大阪心斎橋の美容クリニック・美容皮膚科ならコムロ美容外科

目尻切開法とは? 目を大きく、理想の目元へ

  1. HOME
  2. 診療メニュー
  3. 目元の整形
  4. 目尻切開

【大阪】目尻切開|理想の目元を実現するW法・V-Y法

目尻切開法とはどんな方法?

 目尻切開法は、目尻の皮膚や結膜を数ミリ切開・切除し、縫合することで目の横幅を広げる二重整形手術です。目頭切開とは異なり、二重の形に影響を与えず、目の印象を大きく変えることができます。大阪のコムロ美容外科では、目尻切開として、W法とV-Y法を行っており、患者様の目の状態、ご希望の変化によって、術式、切除量を変えており、より理想に近い仕上がりにすることが可能です。 ぜひ、ご自身の希望をカウンセリングでお伝えください。


目尻切開法はこんな方におすすめです
目の横幅が狭く、切れ長の目にしたい方
目を大きく見せたい
つり目を改善し、優しい印象のたれ目に近づけたい方
目と目の間の距離が短い方(目頭切開が適応ではない場合)

目尻切開法の効果
目の横幅の拡大:目の横幅が広がることで、全体的に目が大きく見え、バランスの取れた顔立ちになります。
つり目の改善:目尻を下げることで、きつい印象のつり目を緩和し、優しく柔らかな印象のたれ目気味の目元に近づけます。
目の印象改善:小さく見えていた目を大きく見せたり、目つきが悪い印象を改善したりする効果も期待できます。

    目尻切開の症例写真

    • 20代 女性 目尻切開 W法 手術前

      W法 手術前

    • 20代 女性 目尻切開 W法 1か月後  

      W法 手術後 1か月

    • 概要

      30代女性の、W法による目尻切開症例になります。
      目を切れ長にしたい、目の開きをよくしたいとの希望にて、W法による目尻を切開を行いました。

    コムロ美容外科の目尻切開の手術方法を紹介:W法とV-Y法の違いとは?

    目尻切開は、目の横幅を広げ、より大きく優しい印象の目元にするための美容手術です。大阪のコムロ美容外科では、主に「W法」と「V-Y法」という2つの術式があり、それぞれに特徴や変化、効果が存在します。ご自身の希望するデザインや目の状態に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。

    W法(W-plasty)

    W法は、その名の通り、目尻の皮膚をW字型に切開し、中央の皮弁を外側に引き上げて縫合する方法です。皮膚の切除を伴うため、後戻りしにくいのが大きな特徴です。まつ毛の生え際が斜め上(下)目尻方向に引っ張られるため、目の開きが改善するのも特徴です。

    目尻切開W法イラスト

    効果

    目の横幅の拡大: 目尻を外側にしっかりと広げ、切れ長で大きな目に見せる効果が高いです。

    後戻りの少なさ: 皮膚を切除するため、術後の後戻りが起こりにくいとされています。

    つり目の改善: 目尻の位置を外側かつ下方向に移動させやすいため、つり目の印象を和らげる効果も期待できます。

    目尻側の目の縦幅の改善: 目尻を上下方向にけん引することで、目尻側の目の開きを大きくする効果もあります。

    メリット

    変化が分かりやすい: 効果を実感しやすいです。

    後戻りが少ない: 比較的、元に戻るリスクが低いです。

    適応: しっかりと横幅を広げたい方に適しています。

    デメリット

    修正が困難: 皮膚を切除するため、元の状態に戻すのは難しいです。

    傷跡: V-Y法に比べると、やや目立つ可能性があります。

    ダウンタイム: 腫れ内出血がでるため、比較的長くなる傾向があります。しかし、まつ毛の生え際に傷を作成するため、目頭切開よりはダウンタイムがめだちません。

    V-Y法(V-Y flap plasty)

