが比較的短く、調整性にも優れた方法です。

監修医情報

医師
医療法人 秀晄会 コムロ美容外科 心斎橋院
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)

経歴
  • 平成8年 神戸大学医学部卒業
  • 平成8年~神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 平成9年~兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 平成12年~大手美容外科 入局
  • 平成13年~コムロ美容外科入職
  • 平成17年3月~コムロ美容外科大阪院院長就任
  • 平成18年4月~心斎橋コムロ美容外科クリニック院長就任
  • 令和2年3月~医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

ドクターコメント
 眼瞼下垂の手術は、目の開きを改善するだけではありません。当院では機能回復はもちろん、患者様本来の魅力を引き出す自然で美しい二重を目指します。そのためには、お一人おひとりの理想に真摯に耳を傾ける丁寧なカウンセリングが不可欠です。 医学的根拠に基づいた診断と確かな技術で、安心して治療に臨んでいただけるよう全力を尽くします。お気軽にご相談ください。
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