ハム目、逆さまつ毛修正
ハム目、逆さまつ毛とは?
「ハム目」や「逆さまつ毛」でお悩みではありませんか?当院では、これらの症状を改善し、より自然で魅力的な目元を実現する専門的な治療を提供しています。眠たそうな印象や、二重ラインの不自然さ、目の開けづらさなど、目元のお悩みを解決し、理想のぱっちりとした目元を目指しましょう。
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ハム目のイメージ
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逆さまつ毛のイメージ
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ハム目になりやすいまぶたの特徴
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ハム目は、以下のような特徴を持つまぶたの方に起こりやすい傾向があります。
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皮膚の薄さや小じわ:アイプチによるかぶれや加齢によるたるみで、まつ毛周囲の皮膚が薄く、
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- 希望する二重幅が広い、または平行型:二重幅を広く設定したり、平行型二重を希望する場合、二重ラインの下のたるみが増え、ハム目になりやすくなります。
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まぶたの腫れぼったさ:まぶたが厚く腫れぼったい方は、埋没法では二重の癖がつきにくく、ハム目につながることがあります。
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二重の緩み:埋没法や切開法で二重を作った後も、二重が緩んで食い込みが浅くなると、相対的にハム目に見えることがあります。
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まつ毛生え際近くのまぶたの厚み:この部分に厚みがあると、まつ毛が上向きになりにくく、むくみやすいため、ハム目になりやすい傾向があります。
ハム目・逆さまつ毛による主な問題点
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眠たそうな印象:まつ毛の生え際が見えにくく、目が小さく見えたり、ぼんやりとした印象を与えます。
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不自然な二重ライン:二重のラインが不自然に食い込み、理想とは異なる広い二重に見えることがあります。
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目の開けづらさ:二重ラインにまぶたが引っかかるような感覚があり、目を開けづらく、眼瞼下垂のように見えることがあります。
なぜ二重手術後にハム目・逆さまつ毛が起こるのか?
二重手術後にハム目や逆さまつ毛が起こりやすいのは、以下のメカニズムが関係しています。
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リンパのむくみ手術によって二重ライン下のリンパの流れが滞り、むくみの一部が吸収されずにぷっくりとしたふくらみとして残ってしまうことがあります。
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皮膚のたるみ・かぶさり手術後の腫れによってまぶたの皮膚が伸びてしまったり、元々のたるみが強かったりすると、その皮膚がまつ毛の生え際に覆いかぶさってしまいます。これが逆さまつ毛(内反症)の状態です。
ハム目の場合、ほとんどのケースで逆さまつ毛を併発していますが、ハム目ではない逆さまつ毛もあります。
ハム目になりにくい自然な二重の特徴
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・末広型、または控えめな幅の平行型二重
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・二重ラインからまつ毛までの皮膚にたるみが少ない状態
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・眠そうに見える、またはパッチリ感がない
逆さまつ毛と、ハム目の修正の症例写真
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Before
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After
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概要
30代女性の全切開法(挙筋前転)+目頭切開症例になります。同時に逆さまつ毛の改善も行っています。
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Before
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After
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概要
20代 女性の全切開法+Z法の症例になります。逆さまつ毛の改善と切れ長な目にしたいとの希望にてZ法での目頭切開を行いました。
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Before
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After
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概要
30代 女性の全切開法症例になります。ハム目修正目的に全切開法を行いました。
さかさまつ毛修正、ハム目修正の手術費用
手術時間 | 90分程度、日帰りでの手術です |
手術費用 | 363,000円 全切開法手術にて行います。 |
備考 | 局所麻酔。痛みに弱い方は、吸入麻酔や笑気麻酔の併用をお勧めします |
<施術のリスク・副作用>
左右の二重幅のバランスが希望と異なる。食い込み。ラインの乱れ。等が生じる。腫れ。内出血。まつ毛の外反。瞼が閉じ辛い。瞼の開きが悪い。切開箇所にミリウムが出来る。ラインの色素沈着なども生じる場合があります。
「ハム目」「逆さまつ毛」でお悩みの方へ|原因と改善方法を解説
逆さまつ毛、ハム目だと何が問題?
