メンズ二重埋没法|男性の「二重整形」で自然な目元を実現【医師監修】
男性の二重整形が増えている背景
近年、美意識の高まりとともに、美容医療を選択する男性が急増しています。特に目元の印象は、顔全体の清潔感や知的なイメージを大きく左右します。 「眠そうに見られる」「目つきが悪く思われがち」といったお悩みを、メスを使わずに解決できるのが男性向けの「二重埋没法」です。 この記事では、なぜ男性の二重整形として埋没法が選ばれるのか、その理由からメリット・デメリット、クリニックの選び方まで、専門的な観点から徹底的に解説します。
男性のための二重埋没法とは?ナチュラルな目元を実現する理由
男性の二重整形において、最も重要なのは「周囲にバレない自然さ」です。二重埋没法は、まさにそのニーズに応えるための最適な施術の一つと言えます。
男性が二重埋没を選ぶ悩みと目的
- 一重で眠そう、無気力に見える
- 目つきが悪く、怖そう、怒っていると誤解されやすい
- 左右の目の大きさが非対称でバランスが悪い
- 加齢でまぶたが下がってきた(眼瞼下垂とは別のもの)
- 就職活動やビジネスシーンで、より清潔感があり意欲的な印象を与えたい
二重埋没の読み方・埋没とはどんな施術?
二重埋没法(ふたえ まいぼつほう)とは、その名の通り、メスで皮膚を切開せずに二重まぶたを作る美容整形術です。 まぶたの裏側から医療用の極細の糸を通し、まぶたの皮膚と内側にある「瞼板(けんばん)」または「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」という組織を結びつけます。これにより、目を開いたときに自然な「折り目」=二重のラインが形成されるのです。
女性の施術との違いと男性のポイント
女性の二重整形では、幅が広く華やかな「平行型二重」が好まれる傾向にあります。 男性が二重整形を検討される場合、女性とは異なり、「キリッとした印象」「涼しげな目元」「自然でバレにくい」といった仕上がりを希望されることが多いです。 そのため、一般的に男性に似合いやすいとされる、自然な印象の二重の形についてご紹介します。
1. 奥二重(おくぶたえ)
まぶたが二重のラインに少しだけかぶさる、控えめな二重です。
特徴
- 二重のライン(折り目)がまつ毛の生え際に非常に近い、またはラインが目立たない。
- 目を開けたとき、二重幅はほとんど見えないか、目尻側だけがわずかに見える。
似合う理由
- 最も「整形した感」が出にくく、自然な仕上がりになります。
- 元の印象を大きく変えずに、目元をスッキリさせ、目の開きを良く見せる効果があります。
- クールで知的な印象を与えやすいです。
2. 末広型
目頭側が狭く、目尻に向かうにつれて徐々に二重幅が広がる、自然な扇形の二重です。
特徴
- 二重のラインが目頭にある「蒙古襞(もうこひだ)」の内側から始まる。
- 日本人に最も多い自然な二重の形とされています。
似合う理由
- 非常にナチュラルで、元々の顔立ちに馴染みやすいです。
- 奥二重よりも目はパッチリ見えますが、派手になりすぎません。
- 優しく、誠実な印象を与えやすいです。
3. 幅の狭い平行型
目頭から目尻まで、二重幅が一定のラインです。
特徴
- 二重のラインが蒙古襞を乗り越えて、目頭から目尻まで平行に走ります。
似合う理由
- 幅を非常に狭く設定した場合に限り、キリッとしたシャープな印象や、彫りの深い印象になります。
注意点:
幅を広くしすぎると、一気に派手でわざとらしい印象(いわゆる「整形顔」)になりやすく、男性の骨格には馴染みにくい傾向があります。
まとめ
男性に似合う二重は、「奥二重」または「幅の狭い末広型」が最も一般的で、自然な仕上がりを望む方に適しています。 最終的には、ご自身の現在のまぶたの状態(皮膚の厚み、脂肪の量、蒙古襞の張り、眼瞼下垂の有無)や、顔全体のバランス、そしてご自身が目指す「理想の印象」によって、最適なデザインは異なります。 カウンセリングの際は、これらの形を参考にしつつ、ご自身の希望を医師に伝え、シミュレーションをしてもらうことが非常に重要です。
メンズ二重埋没のメリット・デメリット徹底解説
手軽さが魅力の二重埋没法ですが、男性が施術を受ける上で知っておくべきメリットとデメリットを正確に理解しておくことが、後悔しないための鍵となります。
自然・ナチュラルに仕上がる理由とデザイン工夫
