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大阪・心斎橋のシミ取り|30代40代の濃いシミに効く医療レーザー治療

2025/01/18
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2025/12/13

若い頃と同じケアでは消えない「大人のシミ」

「20代の頃は日焼けしてもすぐ戻ったのに、最近シミが定着して消えない…」 「30代を過ぎてから、急に頬のシミが濃くなってきた気がする」 「40代になり、コンシーラーでも隠しきれないシミが増えた」

もしあなたがそのようなお悩みをお持ちなら、それは決して気のせいではありません。 30代・40代は、過去に蓄積された紫外線ダメージが表面化し、さらにホルモンバランスの変化や代謝の低下が重なるシミの曲がり角だからです。

今回は、多くの30代・40代女性が直面するシミの原因と、なぜ大人のシミはセルフケア(化粧品)で消えないのか、美容外科医の視点から詳しく解説します。

なぜ?30代・40代で「シミ」が急に目立ち始める理由

若い頃と違い、30代以降の肌にはいくつかの大きな変化が訪れます。これが「治りにくいシミ」の根本原因です。

1. ターンオーバー(肌の代謝)の遅れ

20代では約28日周期で生まれ変わっていた肌も、30代、40代となると40日〜50日以上かかることもあります。 排出されるべきメラニン色素が肌の中に留まりやすくなり、そのまま「定着ジミ」となってしまうのです。

2. 「肝斑(かんぱん)」の出現

特に30代後半から40代にかけて多く見られるのが「肝斑」です。 これは単なる紫外線ダメージだけでなく、女性ホルモンのバランスが深く関係しています。 一般的なシミと違い、デリケートで刺激に弱いため、間違ったセルフケアで悪化させてしまうケースが後を絶ちません。

あなたのシミはどれ?30代・40代に多いシミの種類

シミと一言で言っても、実は様々な種類があります。 効果的な治療を行うためには、まず自分のシミがどのタイプかを知ることが重要です。

老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

特徴: 境界線がはっきりした茶色いシミ。30代以降、顔や手の甲に現れやすい。
原因: 過去に浴びた紫外線の蓄積。

肝斑(かんぱん)

特徴: 頬骨のあたりに、左右対称にぼんやりと広がるシミ。
原因: ホルモンバランスの乱れ、摩擦、紫外線。

脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)

特徴: シミが盛り上がり、イボのようになったもの。
原因: 老人性色素斑が進行し、角質が厚くなったもの。

「美白化粧品」で30代・40代のシミは消せる?

結論から申し上げますと、すでに出来てしまった濃いシミを、化粧品などのセルフケアだけで完全に消すことは、医学的に非常に困難です。

市販の美白化粧品や医薬部外品の主な役割は、あくまで「メラニンの生成を抑え、未来のシミを防ぐ(予防)」ことです。 特に、肌の奥深く(真皮層近く)まで落ちてしまったメラニンや、角質が厚くなった脂漏性角化症は、いくら高級なクリームを塗っても物理的に届きません。

「何年も美白ケアを続けているのに効果がない」 そう感じるのは、ケアの方法が間違っているのではなく、「化粧品の限界」を超えたシミである可能性が高いのです。

最短で美肌を取り戻す「医療用レーザー治療」という選択

時間もお金も無駄にせず、確実にシミをリセットしたいなら、医療機関でのレーザー治療が最も近道です。

1. メラニンを直接破壊する

医療用レーザーは、肌の奥にあるメラニン色素のみに反応し、熱エネルギーで破壊します。 破壊されたメラニンはカサブタとなり、自然に剥がれ落ちます。 これは化粧品には絶対にできないアプローチです。

2. 最新機器によるリスクの低減

「レーザーは火傷しそうで怖い」というのは一昔前のイメージです。 大阪のコムロ美容外科では、最新のレーザー機器を導入しています。 出力や波長を細かく調整できるため、従来のレーザーでは難しかった「薄いシミ」や「肝斑」に対しても、肌への負担を最小限に抑えながら治療が可能です。

3. 「内服薬」との併用で内側からもケア

特に30代・40代のシミ治療では、レーザーだけでなく、トラネキサム酸やビタミン剤などの「内服薬」を併用することが推奨されます。 体の内と外、両方からアプローチすることで、シミの再発を防ぎ、肌全体の透明感を底上げします。

大阪・コムロ美容外科が「診断」を重視する理由

30代・40代の女性の肌は、老人性色素斑と肝斑が混ざり合っているケースが非常に多いです。 この見極めを誤り、肝斑に強いレーザーを当ててしまうと、かえって色が濃くなることがあります。

だからこそ当院では、「医師による正確な診断」を何よりも大切にしています。 あなたのシミの種類を見極め、ライフスタイルに合わせた最適な治療プラン(レーザーの種類、内服薬、ホームケア指導など)をご提案します。

「もう年だから…」と諦める必要はありません。 セルフケアに限界を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。 素肌が美しくなれば、見た目年齢は確実に若返ります。

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この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年(平成8年) 神戸大学医学部卒業
  • 1996年~ 神戸大学医学部付属病院麻酔科入局
  • 1997年~ 兵庫県立こども病院麻酔科入局
  • 2001年~ コムロ美容外科入職
  • 2006年4月~ 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
  • 2020年3月~ 医療法人秀晄会 コムロ美容外科へ医療法人化

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