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コアトックスとは? ボトックスビスタとの比較も掲載

新しいボツリヌストキシン製剤【CORETOX🄬(コアトックス🄬)】

コアトックス(CORETOX🄬)とは?

コアトックス(Coretox🄬)は、韓国メディトックス社が2016年発売した、動物性アルブミン等のタンパク質を含まないボツリヌストキシンになります。2016年日本の厚生労働省にあたるMFDS(旧KFDA)にて認可を受けており、安全性と効果が実証された薬剤です。
鼻や眉間のしわなどに効果を発揮し、アレルギーや、ボツリヌストキシンが効きにくくなる抗体ができにくいのが特徴です。

コアトックス(CORETOX🄬)はこういった方にお勧めです。

  • ボトックス治療を長期間続けておられる方
  • ボトックスの効果が最近落ちてきている方
  • ボトックスで赤みなどのアレルギーを生じたことがある方
  • ばれずにしわ治療をしたい方

コアトックス(CORETOX🄬)の特徴

1、アレルギー、耐性が起こりにくく、長期的な安定効果

アラガン社のボトックスをはじめ、ボツリヌストキシンの多くが、動物性のタンパク質、アルブミンを含みます。繰り返しボツリヌストキシンを注射することで、人体に耐性ができ、効果が薄まる可能性があります。
コアトックスは、こうした動物性たんぱく質を含まず、アレルギーや耐性がおこりにくく、長期的な安定した効果を発揮します。

2、米国ウィスコンシン大学で保管されている「Type A Hall hyper」菌株を採用しています。

コアトックスに使用されているボツリヌストキシンは、米国ウィスコンシン大学で保管されている「Type A Hall hyper」菌株を採用しています。
これはアラガン社ボトックスビスタと同じ菌株で、安心して治療を受けて頂くことができます。

3、ボトックスビスタ同様にしわやエラの効果が実証されています。

コアトックスは発売から数年経過し、しわやエラの効果が実証されています。
抗体がつくられにくく、エラボトックスのように複数回注射を行うことが前提の治療であっても、効果の減退はほとんどみられていません。

コアトックスとボトックスビスタとの比較

製剤 BOTOX VISTA 🄬(ボトックスビスタ🄬) CORETOX🄬(コアトックス🄬)
認証 国内承認あり KFDA認証
成分 動物性たんぱく質、ヒトアルブミンを含む 動物性たんぱく質、ヒトアルブミン含まない

コアトックス治療の副作用 リスク

ボトックス注射の際、針をさした部分の、赤みや、内出血が出ることがあります。
軽度な赤みにとどまることが多く、数日で改善します。

コアトックスについてのよくある質問

Q.コアトックスのメリット、デメリットはありますか?

A.アラガンボトックスと同様の効果があると言われていますが、ボトックスと比較して持続期間がやや短く、3~4か月と言われています。
メリットは人アルブミンや動物性たんぱくを含まないため、短期間で繰り返し注入しても、ボツリヌストキシンが効きにくくなる、耐性は生じにくいといわれています。

未承認医薬品等

この治療で使用されるコアトックスは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。

◆入手経路等
韓国Medytox社で製造されたものを当院で個人輸入しております。
◆国内の承認医薬品等の有無
国内においては眉間・目尻の表情じわの改善にのみアラガン社のボトックスビスタ®が承認されておりますが、他の部位の治療に関しては国内で承認医薬品はありません。
◆諸外国における安全性等に係る情報
韓国MFDSによって承認され、有効性と安全性が確認されています。