埋没法が自然に仕上がる最大の理由は、メスを使わない点にあります。切開法のように皮膚に傷跡が残ることがないため、目を閉じたときにも整形したことが非常にバレにくいです。
また、糸で「クセづけ」をする施術であるため、仕上がりのラインが非常に滑らかです。当院では、男性の患者様には特に、シミュレーションを重ねてミリ単位でライン幅を調整し、その方の骨格に最適な「地味すぎず、派手すぎない」絶妙なラインをご提案します。
失敗・デメリットとリスク(取れる確率・術後の悩み)
元に戻る(取れる)可能性がある: 埋没法の最大のデメリットです。糸で留めているだけなので、目を強くこすったり、時間の経過とともに糸が緩んだり、切れたりすることで二重のラインが薄くなる・消える可能性があります。
デザインの限界: まぶたの脂肪が極端に厚い方、皮膚のたるみが強い方は、埋没法だけでは理想のラインが出にくい、または取れやすい場合があります。その場合は「切開法」や「まぶたの脂肪取り」の併用を検討する必要があります。
糸の露出・異物感: ごく稀に、糸の結び目が皮膚の表面にポコッと浮き出たり、糸がまぶたの裏側から露出したりするリスクがあります。
ダウンタイムや腫れ、痛みのリアルな経過
【施術当日〜3日目】
腫れ: 泣いた後のような腫れがピークです。麻酔の影響もあり、二重幅が予定より広く見えます。
痛み: 施術中の痛みは局所麻酔のためほぼありません。術後はジンジンとした軽い痛みを感じることがありますが、処方する痛み止めでコントロール可能です。
内出血: 稀に内出血(青あざ)が出ることがありますが、1〜2週間で必ず消えます。
【施術後1週間】
大きな腫れは引き、二重のラインがかなり落ち着いてきます。この頃から、周囲には「少しむくんでいるかな?」程度にしか見えなくなります。
【施術後1ヶ月】
むくみや腫れがほぼ完全に引き、シミュレーション通りの自然な二重ラインが完成します。
どんな人に二重埋没がおすすめか
- まぶたの皮膚が薄い方
- まぶたの脂肪が少ない方
- アイプチやアイテープで二重のクセがつく方
- 周囲にバレずに印象を変えたい方
- 切開には抵抗があり、ダウンタイムを短くしたい方
- 将来的に元に戻せる(修正できる)安心感が欲しい方
知っておきたい!二重埋没の種類・術式と特徴比較
「二重埋没」と一口に言っても、クリニックによって様々な術式やプラン名があり、迷われる方も多いでしょう。基本的な構造の違いをご説明します。
主な埋没法の種類(留め・ループ・ダブルなど)
点留め(1〜4点留めなど)
糸を点で留めてラインを作ります。留める点数が多いほど、ラインを固定する力が強くなり、持続力が高まる傾向があります。シンプルですが、ラインがカクカクしやすい場合もあります。
線留め(ループ法・ダブルループなど)
1本または2本の糸をまぶたの中でループ状(輪っか)に通し、線でラインを支えます。点で支えるより強固で、滑らかなラインが出やすく、取れにくいのが特徴です。
ダブル(W)法
使用する糸の本数や、糸の通し方を工夫し(例:ダブルループ)、強度をさらに高めた術式です。
ポイント: 術式によって腫れにくさや持続期間が異なります。まぶたの状態に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
切開法との比較|構造・持続・リスク
男性の二重整形では、埋没法と切開法で悩まれる方もいます。両者の違いを明確に比較します。
| 比較項目 | 二重埋没法(男性向け) | 二重切開法 |
|---|---|---|
| 施術内容 | 糸で留めて二重のラインを作る | 皮膚を切開し、組織を処理して縫合 |
| 持続期間 | 一時的(数年〜十数年) ※取れる可能性あり | 半永久的 |
| ダウンタイム | 短い(数日〜1週間程度) | 長い(1〜3ヶ月以上) |
| 傷跡 | ほぼ無し(針穴のみ) | 切開線が残る(徐々に目立たなくなる) |
| 修正・元に戻す | 可能(抜糸すれば元に戻せる) | 原則、不可 |
| おすすめな方 | まぶたが薄い、バレたくない、お試しでやりたい | まぶたが厚い、たるみが強い、半永久的な二重が欲しい |
理想の二重まぶたデザイン(平行・末広・ライン)
末広型(すえひろがた)
目頭側のラインが蒙古(もうこ)ヒダに隠れており、目尻に向かってラインが広がるデザイン。日本人の男性に最も自然に馴染み、一番人気のデザインです。
平行型(へいこうがた)