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眠たそうな印象に見える: まつ毛の生え際がまぶたに隠れたり、下向きになったりして、目ヂカラが弱く見えます。
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二重ラインが不自然: 二重のラインが必要以上に食い込み、「ぷっくり」とした不自然な厚みが出てしまいます。
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目が開きにくい: ハム目のぷっくりした部分が視界の妨げになったり、まぶたが重く感じられたりすることで、目が開きにくく「眼瞼下垂」のように見えることがあります。
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理想より幅広の二重に見える: 食い込みや腫れぼったさから、意図したよりも幅の広い二重に見えてしまいます。
このような状態は、見た目の問題だけでなく、ご自身の気分にも影響を与えてしまいます。
なぜ二重手術後に逆さまつ毛、ハム目になるのか?
二重手術後にハム目、さかさまつ毛がおこりやすいのは、埋没糸をかける、切開を加えることで、二重ラインからまつ毛側にリンパむくみが溜まり、一部吸収されずにふくらみとして残ったり、腫れた結果皮膚が伸びてしまうのが原因です。
逆さまつ毛は、まつ毛の生え際に皮膚がかぶさっている状態であり、ハム目の場合にはほぼさかさまつ毛を合併していますが、ハム目ではない逆さまつ毛もあります。
ハム目になりにくい二重の特徴
ハム目になりにくい二重は、一般的に以下のような特徴があります。
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末広型、または狭めの二重幅:自然な幅の二重は、まぶたへの負担が少なく、むくみにくい傾向があります。
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二重ラインからまつ毛の範囲のたるみが少ない場合:この部分の皮膚がすっきりしていると、ハム目になりにくいです。
当院では、涙道ブジーを用いた二重シミュレーションにより、手術前にハム目になりやすいかどうかを予測し、最適なデザインをご提案します。
ハム目・逆さまつ毛の改善方法
ハム目や逆さまつ毛を治すにはどうしたらいいの?
逆さまつ毛や、二重手術後に起きるハム目は、まつ毛側のまぶたのふくらみと、まつ毛に皮膚がかぶさるのが特徴です。結果、眼瞼下垂のように目の開きが悪く、また希望よりも二重が広く見えます。
治療としては、二重ラインとまつ毛の間のタルミと余計な皮下組織を切除する、重瞼ライン下余剰皮膚切除がお勧めです。
重瞼ライン下余剰皮膚切除とは、二重ライン下のたるみと余計な皮下組織を切除することで、ハム目、逆さまつ毛をぱっちりとした目に作り替える手術です。
逆さまつ毛もしくは、ハム目になっていて、現在の二重幅を狭くしたい場合、現在の二重ラインで重瞼ライン下の余剰皮膚と、ハム目の場合はさらに皮下組織を切除することで二重を狭くすることが可能です。また、まつ毛の生え際が見えることで、目の開きが良くなります。
同時に行うことの多い手術
ハム目や逆さまつ毛の症状をお持ちの方の多くは、眼瞼下垂も併発していることがあります。当院では、全切開法で行うハム目・逆さまつ毛改善術と同時に、眼瞼挙筋の働きを強化する挙筋腱膜前転術を行うことが可能です。
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相乗効果でよりパッチリと:同時に施術を行うことで、開瞼幅がさらに広がり、より魅力的な目元を実現できます。目元の印象を劇的に改善したい方におすすめです。
ハム目、逆さまつ毛修正手術の流れ
- 1. カウンセリング
- まずカウンセリングにて、患者様の希望をお聞きして最適な手術方法をご提案します。二重手術歴の有無(埋没法、全切開法など)理想の二重幅、 予算などをお聞きします。基本は全切開法用いてタルミ切除をして治療しますが、一重まぶたの逆さまつ毛では、埋没法でも修正可能な例があります。
