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小鼻縮小注射

小鼻縮小注射

注射で小鼻の厚みを改善

小鼻縮小注射とは、ステロイドの一種であるトリアムシノロンを使って、小鼻の厚みを薄くする注射です。小鼻の厚みを薄くしたいという悩みをお持ちの方は多いのですが、外科手術はリスクやダウンタイムの問題があり、脂肪溶解注射ではほとんど効果が期待できないという問題がありました。

小鼻の皮膚が厚い場合、通常の小鼻縮小では、小鼻の横幅や鼻の穴を小さくすることができても、小鼻の厚みを薄くすることはできません。
小鼻縮小注射の主成分であるケナコルト注射には細胞を萎縮させる効果があり、注射した部位の柔らかい組織のボリュームを減らす効果があります。

ケロイドや小鼻は一部軟骨が存在しますが、皮膚、軟部組織(繊維組織)が大部分を占めるので、ケナコルト注射の効果が出やすい部位といえます。
小鼻の厚みを薄くしたい方にお勧めの治療です。

小鼻縮小注射はこんな方にお勧めです。

  • 切らずに小鼻を目立たなくしたい方
  • 小鼻の皮膚の厚みがある方
  • 小鼻縮小など、外科的に手術する適応がない方

小鼻縮小注射の成分、ケナコルトとは

ケナコルトの成分はトリアムシノロンと呼ばれ、抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患など多くの疾患・病態の治療に用いられる
注射タイプのステロイド薬です。
 
ケナコルトの筋肉注射で注射部位が陥凹する副作用があることがわかり、その特性を利用してケロイドの治療として使われるようになりました。

小鼻縮小注射の成分、ケナコルトのどのような仕組みで効くの?

ピンポイントで長期間効果を発揮し、ふくらみを改善します。

ケナコルトに限らず、ステロイドでは細胞委縮作用があります。マイクロカプセル内に閉じ込められたステロイドの成分が、数週間にわたって放出され注射した部位に効果を発揮します。そのため、注射間隔は、2~3週間以上と長く、治療したい部位を限定することが可能です。

鼻尖縮小術後の鼻尖の腫れの改善にも使用可能

鼻尖縮小(鼻尖形成)後に鼻尖があまり細くなっていない、膨らんだので治したいというご相談がよくあります。鼻尖縮小(鼻尖形成)術は、皮下を広範囲に剥離しますが、皮下にたまったリンパ液や内出血は吸収されずに瘢痕組織に変わったために起こります。
肥厚性瘢痕やケロイドと共通なため、同様に小鼻縮小注射の効果が期待できます。

小鼻縮小注射の注意点

小鼻縮小注射の成分であるケナコルト注射で一番気を付けているのは、注射部位の皮膚の被薄化です。陥凹したらヒアルロン酸注入などをおこなうしかありません。そのため、以下のようなルールを作っています。

  • 皮内には注射しない。
  • 初回は控え目注射で、数回の治療前提で
  • 初回ケナコルト注射は、希釈して使用 効果を見て濃くしていく

小鼻縮小注射の流れ

鼻の入り口近くから、小鼻の厚みを薄くしたい部位に、ケナコルトを皮下注射します。
極細の針を使用して、局所麻酔を混ぜて注射するのであまり痛みはありません。

注射は2~3分で終了します。

ケナコルトは7~10日くらいで効果が出ます。皮下の軟部組織、瘢痕組織に作用し、細胞を萎縮させることで小鼻の厚みを改善します。
追加注射をご希望の場合は、3週間程度間隔をあけていただけますようお願いします。

小鼻縮小注射の費用

項目 費用(税込み)
小鼻縮小注射 1回(0.2cc) 11.000円

*効果を実感していただくために、2~3回程度必要です。

小鼻縮小注射(ケナコルト注射)の留意点

処置時間 約5分 
通院 3週間後 その際、再度の注射をすることも可能です。
メイク 当日より可能
日常生活 洗顔・シャワーは当日から可能です。入浴・サウナ・飲酒・激しい運動は当日はお控えください。
効果の仕組み 注入部位の軟部組織を萎縮させることで、注射部位のボリュームダウンを行います
注射後の経過 注射部位は、7~10日程度かけて効果が出てきます。*効果には個人差があります
回数 治療効果を見ながら3回程度注射します。 治療を中断しても元に戻ることはありません。

小鼻縮小注射のよくある質問

Q.脂肪溶解注射とは違うものですか?

A.小鼻縮小注射の成分は、トリアムシノロンであり、脂肪溶解注射とは違います。小鼻の皮下には脂肪がほとんどないため、脂肪溶解注射の効果があまり期待できません。
小鼻縮小注射は軟部組織全般を萎縮させるため、効果を期待できます。

Q.他院で鼻尖縮小(鼻尖形成)を受けましたが、腫れて太くなってしまいました。小鼻縮小注射は鼻尖にも使えますか?

A.鼻尖縮小後の鼻尖の腫れは、手術後の皮下にリンパ液や血液が貯留し、それが瘢痕組織に変化したものです。肥厚性瘢痕やケロイドと同じなので、小鼻縮小注射の効果が期待できます。