    V-Y法は、目尻をV字型に切開し、その切開線をY字型になるように縫合することで、皮膚を伸展させて目の横幅を広げる方法です。皮膚の切除は行いません。

    目尻切開V-Y法イラスト

    効果

    自然な変化: 皮膚を切除しないため、比較的自然な仕上がりになります。

    目の横幅の拡大: W法ほど大きな変化は望めませんが、自然に横幅を広げられます。

    メリット

    傷跡: 目立ちにくく、治りが早い傾向があります。

    ダウンタイム: 比較的短いです。

    修正のしやすさ: 万が一の場合、W法よりも修正が容易です。

    適応: よりナチュラルな変化を求める方に適しています。

    デメリット

    後戻り: W法に比べて、後戻りする可能性がやや高いです。

    変化の限界: 広げられる幅に限界があり、大きな変化を望む方には物足りない場合があります。

    W法と、V-Y法、目尻切開には、どちらの術式を選ぶべきか?

    W法、V-Y法はともに、目を横側方向に延長する手術ですが、得られる効果には違いがあります。それぞれの手術の特徴を表にまとめています。

    項目
    W法
    V-Y法
    変化の大きさ 大きい ナチュラル
    後戻りのしにくさ しにくい ややしやすい
    傷跡 皮膚を切除するため、やや目立つ可能性 目立ちにくい
    ダウンタイム 長め 短め
    おすすめな人 ・しっかりと目の横幅を広げたい
    ・ダウン切れ長で大きな目にしたい
    ・つり目を改善したい
    ・自然な変化を求めている
    ・ダウンタイムを短くしたい
    ・初めて目尻切開を受ける

    つり目を改善したい場合

    斜め下方向への切開をおこなうことで、たれ目気味の目尻も可能。 W法、V-Y法はいずれも、水平かつ、目尻方向に目を拡大しますが、やや斜め下方に切開の向きを変えることで、たれ目寄りにすることが可能です。

    目尻切開、他の施術との組み合わせでさらに理想の目元へ

    ご自身の人差し指と親指の先を目尻側の上眼瞼、下眼瞼においていただき、軽く目尻側に引っ張りながら、指を軽く開いてみてください。 目じりを切り開き、目尻側の開き幅が拡大します。皮膚切除をしますので後戻りはしません。目頭切開では時々、傷のふくらみ(肥厚性瘢痕)が問題になりますが、目尻切開ではあまり膨らまず問題になることはありません。
    目尻切開専用の縫合法により、傷跡が目立ちにくく手術を行えます。また下眼瞼下制術(たれ目形成)と同時に行い目を大きく見せたり、つり目を改善することも可能です。手術時間は50分前後です。

    • 目尻切開イラスト1

    • 20代女性の全切開法症例AFTER画像

    つり目修正や、下眼瞼下制術と同時に行うことも可能です

     目が小さく、目尻の下縁がつり上がっている「つり目」の印象が強い場合は、たれ目形成(下眼瞼下制術)を同時に行うことで、より理想の目元に近づけることができます。

    たれ目形成を併用することで、目の横幅だけでなく目尻側の縦幅も広げることができ、デカ目効果をさらに高めることが可能です。
     当院では、患者様一人ひとりの目元の状態やご希望に合わせて、目尻切開と合わせてたれ目形成や目頭切開などの併用をご提案するケースもございます。
     ただし、不自然な仕上がりになる可能性があると判断した場合は、ご要望があっても施術の併用をお断りすることもありますので、ご了承ください。

    目尻切開手術の流れ

    1. カウンセリング
    まずカウンセリングにて、患者様の希望をお聞きして最適な手術方法をご提案します。
    2.デザイン
    目尻切開は、やや後戻りしやすいこと変化が少な目なことから、W法の場合、2~3mm程度を目安に切除範囲のデザインで正確にマーキングします。w法は皮膚の切除量を、V-Y法は切除を延長することで、変化量を増やすことが可能です。
    3.麻酔
    消毒後、デザイン部に局所麻酔を行います。手術中の痛みはほとんどありませんのでご安心ください。痛みに弱い方には、吸入麻酔や笑気麻酔の併用もおすすめです
    4.手術
    デザインにそってメスを入れます。傷は大部分がまつ毛の生え際にできるため、目立ちません。皮弁を入れ替え、吸収糸で中縫い、ナイロン糸で外縫いを行います。
    5.術後説明とクーリング
    術後のアフターケアを看護師から説明します。腫れを抑えるためにリカバリールームにて、瞼をクーリングしてから帰宅していただきます。