- 2.デザイン
- 希望の二重幅でデザインします。さかさまつ毛、ハム目で二重を狭くしたい場合には、現状の二重ラインでデザインします。切除できる皮膚の幅は、術中に決定します。手術後のダウンタイムを短くするには、二重幅を狭い目にデザインするのが良く、タルミ切除を併用して広くすることも可能です。
- 3.麻酔
- 消毒後、まぶたの表に局所麻酔を行います。手術中の痛みはほとんどありませんが、意識は残りますのでご安心ください。痛みに不安がある方には、吸入麻酔や笑気麻酔の併用もおすすめです。
- 4.手術
- 事前にマーキングしたラインに沿って丁寧に切開し、まつ毛方向へ皮下を剥離します。ハム目の場合は、膨らみの原因となっている余分な皮下組織とたるみを切除します。術後の再発を防ぐため、吸収糸で丁寧に中縫いを行います。必要に応じて、脂肪除去、余剰皮膚の切除、眼瞼下垂の修正なども同時に行います。
- 5.術後 抜糸 検診
- 術後7日目以降に抜糸を行います。術後のむくみにより、一時的にハム目に見えることがありますが、腫れが引けば改善しますのでご安心ください。腫れが強めの場合や、左右差が気になる場合は、ケナコルト注射による修正も可能です。定期的な検診で、術後の経過をしっかりとサポートいたします。
ハム目、逆さまつ毛修正手術のよくある質問
Q.埋没法のハム目は治せますか?
A.はい、埋没法によるハム目も改善が可能です。広めの二重を希望された方や、アイプチによるかぶれで皮膚が伸びてしまった方にハム目が生じやすい傾向があります。ハム目になるリスクを避けたい場合は、狭めの自然な二重幅をおすすめします。埋没法後のハム目を切開法で修正することは可能ですが、切開に抵抗がある場合は、現在の二重ラインを一度解消し、より狭い幅で再埋没法を行うことも選択肢としてご提案できます。
Q.まつ毛の生え際は見えるようになりますか?
A.. はい、まつ毛の生え際は基本的に見えるようになります。切開法で修正を行う場合、まつ毛の生え際がしっかりと見えるように余分なたるみを切除します。術直後から腫れている期間は、まぶたが一時的に軽く外反し、ピンク色の部分が見えることがありますが、腫れが引くにつれて自然に落ち着きますのでご安心ください。
Q.眼瞼下垂でも悩んでますが、ハム目修正と同時にできますか?
A.はい、ハム目の治療と眼瞼下垂の修正は同時に施術可能です。それぞれの修正部位が異なるため、併用することで目元の印象をより効果的に改善し、目力をアップさせることができます。よりパッチリとした理想の目元を目指す方におすすめの組み合わせです。
監修医情報
- 医師
- コムロ美容外科
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき) - 経歴
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- 平成8年 神戸大学医学部卒業
- 平成8年~神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
- 平成9年~兵庫県立こども病院麻酔科入局
- 平成12年~大手美容外科 入局
- 平成13年~コムロ美容外科入職
- 平成17年3月~コムロ美容外科大阪院院長就任
- 平成18年4月~心斎橋コムロ美容外科クリニック院長就任
- 令和2年3月~医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化
- ドクターコメント
- 私の求める美容医療は、しっかりと効果を出す必要がある場合には外科手術を行える、従来の美容外科の適応で無かった症状の軽いケースは美容皮膚科、美容内科の分野で負担なく美容医療を続けて頂ける、という一人一人の患者様の悩みに可能な限り合わせられる医療です。常に新しい美容皮膚科の機器も取り入れつつも、美容外科技術とセンスを磨き、皆さまに喜んでいただける美容医療の提供を目指しています。
