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肝斑はレーザートーニングと内服の併用が正解!専門医が教える最短治療とリスク

2025/01/18
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2026/04/17

肝斑(かんぱん)とは — 顔のシミとその違い

肝斑治療で最も大切なのは、「内側からの抑制(内服)」と「外側からの排出(レーザー)」を同時に行うことです。

従来のレーザーでは悪化のリスクがあった肝斑も、最新の「レーザートーニング」なら安全に、かつ確実に薄くすることが可能です。本記事では、25年の臨床経験に基づき、最短で肝斑を改善するための具体的な治療戦略を専門医の視点で解説します。

肝斑写真

ADM

肝斑ができる主な原因(ホルモン・刺激・ストレス)

肝斑の主な要因は「女性ホルモン」「ストレス」「摩擦」の3つですが、私が診察の中で特に重視しているのは**「物理的な刺激(摩擦)」**です。

  • 美顔ローラーやマッサージのやりすぎ

  • クレンジング時の強いこすり洗い

  • 「良かれと思って」行っている過剰なスキンケア

実は、これらが原因で肝斑を自ら悪化させているケースが後を絶ちません。当院ではまず、こうした生活習慣の「引き算」からアドバイスを行い、治療効率を最大化させています。

なぜ肝斑治療は難しい?やってはいけないNG治療

肝斑は、シミの原因であるメラノサイト(色素細胞)が非常に活性化しやすい状態にあります。

そのため、一般的なシミ治療で用いる高出力のレーザー(IPLやQスイッチレーザーのスポット照射など)を当ててしまうと、その刺激でメラノサイトがさらに活性化し、かえって肝斑の症状を悪化させてしまう可能性があります。

これが「肝斑治療は難しい」とされてきた理由です。かつては飲み薬でゆっくり改善させる方法が主流でした。

肝斑治療のスタンダード「レーザートーニング」を徹底解説

レーザートーニングとは?従来のレーザーとの違い

「レーザートーニング」は、従来のレーザー治療が難しかった肝斑を治療するために開発された、新しい治療法です。この治療法は、Qスイッチヤグレーザーという機器を使用し、非常に弱いパワー(低出力)のレーザーを、均一に空中照射します。

メラノサイトを刺激しないほどの弱い力で、表皮および真皮に蓄積したメラニン色素だけを少しずつ破壊していくのが特徴です。

コムロ美容外科の肝斑治療(レーザートーニング)が選ばれる理由

他院で「効果がなかった」「逆に濃くなった」と相談に来られる方も少なくありません。当院で使用するトライビームプレミアムは、以下の2点において圧倒的な優位性があります。

  1. 「True Flat」な照射: > 従来のレーザーは中心部が強く、端が弱い「山なり」の照射でしたが、トライビームは全域を均一なパワーで照射します。これにより、肝斑悪化の原因となる「局所的な刺激」を徹底的に排除できます。

  2. 医師による緻密な「重ね打ち」の調整: マニュアル通りの照射ではなく、その日の肌の赤みやメラニンの反応を見極め、1shot単位で出力を微調整します。この「加減」こそが、白斑(色抜け)を防ぎつつ最大限の効果を出す鍵となります。

美容医療業界ではレーザートーニングが広く普及し、肝斑にもレーザーが有効であることが知られてきました。機器性能も向上し、火傷のリスクも大幅に減少しています。

<医師のこだわり>
レーザートーニングの効果は、機器の性能(例:トライビーム(Tri-Beam)など)だけでなく、医師による「出力の細かな調整」や「照射時のレーザーの当て方(照射技術)」も非常に重要です。
コムロ美容外科でも、多くの患者様にトライビームでの肝斑治療を提供しており、高い評価をいただいています。

トライビーム説明

デメリットとリスク(白斑・かゆみ・悪化の可能性)

優れた治療ですが、以下のようなリスクも存在します。

  • 白斑(はくはん):
    ごく稀に、レーザー出力が強すぎたり照射回数が多すぎると、部分的に色素が抜ける白斑が起こる可能性があります。
  • 一時的な乾燥・かゆみ:
    施術後は肌が一時的に乾燥しやすくなることがあります。
  • 悪化のリスク:
    出力設定の誤りや診断ミスにより、肝斑が悪化する可能性がゼロではありません。

これらのリスクを避けるためには、肝斑治療の経験が豊富な医師による診断と照射が不可欠です。

治療の回数・頻度・ダウンタイムの目安

  • 治療頻度:1〜2週間に1回
  • 治療回数:5〜10回を1クールとして推奨
  • ダウンタイム:ほぼなし。赤みが出ても数時間〜当日中に治まります。

体の内側から改善へ導く「内服治療」の基本

主な内服薬の種類とそれぞれの効果(3つの柱)

肝斑治療の内服薬として最も一般的なのが「トラネキサム酸」です。症例によっては、以下の美白剤を組み合わせることもあります。

トラネキサム酸

色素沈着の抑制効果を持つ内服薬で、肝斑に対して圧倒的な効果を発揮します。(市販薬では「トランシーノ」が有名です)


ビタミンC(シナールなど)

メラニンの生成を抑え、できてしまったメラニンを還元(薄くする)作用があります。


ビタミンE(ユベラなど)

抗酸化作用と血行促進作用により、肌のターンオーバーを助けます。

内服治療のメリットと服用法

<服用法と効果発現の目安>
トラネキサム酸は、例として「1日2回、1回2錠」のように服用します。(※処方は医師の指示に従ってください)

効果が現れ始めるのは治療開始からおよそ4~5週間後です。人によっては2ヶ月ほどかかる場合もあるため、1ヶ月経っても効果が見られない場合でも、諦めずに服用を続けることをおすすめします。

デメリットと副作用(血栓症リスク・休薬期間の必要性)

トラネキサム酸はもともと止血剤として使用されている薬であるため、ごく稀に「血栓症(血管が詰まる病気)」のリスクが指摘されています。

そのため、ピルを内服中の方、血栓症の既往がある方、喫煙者などは注意が必要です。安全のため、医師の管理のもと、数ヶ月内服したら一度休薬期間を設けるのが一般的です。

【徹底比較】レーザートーニング vs 内服治療 どちらを選ぶべき?

