今回は以前に取り上げた珍しい手術や、
他院修正のその後の経過写真を紹介します。
いずれも術後3ヶ月経過しておらず、
傷跡や、赤み腫れがありますが、
時間経過で改善していきます。
【眉間のシワ皮膚切除のその後】
手術後1ヶ月の写真です。
傷跡の赤みが目立ちますが、
ご本人はあまり気にされていないようです。
右側の傷上端にはdog earがありますが、
改善目的にステロイドの局所注射を数回行う予定です。
眉間の陥凹を、格段に改善させることができました。
↓↓↓前回の記事もCHECK!
【鼻尖縮小(PDSプレート併用)】
非常に効果の高いPDSプレートを併用した鼻尖縮小術でも、
術後の腫れによって瘢痕組織を生じ、
左右差や効果が見劣りしてしまうことがあります。
この症例の場合には、若干の左右差と、
鼻尖をもう少し細くしたいとの希望から、
ケナコルト注射を3回行いました。
写真を見ていただければわかるとおり、
注射を行うごとに鼻尖の膨らみが改善しているのがわかります。
3回ケナコルト注入した後、
術後2.5ヶ月検診で鼻尖の形状が整ったため、
ケナコルト注射を終了としました。
↓↓↓前回の記事もCHECK!
現在は、レディエッセ注入を併用することで、
鼻筋もきれいに高くなっています。
どちらの症例も、
腫れが残っている術後3ヶ月以内の症例ですが、
患者様本人も手術の効果を実感されています。
より高い満足感を感じてもらうために、
手術を一度やっておしまいではなく、
検診を通じて必要な処置を行っています。