埋没法で二重の幅を広げたい。やり直しで対応できる?切開が必要?
埋没法をやり直して幅を広げることはできる?
「今の二重をもう少し広くしたい」「埋没法をやり直して幅を変えられますか?」こうした相談は少なくありません。幅を広げる方法と、注意点を解説します。
埋没法で幅を広げることはできるか
結論からお伝えすると、可能です。幅を広げる場合は、基本的に古い糸はそのままにして希望の幅で新たにかけ直します。古い糸を抜く必要がないため、抜糸による腫れを待つことなく対応できます。ただし、幅を狭くしたい場合は抜糸が必要です。
幅を広げるにはいくつかの条件があります。
二重のデザインと幅の関係
二重には大きく「末広型」と「平行型」があります。
- 末広型: 目頭から目尻にかけてラインが広がる形。日本人に最も多いタイプで自然な印象になりやすく、蒙古襞(もうこひだ)がある方にも向いています。
- 平行型: 目頭から目尻まで幅がほぼ均一な形。ぱっちりした華やかな印象になります。
💡 【ワンポイント】蒙古襞がある方の平行型シフト 蒙古襞が張っている方は、埋没法だけで無理に平行型を作ろうとすると目頭側のラインが不自然に隠れてしまうことがあります。この場合は、目頭切開や目上切開を併用することで、皮膚の突っ張りが解消され、理想的な美しい平行型を無理なく形成できます。
幅を広げる前に知っておくべきこと
幅が広いほど取れやすくなる:
二重の幅を広げると、糸にかかる負荷が増えます。現在の幅でも取れやすい状態にある方が幅を広げると、さらに取れやすくなるリスクがあります。
まぶたの状態による限界(ハム目リスク):
まぶたが厚く脂肪が多い方は、広い幅の二重をきれいに作ることが難しい場合があります。無理に幅を広げようとすると、ハム目(二重ラインの下がぷっくり膨らむ不自然な状態)になるリスクがあります。※当院では、事前の綿密なシミュレーションにより、まぶたの厚みに対して不自然にならない絶妙な限界幅をドクターが見極めてご提案します。
眼瞼下垂がある場合は注意が必要:
まぶたを持ち上げる筋肉の力が弱い眼瞼下垂の状態では、幅を広げても目がしっかり開かず、かえって眠たそうな印象になることがあります。アイプチをしても幅が広くなりにくい、目が開きにくいと感じる方は、眼瞼下垂の可能性もあるためカウンセリングで確認することをおすすめします。
アイプチの長期使用に注意:
アイプチやアイテープでの長期間の癖付けは、まぶたの皮膚を引き伸ばし、かえって厚みやたるみの原因になることがあります。まぶたへの負担を考えると、早めに埋没法を検討する方が長期的にはメリットがある場合もあります。
やり直しによるダウンタイムや腫れについて
埋没法のやり直しを検討される際、「1回目よりも腫れるのでは?」「ダウンタイムが長引くのでは?」とご不安に思われる方は少なくありません。
結論から申し上げますと、やり直しの手術だからといって、初回より極端に腫れが強くなることはありません。ダウンタイムの期間も初回と同程度(ピークは数日〜1週間程度)が目安となります。
ただし、「二重の幅を広くする」というデザインの特性上、初回よりも腫れが少し目立ちやすく感じる場合があります。二重幅を広く設定すると、まつ毛の生え際から二重ラインまでの間の皮膚が一時的にプックリと見えやすくなるためです。これは時間経過とともに自然に馴染んでいきます。
当院では、まぶたの組織への負担を最小限に抑えるため、極細の針(34Gなど)を使用し、内出血や腫れをできる限り軽減する丁寧な手技を徹底しておりますのでご安心ください。
古い糸をそのまま残しても大丈夫?
幅を広げる際に「古い糸はそのままにする」とお伝えすると、「まぶたの中に糸が何本も残って大丈夫?」「ゴロゴロしない?」と心配される方もいらっしゃると思います。
結論から申し上げますと、古い糸を残したまま新しい糸をかけても医学的な問題はありません。当院では、まぶたの表面に古い糸の結び目(糸玉)がポコッと出ていたり、糸が透けて見えたりといった問題がなく、シミュレーション(ブジーテスト)を行った際に新しいラインを作る上で邪魔にならないようであれば、基本的に古い糸はそのまま残すことが多いです。
あえて残すのには、「ストッパーとしての役割」を持たせるという明確なメリットがあるためです。二重の幅を広げると、どうしても元の幅より糸への負担がかかりやすくなります。しかし、古い糸を残しておくことで、万が一将来的に新しい糸が緩んでしまった場合でも、以前の二重幅でピタッと止まり、それ以上幅が狭くなったり、完全に一重に戻ってしまうのを防ぐことができます。
使用しているのは心臓血管外科などの精密な手術でも使われる医療用の極細糸ですので、体内に残っていても悪影響を及ぼすリスクやアレルギー反応は極めて低く、日常生活で違和感を感じることも通常はありません。
ただし、「どうしても過去の糸が残っているのが精神的に気になる」「すでにまぶたの表面に古い糸玉が目立ってしまっている」といった場合には、抜糸を同時に行うことももちろん可能です。カウンセリングにて現在のまぶたの状態を丁寧に診察し、患者様のご不安なお気持ちに寄り添いながら最適なプランをご提案いたします。
切開法への切り替えが向いているケース
以下のような場合は、埋没法のやり直しより全切開法への切り替えが適していることがあります。
まぶたが厚い方:
切開法では余分な脂肪や組織を同時に取り除けるため、まぶたが厚い方でもくっきりした幅広の二重を作れます。埋没法では対応しきれない厚みも、切開法なら根本から処理できます。
埋没法を繰り返している方:
何度やり直しても取れてしまう方や、すでに3回前後やり直している方は、切開法への切り替えが現実的な選択肢です。切開法は半永久的なラインを作ることができます。
より大きな変化を求める方:
末広型から平行型への変更など、デザインの形ごと変えたい場合は切開法が向いています。埋没法では幅の調整はできても、形の大きな変更には限界があります。
切開法であれば、余分な脂肪や組織(ルーフなど)を同時に取り除けるため、厚いまぶたでも半永久的なくっきりとした幅広二重を作ることが可能です
まとめ
幅を広げたいという希望は、埋没法のやり直しで対応できるケースと、切開法が向いているケースに分かれます。どちらが適しているかは、現在のまぶたの状態と希望するデザインによって変わります。
「今の幅を広げたい」と思っている方は、まずカウンセリングで現状のまぶたを診てもらうことをおすすめします。コムロ美容外科では、埋没法・切開法どちらの選択肢も含めて、最適な方法をご提案しています。大阪の埋没法は当院にお任せください。