目頭から目尻までラインの幅がほぼ一定のデザイン。ハーフのようなクッキリした目元になりますが、蒙古ひだが存在する多くの日本人男性の場合は、目頭側二重幅を広めにする必要があり、やや不自然な印象になりやすいです。
奥二重(おくぶたえ)
二重のラインが非常に狭く、目を開けるとほぼ一重に見えるが、目のキワがはっきりするデザイン。目の印象を強めたいが、二重にはしたくない男性に選ばれます。あまり二重幅が狭いと、手術前とほとんど変化がないように見えてしまう可能性があります。
症例写真と仕上がりのイメージ
Before
After
施術の解説
20代男性の埋没法症例です。自然な二重を希望され、一重や逆まつげによる三角目・老けた印象を改善するため、二重幅11mmでデザインしました。当院では従来4点固定でしたが、現在は皮膚側の針孔を7か所に増やしています。術後1ヶ月では若々しい印象に改善しています。
施術のリスク・副作用
タルミが残る、くぼみの変化、目頭の突っ張り、左右差、眉毛位置の左右差、瞼が閉じにくい、毛嚢炎、血液貯留、感染、白目・角膜の損傷、結膜浮腫、シワの増加、腫れ、むくみ、内出血など。
施術の総額費用
71,020円(税込)
埋没法の症例写真を見る
クリニック・ドクター選びのコツと上手い先生の見極め方
男性の二重埋没整形で最も重要なのが、「男性の施術に慣れている」クリニックと医師を選ぶことです。
クリニック選びで重視したいPOINT(実績・症例)
カウンセリングが丁寧か
あなたの希望をしっかりヒアリングし、無理のないデザインを提案してくれるか。リスクやデメリットも隠さず説明してくれるかが重要です。
アフターケア・保証制度が明確か
術後の検診は無料か、万が一取れた場合の保証はどうなっているかを確認しましょう。
上手い先生の特徴と口コミ・評判の見抜き方
上手い先生の特徴
シミュレーション(専用の棒で二重ラインを作ること)が丁寧で、ミリ単位の調整に応じてくれる。
「あなたにはこの幅は似合わない」と、医学的根拠を持ってハッキリと意見を言ってくれる。
解剖学を熟知し、腫れを最小限に抑える工夫(麻酔の量、針の運び方)をしている。
二重埋没の施術当日の流れと術後のアフターケア
事前カウンセリング・シミュレーションと予約方法
ご予約: お電話またはWEBから無料カウンセリングをご予約ください。
ご来院・問診票記入
カウンセリング: 専門カウンセラーがご希望やお悩みを伺います。
医師の診察・シミュレーション
医師がまぶたの状態を診察。専用の器具(ブジー)を使い、実際に二重のラインを作って、仕上がりを鏡で確認します。ここで理想の幅を決定します。
手術当日の流れ(麻酔~施術・写真あり解説)
デザイン
決定したラインをまぶたにマーキングします。
麻酔
点眼麻酔(目薬)と、まぶたへの局所麻酔注射を行います。痛みはチクッとする程度です。
施術
麻酔が効いているため、痛みはありません。糸を通されている感覚はありますが、リラックスしてください。施術時間は約10分〜15分です。
クーリング
施術後、腫れを抑えるためにまぶたを5〜10分ほど冷やします。
ご帰宅
状態を確認し、問題がなければそのままお帰りいただけます。
術後の注意点・洗顔やメイク・アフターケア対応
洗顔・シャワー
翌日(24時間後)から可能ですが、目元は優しく洗い流す程度にしてください。
コンタクトレンズ
3日後〜1週間後(ゴロゴロ感がなくなってから)にしてください。
メイク
アイメイクは3日後程度から可能ですが、男性は基本的に不要かと思います。
冷却
当日〜3日目までは、保冷剤をガーゼなどで包み、目元を冷やすと腫れが早く引きます。
姿勢
枕を高くして寝ると、目元に水分が溜まるのを防げます。
飲酒・運動
1週間は控えてください。血行が良くなると腫れが長引きます。
万が一の失敗例・修正・保障・保証・再施術
当院では、安心して施術を受けていただくために充実した保証制度を設けています。
糸が取れた・ラインが薄くなった
保証期間内(例:3年、5年、永久などプランによる)であれば、無料で再施術を行います。
デザインが気に入らない・左右差がある
術後1ヶ月以降も気になる場合は、ご相談ください。ラインの変更(抜糸・再施術)も可能です。(※保証内容はプランによります)
埋没法以外の男性のおススメ手術
1. 埋没法 + 脂肪取り
まぶたが厚く、埋没法だけではラインがつきにくい方や、取れやすい方に適応されます。
メリット・特徴:
