乳房縮小術・乳房固定術
手術中の痛みはほとんどありません
手術は硬膜外麻酔、または全身麻酔(別料金)にて行います。当日の帰宅も可能です。
手術の適応について
バストの肥大によって下垂したバストの形を改善して張りを出すとともに外見を自然に美しく整えます。
バストの重みによる肩凝りや乳房下縁の接触性皮膚炎などの症状を伴っている方は、これらを軽減することも可能です。
乳房縮小術(Reduction) | 肥大したバストを縮小する手術です |
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乳房固定術(Mastopexy) | 下垂したバストを吊り上げる手術です |
手術方法について
乳房縮小術
余分な皮膚を切除すると共に肥大した脂肪や乳腺を除去することで、形のよいバランスのとれたバストを形成します。
当院では一般的な逆Tの字型の切開だけではなく、手術痕が小さく目立たないオリジナルの術式を採用しています。
最小限の縫合線だけで美しいバストを再現いたします。Gカップを越えるような、巨大なバストに対しては乳頭から乳房下縁までの距離が長くなり過ぎているため、逆T字型の切開を用いる場合もあります。
この手術は切除したあとのバストの形を、いかに美しく、そして左右差を最小限に抑えるのかが最も重要なポイントです。
手術時間 | 4~6時間程度 |
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手術費用 | 1,320,000円~1,650,000円 他の手術費用一覧はこちら |
手術前の検査 | 手術のお申込み時には血液検査が必要です。また手術に備え貧血、感染症(HIV検査含む)の検査、全身麻酔に場合にはレントゲン、心電図など、健康状態のチェックを致します。 |
手術前のデザイン | 座位にて皮膚上に線を描き、鎖骨からの距離で新しい乳頭、乳輪の位置を決めます。実際には、個々の肥大・下垂の程度は大きく異なり、乳房の左右差や胸郭の形ばかりでなく、皮膚の弾力性、年齢、体格なども考慮に入れる必要があり、手術前のデザインが大変重要です。 |
基本内容 | 乳頭、乳輪の挙上 乳腺組織の切除 余剰皮膚の切除 |
乳房固定術
当院では手術痕が小さくて済む独自の術式を採用しております。
コムロ式マストペクシー(乳房挙上術)は、乳輪周辺に同心円を描くようにデザインし、伸びた皮膚や皮下組織を切除。それから乳頭を適切な位置まで上げていくラウンドブロック法。
乳輪周囲の手術痕も時間の経過とともにほとんど目立たなくなります。
手術時間 | 3~4時間程度 |
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手術費用 | 1,100,000円~1,320,000円 他の手術費用一覧はこちら |
手術前の検査 | 手術のお申込み時には血液検査が必要です。また手術に備え貧血、感染症(HIV検査含む)の検査、全身麻酔に場合にはレントゲン、心電図など、健康状態のチェックを致します。 |
特徴 | 1: 手術痕の目立たないラウンドブロック法を採用しています 2: マストペクシー適応のガイドラインを明確に設けています 3: 綿密な計算を基に、ご希望の高さまでバストを引き上げます |
症例
マストペクシー
乳房縮小術・乳房固定術の術後の経過・注意事項について
ドレーン | 手術1~3日後に止血確認をし抜去します。 |
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固定 | 手術後の止血、及びバストの腫れを抑えるために、抜糸までの間包帯にて圧迫致します。 |
抜糸 | 状態に応じて7~14日後に行います。 |
シャワー | 翌日から下半身のみ可能です。 |
入浴 | 抜糸後から可能です。 |
検診 | 状態に応じて1日後・1週間後・1ヶ月後・3ヵ月後に予定しています。 |
腫れ | バストの腫れは、2~4週間程で消失します。 |
ブラジャー | 圧迫包帯を取った後より、終日着用して頂きます。 |
内出血ー | 稀に出る場合がありますが、1~2週間程で消失します。 |
乳房縮小術・乳房固定術の術後の経過・注意事項について
手術は硬膜外麻酔、または全身麻酔(別料金)にて行います。当日の帰宅も可能です。 稀に血腫形成、感染などによる皮膚びらん、手術後の乳房・乳頭の変形などの合併症が起こることがあり、その為の追加手術が必要になることもあります。
乳輪周囲や逆T字型の線状瘢痕は通常経過と共に徐々に目立たなくなりますが、稀に肥厚性瘢痕で盛り上がることがあります。
術後乳頭乳輪周囲の知覚低下が生じることがあります。
手術の方法や縮小の程度にもよりますが、手術後に授乳障害が生じることがあります。
左右の乳房の形、乳輪の変形、瘢痕などを完全に左右対称にすることは困難です。