    目尻切開の手術費用

    手術時間 60分程度、日帰りでの手術です。
    手術費用 198,000円 (税込)

    備考 :局所麻酔でおこないます。お痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用がおすすめです。

    目尻切開の副作用・ダウンタイムの詳細

    目尻切開は、目元をより大きく見せるための人気の施術ですが、手術後には必ず一定期間のダウンタイムを伴います。当院では、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、ダウンタイムに関する詳しい情報をご提供しております。

    出血・血腫 出血や血液が溜まった場合は処置を行います。内出血や比較的多く、内服やヒルドイド軟膏、ヒアルロン酸注射などで治療をおこないます。
    感染・化膿 感染が疑われる場合は抗生剤の投与を行います。手術から1か月以上経過してから起こることが多く、ほとんどが糸の感染が原因であり、糸の抜去でほとんど治療します。
    アレルギー・アナフィラキシー 使用する局所麻酔薬や飲み薬に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。非常にまれです。
    左右差 仕上がりに多少の左右差が生じる場合があります。時間経過とともに改善しますが、必要に応じて再手術を行います。
    傷跡が目立つ 傷跡、赤みやふくらみなどが気になる可能性があります。日数の経過や、注射等で改善してゆきます。

    ダウンタイムも安心|目尻切開後の腫れ・内出血・回復の流れ

    手術直後は、軽度の腫れや内出血が見られることがありますが、多くの場合、術後2~3日が腫れのピークとなり、その後徐々に落ち着いていきます。内出血が出た場合も、1~2週間程度で自然に吸収され、目立たなくなっていきます。

    個人差はありますが、ほとんどの方が術後1週間ほどでメイクや日常生活に支障がない程度に回復されます。抜糸は通常、術後5〜7日目に行います。その後は目元の赤みやわずかな腫れが残ることがありますが、時間の経過とともに自然に改善していきます。

    まとめ

    目じり切開のダウンタイムは1週間程度

    目尻切開、ダウンタイムをできるだけ短くするには?

     目頭切開と比較して、目尻切開は腫れや内出血が目立ちにくく、ダウンタイムは短い傾向にありますが、万が一強く症状が出た場合や、早く改善したい場合、大阪のコムロ美容外科では以下の治療法をご用意しております。


    1.内服による治療

    手術後にお渡しする内服薬に含まれる鎮痛剤にも腫れを抑える効果がありますが、むくみをできるだけ早く引かせたい方には、ダウンタイム短縮効果が期待できる漢方薬もご用意しています。


    ・治打撲~内出血に効果
    正式名は治打撲一方と呼び、血行を促進し、腫れや痛み、内出血を和らげる。炎症を鎮める作用もあるとされ、捻挫・打撲・筋肉痛・骨折後の腫れや痛みのなどの効果があるとされます。
    7日分1100円(税込)1日3回服用

    内出血改善効果のある漢方薬、治打撲一方

    ・五苓散~手術に伴うむくみ改善に効果
    五苓散(ごれいさん)は、漢方薬のひとつで、体内の「水(すい)」のバランスを整える作用があるとされています。主としてむくみ(浮腫)の症状に使われ、体内の余分な水を排出しつつ、消化機能や体を温める働きがあります。
    7日分1500円(税込)1日3回服用

    腫れ、むくみ改善効果のある、五苓散

    2.注射による治療:ヒアルロニダーゼ注射

    一般的に、ヒアルロン酸を溶かす効果が知られていますが、赤あざ、青あざなどの強い内出血部位に注射することで、固まった血腫を溶かし、吸収を促すことでダウンタイムを短縮する効果があります。
    医師が必要と判断した場合、無料で行います。


    3.塗り薬による治療:ヒルドイド軟膏

    保湿剤として使用されているヒルドイド軟膏(ヘパリン類似物質)は、それ以外の効果として内出血の改善に効果があるとされています。当院では赤あざ以上の内出血にお勧めしています。
    ヒルドイド軟膏には以下の効果があります。

