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たるみ治療に対するアプローチ

 
 
皆さん、こんにちは。
昨年の年末は、数多くの患者様に
足を運んでいただき手術をさせていただきました。

 

今月は、先月に行った治療の抜糸や、
検診が多く、忙しい日々を送っています。

当院は、中年以降の方が多く、
たるみに関するご相談が多くありました。
近年の傾向として、
切らずに比較的軽い治療をご希望される方が多く、
スレッドリフトを使った施術が増えてきています。

全ての治療にメリット、
デメリットがあるように、
スレッドリフトにも良い点、悪い点があります。

スレッドリフトを使った治療は、
傷や腫れが少ない半面、
患者様の肌質や皮下脂肪量、
たるみの程度によって、
効果にばらつきが出てしまいます。

皮膚が柔らかかったり、
脂肪が多く皮膚が重いと、
スレッドリフトの“ひっかかり”が、
緩んでしまいますし、
皮下脂肪を引き上げるシルエットリフトは、
皮下脂肪があまりない、
痩せたお顔には十分な効果を発揮しません。

たるみは、たるんだ皮膚を引き上げるだけが
治療方法ではありません。

皮膚の量に見合ったボリュームを
補充してあげることで、
たるみを改善することができるのです。

私は、たるみの定義を皮膚とボリューム
(この場合ボリュームとは脂肪を指します)、
その二つのバランスが崩れ、
相対的に皮膚の量が増えた状態を指すと考えています。

たるみ治療で使う注入材のなかでは、
ヒアルロン酸や脂肪注入が適しています。
PRP(血小板濃厚血漿)も
大量に注入ができますが、
成分のほとんどが水分なため、
1か月程度で吸収されてしまい持続期間が短く、
あまり長期的なたるみの改善には向いていません。
ヒアルロン酸は、
手軽に注入できるメリットがありますが、
大量に注入した場合、
しこりや凹凸の原因になるため、
1回当たりの注入量を2~3ccぐらいにして、
分けて注入したほうがいいでしょう。

ヒアルロン酸でも注入量が多ければ、
効果が期待できます。




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