先日は、PDSプレートを使った鼻中隔延長術を取り上げましたが、
今回は、PDSプレートを使った鼻尖縮小術と
鼻翼縮小(内側アプローチ)の症例写真を紹介します。
当院の鼻中隔延長術は、
まず鼻尖縮小術を行ったうえで、
移植軟骨を用いて鼻先を下方向に延長するため、
もともと鼻尖を下に延長する必要がなかったり、
患者様の希望がなければ鼻尖縮小術だけでも
大きな効果が出ます。
当院の鼻尖縮小術では、
左右の鼻翼軟骨を使って鼻尖を高くするのですが、
PDSプレートは2枚の鼻翼軟骨に挟み込み、
補強として使用します。
鼻中隔軟骨や、耳介軟骨を移植する方法と
PDSプレートを比較した場合、
ダウンタイムや手術時間を短くできるメリットがあります。
今回の症例では、
手術は1時間半程度で終了し、
術後7日目でも腫れが少なく、
鼻尖と鼻筋がほぼ同じぐらいになり
ナチュラルな仕上がりになっています。
【手術前・上向き】
【術後1週間抜糸直後・上向き】
鼻尖縮小術に、
PDSプレートを使用する際のデメリットはほとんどなく、
これからのスタンダードになりそうです。
【手術前・正面】
【術後1週間抜糸直後・正面】
患者様にもご満足頂けて嬉しく思います。