比較表(効果の出方・スピード・費用・期間・リスク)

比較項目 レーザートーニング 内服治療
アプローチ 外からメラニンを破壊 内からメラニン生成を抑制
即効性 やや早い(回数が必要) 遅い(1〜2ヶ月)
期待できる効果 肝斑、くすみ、ハリ、毛穴 肝斑、シミ予防、全身美白
ダウンタイム ほぼ無し 無し
主なリスク 白斑、乾燥 血栓症(稀)、胃腸症状
費用 やや高額(1回あたり) 安価(継続が必要)

結論:併用治療こそが「最短ルート」です

当院で肝斑治療を受ける患者様の約90%以上が、レーザートーニングと内服の併用を選択されています。

  • 単独治療の場合: 効果の実感までに3〜4ヶ月を要することが多い。

  • 併用治療(コンビネーション)の場合: 最短1ヶ月前後(4〜5回照射)で、肌のトーンアップと肝斑の縮小を実感し始める方が圧倒的に多いのが実情です。

「今あるシミを壊す(レーザー)」と「次のシミを作らせない(内服)」のダブルアプローチが、結果的に治療期間を短縮し、コストパフォーマンスを高めることに繋がります。

肝斑治療を後悔しないためのクリニック選びと日常生活の注意点

「肝斑に詳しい医師」の見極め方

前述の通り、肝斑治療は診断とレーザーの出力設定が非常に重要です。以下の点をクリニック選びの参考にしてください。

  • 正確な診断能力:本当に肝斑か、他のシミと混在していないかを正確に診断してくれるか。
  • 豊富な治療実績:レーザートーニングの症例数が多く、肝斑治療の経験が豊富か。
  • リスクの説明:メリットだけでなく、白斑などのリスクや内服薬の副作用についても隠さず説明してくれるか。

治療中のNG行動と必須のセルフケア

肝斑は、治療と並行して「悪化させない」努力が不可欠です。

  • 絶対にこすらない:過剰なスキンケア、マッサージ、洗顔時の強い摩擦は厳禁です。洗顔後はタオルで優しく押さえるように水分を拭き取ってください。
  • 紫外線対策の徹底:紫外線も肝斑を悪化させます。日焼け止めを毎日欠かさず使用してください。

コムロ美容外科の肝斑治療の流れと料金

1. 専門医によるカウンセリングと肌診断

まずは医師が診察し、シミの種類を正確に診断します。コムロ美容外科では、シミの状態を詳細に分析します。

2. 治療プランのご提案

診断結果に基づき、レーザートーニング、内服治療、その他の施術(ピーリングやイオン導入など)を組み合わせた、患者様ごとの最適な治療プランをご提案します。

3. アフターフォローとメンテナンス

肝斑は体質的な側面もあり、再発しやすいシミです。治療完了後も、良い状態を維持するためのメンテナンスプランや内服の継続について、医師が継続的にサポートします。

料金プラン

  • レーザートーニング(全顔) 1回: 16,500円
  • 全顔5回コース: 74,250円
  • レーザートーニング(頬+鼻) 1回 8,250円
  • 頬+鼻 5回コース:37,125円
  • 内服薬セット(トラネキサム酸・ビタミンCなど)4種 30日分: 4,400円

肝斑治療に関するよくあるご質問(Q&A)

Q. 妊娠中や出産後にできた肝斑も治療すべきですか?
A. 妊娠が原因で一時的に肝斑になってしまう女性も居ますが、出産後数ヶ月経てばホルモンバランスが整い、そこまで目立たなくなる(自然軽快する)場合もあります。過度に心配せず、まずは授乳などが落ち着いてからご相談ください。

Q. 閉経したら肝斑は消えると聞きました。
A. 女性ホルモンが主な原因である肝斑は、閉経すると自然に消えていく事も多いです。とは言え、30代、40代は、まだまだ女性として輝いていたい年代です。QOL(生活の質)を上げるためにも、積極的な治療をおすすめします。

Q. 治療をやめたら再発・悪化しますか?
A. 肝斑は体質的な要因が大きいため、治療をやめると再発する可能性はあります。特に内服をやめたり、摩擦や紫外線の対策を怠ったりすると悪化しやすいです。そのため、良い状態を維持するためのメンテナンス治療(定期的なトーニングや内服の継続)が重要です。

Q. 肝斑以外のシミ(老人性色素斑)も混ざっていますが、治療できますか?
A. 可能です。むしろ、肝斑と他のシミが混在しているケースは非常に多いです。その場合、まずは肝斑の治療(トーニング+内服)を優先して行い、肝斑が落ち着いたのを見計らってから、他のシミをスポットレーザーで治療するなど、段階的な治療計画を立てることが重要です。

まとめ

30歳や40歳は、まだまだ女性としても輝ける年代です。これまで改善が難しかった肝斑治療も、最新のレーザートーニングと内服治療の組み合わせにより、安全かつ効果的に行う事ができます。

レーザートーニングとの組み合わせ治療によれば、シミや肝斑が改善できるほか、お肌にハリを与える事もでき、若返り効果を実感することもできます。改善が難しいと諦めて悪化させてしまう前に、一度コムロ美容外科の無料カウンセリングにて、お気軽にご相談ください。

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この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
  • 2000年 大手美容外科 入職
  • 2001年 コムロ美容外科入職
  • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

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