埋没法(糸でラインを作る)と同時に、まぶたの「脂肪」を除去します。
まぶたの腫れぼったさが解消され、スッキリした印象になります。
埋没法(単体)との違い:
埋没法単体では解消できない「まぶたの厚み」を減らすことができます。
腫れぼったさの改善以外に、目尻側のまぶたが薄くなることで、二重のラインがくっきりし、埋没法の糸が取れにくくなる効果も期待できます。
2. 上まぶたの脂肪取り(単体)
二重のラインを作るのではなく、腫れぼったさが原因の脂肪取りをすることで「まぶたの重さ・厚み」の軽減を主目的とする手術です。
二重ラインがすでにあり、腫れぼったさの改善だけでよいなら、お勧めの手術です。
メリット・特徴:
数ミリ程度の小さな切開から、まぶたの余分な脂肪のみを取り除きます。
まぶたの「腫れぼったさ」や「重さ」が改善されます。
埋没法(単体)との違い:
この手術単体では二重のラインは作れません。(埋没法は糸でラインを作ります)
あくまで脂肪を減らすことが目的です。元々二重の方やまぶたが重い方が、ラインを作らずにスッキリさせる場合や、埋没法と組み合わせる(結果的に1と同じになる)前提で行われます。
3. 眉下切開(びか切開 / 眉下リフト)
まぶたの「たるみ」が気になる方に適応される、リフトアップの手術です。たるみが進行してきて二重が狭くなっている場合、埋没法で二重幅を広げるよりも眉下切開を行うことでたるみを切除した方が、すっきりとした上まぶたになる場合があります。
全切開法と比べてもダウンタイムが短く、二重ラインも自然にしあがります。
メリット・特徴:
眉毛のすぐ下のラインに沿って皮膚を切開し、たるんだ皮膚を切除して引き上げます。
加齢などによるまぶたの「たるみ」を根本的に解消します。
埋没法(単体)との違い:
埋没法が「二重のラインを作る」のに対し、眉下切開は「たるみを取る」のが目的です。
二重のライン自体を新しく作ったり、幅を変えたりする手術ではありません。
たるみが取れることで、元々あった二重のラインがハッキリ見えるようになったり、目が開きやすくなったりします。傷跡が眉毛に隠れて目立ちにくいのが最大の特徴です。
後悔しないために!料金・値段・制度・支払いプラン解説
二重埋没の料金相場と値段が違う理由
男性の二重埋没整形の料金相場は、約5万円〜20万円と幅があります。
値段が違う理由は以下の通りです。
- 糸を留める点数: 2点留めより4点留めの方が高価ですが、持続力は上がります。
- 術式: シンプルな点留めより、特殊なループ法や強度の高い術式の方が高価です。
- 使用する糸: 極細で腫れにくい特殊な糸を使用すると料金が上がります。
- 保証期間: 保証が1年より5年、永久保証の方が料金は高くなります。
注意点: 安さを売りにしているクリニックで多いのが、カウンセリングで希望よりもはるかに高額な手術を強引に勧められ、契約を迫るケースがあります。
埋没法は、手術時間は短めで、高額な医療材料を使用しないため、30万~50万といった値段付けは、相場と比較して非常に高額といえます。費用に納得できない場合は、しっかり断ってほかのクリニックにいきましょう。
プラン選び・保証制度と保障内容を比較
「取れるのが心配」という男性には、多少高額になっても保証期間が長いプランや、取れにくいとされる術式(線留め、ダブル法など)を選ぶことをお勧めします。
ご自身のまぶたの状態(厚み)と、どれくらいの持続を希望されるかを医師と相談し、最適なプランを選びましょう。
モニター・キャンペーン活用法
当院では、施術前後の写真撮影やアンケ―トにご協力いただくことで、通常価格よりお安く施術を受けられる「モニター制度」を随時募集しています。
費用を抑えたい方は、カウンセリング時にモニター適用の可否についてもお気軽にお尋ねください。
メンズ二重埋没のQ&A・よくある質問
最後に、男性の二重埋没整形に関する、よくある疑問にお答えします。
取れる確率や持続期間・副作用の疑問
痛み・腫れを軽減するためのポイント
不安・悩みの相談とカウンセリング活用術
記事のまとめ
お顔の印象はまず目で決まります。眼が細く見える、眠たそうに見える、目の開きが悪いなど、ネガティブな印象も、二重埋没法を行えば大きく改善できるかもしれません。
男性の二重埋没整形は、メスを使わずに清潔感と自信を手に入れられる、非常に満足度の高い施術です。少しでもご興味があれば、まずは無料カウンセリングにお越しください。