    ヒルドイド

    ・血流促進作用
    血液の流れを良くして、滞った血液(内出血の原因)を早く吸収・代謝させる


    ・抗炎症作用
    炎症を抑えることで、腫れや痛みを軽減



    大阪のコムロ美容外科では、術後の経過に応じた丁寧なアフターケアを行っており、不安やご質問がある場合もすぐにご相談いただけます。初めての美容外科手術で不安をお持ちの方も、どうぞ安心してご相談ください。

    目尻切開のよくある質問

    Q. 目尻切開とは、どのような施術ですか?

    A.目尻切開は、目の外側(目尻)の皮膚と結膜を数ミリ切開し、隠れている白目の部分を露出させることで、目の横幅を広げる美容外科手術です。
    目尻の皮膚は「蒙古ひだ」の逆のような構造になっており、この部分を切開して縫合することで、より大きく切れ長な目元を形成します。

    Q. どのような効果が期待できますか?

    A.主に以下のような効果が期待できます。

    • 目の横幅が広がる: 目が物理的に大きくなり、より存在感のある目元になります。
    • 優しい印象になる: つり目の印象を和らげ、目尻のラインが緩やかになることで、柔和な雰囲気になります。
    • 白目の露出が増える: 白目の見える範囲が広がり、目がぱっちりと大きく見えます。
    Q. W法とV-Y法の変化の違いはなんですか?

    A.W法は皮膚を切除する分だけ、目の開きを大きくする効果がありますが、ややダウンタイムが長めです。
    V-Y法は皮膚を切除しないのでダウンタイムが短めですが、目尻方向の目の拡大の効果が期待できます。

    Q. 目尻切開のダウンタイムはどのくらいですか?

    A.個人差はありますが、一般的なダウンタイムの目安は以下の通りです。

    • 腫れ・内出血: 術後2〜3日をピークに、1〜2週間程度で落ち着きます。内出血はメイクでカバー可能です。
    • 抜糸: 通常、術後5日〜1週間程度で行います。
    • 完成: 細かい腫れが完全に引き、自然な仕上がりになるまでに1ヶ月〜3ヶ月程度かかります。
    Q. 痛みや傷跡は気になりますか?

    A.

    • 痛み: 手術中は局所麻酔を使用するため、痛みを感じることはほとんどありません。術後は、処方薬でコントロールできる程度の軽い痛みが数日間続きます。
    • 傷跡: 目尻のシワに沿って切開し、細い糸で縫合するためほとんど目立ちません。術後しばらくは赤みが残りますが、3か月程度でほとんど分からなくなります。
    Q. 元に戻ってしまうこと(後戻り)はありますか?

    A.目尻切開は、他の施術に比べて後戻りが起こりやすいとされます。これは治癒の過程で皮膚が元に戻ろうとする瘢痕拘縮によるものです。
    しかし、近年は術式の工夫でリスクが軽減されています。術式によって違うため、カウンセリングで確認することが重要です。

    Q. デメリットやリスクはありますか?

    A.目尻切開に伴うリスクには以下があります。

    • 思ったほどの変化が出ない
    • 左右差が生じる
    • 粘膜の露出や下眼瞼の外反
    • 感染症(まれ)

    リスクを避けるには、経験豊富な医師のもとで十分なカウンセリングを受けることが重要です。

    Q. タレ目形成(グラマラスライン形成)との違いは何ですか?

    A.メスを入れる部位や得られる効果が異なります。

    • 目尻切開: 目の横幅を広げる施術。
    • タレ目形成(グラマラスライン形成): 下まぶたのラインを下げ、縦幅を広げてタレ目にする施術。

    両方を組み合わせることで、より大きく優しい目元を作ることも可能です。ご希望のイメージを医師に相談しましょう。

    監修医情報

    医師
    医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
    院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)

    経歴
    • 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
    • 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
    • 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
    • 2001年~ コムロ美容外科入職
    • 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
    • 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

    資格
    • 日本麻酔科学会会員
    • 麻酔科標榜医
    • 日本美容外科学会(JSAS)会員
    • 美容外科(JSAS)専門医
    • アラガンボトックスビスタ認定医
    • アラガンジュビダーム認定医
    ドクター紹介