大阪心斎橋の美容クリニック・美容皮膚科ならコムロ美容外科

美容コラム

  1. HOME
  2. 美容コラム
  3. 【ボディピアス】へそピアスの正しい開け方と痛み・腫れの注意点【医師監修】

【ボディピアス】へそピアスの正しい開け方と痛み・腫れの注意点【医師監修】

2025/09/13
更新のアイコン

へそピアスの特徴

へそピアスのイメージ

夏の太陽の下、水着やクロップトップからキラリと覗くへそピアスは、コーディネートを格上げしてくれる特別なアクセサリー。さりげない色気とヘルシーな魅力を演出し、自分にさらなる自信を与えてくれます。でも、「開けるのは痛そう…」「化膿したらどうしよう?」と、憧れはあっても一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんなあなたの不安を解消し、安全にへそピアスデビューするため、気になる情報をお届けします。

コムロ美容外科で使用するピアスの種類

ファーストピアス:へその形状、皮膚の厚みなどにかかわらず、バナナバーベル12㎜のものを使用しています。当院ではジュエル(飾り石)がついたものを使用しています。お好みのタイプをお選びください。

素材:当院ではファーストピアスに金属アレルギーを起こしにくいサージカルステンレス(SUS316L)を採用しています。

太さ(ゲージ):コムロ美容外科では14G(1.6mm)を使用しています。

お腹のラインを美しく見せる位置決めと穴あけ角度

ピアッシングの位置と角度は、おへその魅力を引き出す上で非常に重要です。

一般的な位置:おへそのくぼみの上側の縁(フチ)に開けるのが最もポピュラーです。

おへその形に合わせる:縦長のすっきりしたおへそ、丸くて可愛らしいおへそなど、人それぞれ形は違います。カウンセリングで医師と相談し、立った時、座った時など様々な姿勢でバランスを確認しながら、最も美しく見える位置を決めてもらいましょう。

角度も重要:ピアスのチャームが真正面を向くように、適切な角度で開ける必要があります。これはプロの技術が求められる部分です。

装着・交換時期とスタジオでのピアッシングとの違い

セカンドピアスへの交換時期:ホールが完全に安定する半年〜1年後が目安です。リンパ液の分泌がなくなり、ピアスを動かしても痛みや違和感がなくなったら交換を検討できます。不安な場合はクリニックで相談しましょう。

スタジオとの違い再確認:
医療機関:医師による安全な施術。麻酔で痛みをコントロール。トラブル時も安心。
スタジオ:豊富なデザイン知識。ただし医療行為は不可。麻酔なし。衛生基準は店舗次第。

へそピアスの化膿・出血を防ぐ消毒方法と薬の処方

ホールが安定するまでの約1ヶ月間は、特に丁寧なケアが必要です。

基本的な洗浄方法(1日1〜2回):

  • シャワーを浴びる際に、ピアスホール周辺を泡立てた薬用石鹸やボディソープで優しく洗浄します。
  • ピアスは無理に動かさず、泡を乗せるようにして汚れを浮かせます。
  • シャワーの弱い水圧で、泡と汚れをしっかりと洗い流します。
  • 清潔なタオルやティッシュで、水分を優しく押さえるように拭き取ります。

処方される薬:感染予防のために、抗生物質の内服薬を処方します。医師の指示通りに必ず使用してください。

へそピアスのホール安定までの時間とNG行動リスト

ピアスを開けた場合、ピアスホールの周囲に皮膚がゆっくり形成されていきます。リンパ液が出なくなっても、まだ薄いため、早期にピアスを付け替えると、ホールの皮膚が傷つき、炎症や感染をおこしてしまいます。

ホールが完全に安定するまでには、最低でも半年から1年かかると言われています。焦らず、じっくりとホールを育てましょう。

ホールが安定するまでのNG行動:

  • 頻繁に触る、回す、動かす:ホールに負担がかかり、感染や肉芽(にくげ)の原因になります。
  • きつい服装、ベルト:ピアスが圧迫されたり、引っかかったりする服装は避けましょう。ハイウエストのボトムスにも注意が必要です。
  • プール、温泉、サウナ:雑菌に感染するリスクが高いため、ホールが安定するまでは控えましょう。
  • うつ伏せで寝る:ホールを圧迫しないよう、仰向けで寝ることを心がけましょう。
  • 自己判断でのピアスの交換:安定する前にピアスを外すと、ホールが塞がったり、傷つけたりする原因になります。

へそピアスのケロイド・傷跡が残った場合の修正手術と費用目安

主なトラブル:

  • 肉芽(にくげ):ホール周辺にできる、赤いタコのようなできもの。
  • 排除:体がピアスを異物とみなし、徐々に皮膚の外へ押し出してしまう現象。

治療法と費用目安:

  • ステロイド注射・軟膏:ケロイドや肉芽の炎症を抑えます。(数千円〜)
  • 切除・修正手術:傷跡が大きく残ってしまった場合に行います。(3.5万円程度)

学校・アルバイトでバレない方法とトラブル対策

透明ピアス(リテイナー):ホールを維持しつつ、目立たなくするための透明なピアスです。ただし、ファーストピアスの時期に付け替えるのは感染のリスクを高めるため推奨されません。ホールが安定してから使用しましょう。

肌色のピアス・絆創膏:小さな絆創膏で隠す方法もありますが、蒸れやすく不衛生になりがちなので、長時間の使用は避けましょう。

トラブル対策:もしバレてしまった場合、正直に事情を話し、安定するまで待ってほしいと誠意をもって伝えることが大切です。無理に外すとホールが塞がったり、トラブルの原因になったりします。

部活動やスポーツ時の安全な外し方・保護方法

激しい運動をする際は、ピアスを引っかけて怪我をするリスクがあります。

テーピングでの保護:ピアスの上からサージカルテープや保護パッドを貼り、しっかりと固定します。汗をかいた後は、必ずシャワーで清潔に保ちましょう。

外す場合の注意点:ホールが安定していない時期に長時間外すと、すぐに穴が縮んだり塞がったりしてしまいます。可能な限り、安定するまでは付けたまま保護する方法をおすすめします。外す場合は短時間にとどめ、再装着時は手とピアスを清潔にしてから行いましょう。

へそピアスのよくある疑問 Q&A

Q. シャワーやお風呂はいつから入れますか?
A. 当日からシャワーは可能です。施術箇所を泡立てた石鹸で優しく洗い、しっかりと洗い流してください。ただし、湯船に浸かるのは雑菌感染のリスクがあるため、1週間程度は控えるのが一般的です。

Q. 安定するまでの期間と注意点は?
A. ホールが完全に安定するまでには、個人差がありますが半年~1年ほどかかります。この期間は、ピアスをむやみに触ったり回したりせず、衣類で引っ掛けないように注意しましょう。特に最初の1ヶ月は、プールや温泉、サウナは避けてください。

Q. 18歳未満の未成年でも開けられますか?
A. 可能です。ただし、医療行為であるため保護者の同意書が必須となります。同意書の代わりに、保護者の同伴でもOKです。詳しくは、クリニックまでお問合せください。

へそピアスのまとめ

へそピアスはおしゃれですが、アフターケアが不十分だと、ピアスの排除や感染の確率が上がってしまいます。大阪のコムロ美容外科では、医師による衛生管理と麻酔、アフターケアで皆様のピアスが完成するまでサポートします。万が一のトラブルにも即時対応でき安心です。大切な体だからこそ、専門家のもとで美しく安定したホールを完成させましょう。

関連の施術

この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
  • 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 2001年~ コムロ美容外科入職
  • 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
  • 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

おすすめの記事