二重切開の麻酔は何を使う?「痛みが怖い」を解決する選択肢を解説
二重切開と麻酔の基本:「怖い」「意識があるのが無理」は当然の心理
「二重切開をしたいけれど、まぶたを切るなんて想像するだけで恐ろしい」
「全身麻酔で眠っている間に、気づいたら終わっていればいいのに……」
二重切開(全切開・部分切開)を検討している方から、麻酔への不安や恐怖心は毎日のようにご相談いただきます。
結論から言うと、二重切開は基本的に「局所麻酔(まぶたへの注射)」で行います。
しかし、「痛みに弱いから絶対に無理」と諦める必要はありません。現代の美容外科では、患者さまの恐怖心の度合いに合わせて、段階的な麻酔の組み合わせ(選択肢)が用意されています。それぞれの特徴を正しく知ることで、恐怖心を安心感へと変えていくことができます。
なぜ二重切開は「局所麻酔」が基本なのか?仕上がりを左右する重要理由
「なぜ最初から最後まで眠らせてくれないの?」と疑問に思う方も多いでしょう。それには、二重切開ならではの「仕上がりの精度を極限まで高めるため」という明確な理由があります。
二重切開の手術中、医師は何度も患者さまに「目をパチパチと開けて、閉じて」と生じた状態を確認します。
- 左右のバランスは揃っているか
- デザイン通りの美しい幅(ライン)が出ているか
- (眼瞼下垂を同時に修正する場合)目の開き具合は適切か
これらは、患者さまご本人の意識があり、目の周りの筋肉(上眼瞼挙筋)を実際に動かせる状態でなければ、正確に評価することができません。
【ここがポイント】
もし完全に眠ったまま(全身麻酔や深い静脈麻酔のまま)手術を終えてしまうと、座って目を覚ましたときに「思っていた開き方と違う」「左右差がある」といったリスクが高まります。つまり、意識を保った状態での局所麻酔は、あなたが理想の目元を手に入れるための「必須ステップ」なのです。
「でも、局所麻酔の注射自体が痛いのでは?」という不安に対して、当院では以下のアプローチで痛みを徹底的にコントロールしています。
【恐怖度別】痛みと緊張を和らげる4つの麻酔選択肢
局所麻酔単体での手術が不安な方のために、コムロ美容外科では以下のメニューを組み合わせて提供しています。
笑気麻酔(7,700円)|緊張をほぐし、ふわふわした気分に
鼻から医療用のガスを吸引する麻酔です。お酒に少し酔ったような、あるいはリゾート地でリラックスしているような、心地よい「ぼんやり感」に包まれます。
こんな方に: 「痛みそのものより、手術室の独特な雰囲気や緊張感で心臓がバクバクしてしまう」という方。意識ははっきりしているため、術中の目の開き確認も非常にスムーズです。
吸入麻酔(マスク麻酔)(11,000円)|【人気】最初のチクッとする瞬間だけ眠る
マスクから少し強めの麻酔ガスを吸入し、局所麻酔の注射を行う「最初の数分間だけ」完全に眠る方法です。
こんな方に: 「まぶたに注射される瞬間を見たくない・感じたくない」という方。注射が終わればガスを止め、すぐにパッと目が覚めます。覚醒後はすでに麻酔が完全に効いているため、切開や縫合の痛みは一切なく、リラックスして医師との術中確認に臨めます。
静脈麻酔(55,000円)|うとうとした微睡みの中で受ける
腕の点滴から鎮静剤を投与し、うとうとと居眠りをしているような状態を作ります。
こんな方に: 恐怖心が極めて強く、意識をほとんど無くしたい方に向いています。ただし、麻酔が深く効いている間は目をパチッと開ける指示に応じるのが難しくなるため、仕上がりの微調整において医師の技量と経験への依存度が高くなります。
全身麻酔(110,000円)|大人の二重切開では「原則行わない」理由
コムロ美容外科では全身麻酔の設備も完備していますが、大人の二重切開において使用することは基本的にありません。
完全に意識を失うため術中確認が100%不可能な点に加え、気管挿管(喉にチューブを通す)による術後の喉の痛み、全身の強い倦怠感など、お身体への負担が大きすぎるためです(※主に、恐怖でどうしても動いてしまう小児の埋没法などに限定して使用します)。
コムロ美容外科が「痛くない麻酔」に圧倒的に強い理由
① 院長は「麻酔科標榜医」×「美容外科専門医」
コムロ美容外科の池内院長は、厚生労働省が認可する「麻酔科標榜医」の資格を保有しています。さらに現在も、週に1日は一般総合病院にて全身麻酔等の臨床業務にあたっており、年間200症例以上の麻酔実績を継続しています。最前線の麻酔医学の知識と技術を常にアップデートし続けている美容外科医は、全国的にも非常に稀です。
② 「34G(ゲージ)極細針」の採用と注入コントロール
蚊の口先ほどの細さである「34G」という医療界でも最極細クラスの針を使用します。これにより、針が刺さる瞬間のチクッとした痛みをほとんどゼロに近づけます。また、麻酔液の温度を体温に近づけ、独自のテクニックで「ゆっくり、圧力を均一に」注入することで、麻酔液が広がる際の特有の重い痛みを防ぎます。
③ 生体情報モニター(カプノメーター等)による徹底した安全管理
眠る麻酔(吸入麻酔や静脈麻酔)を使用する際は、ただ眠らせるだけでなく、呼吸状態をリアルタイムで監視する「カプノメーター(呼気二酸化炭素濃度測定器)」や心電図などのモニターを必ず装着します。麻酔科専門のバックグラウンドがあるからこそ、万が一の体調変化も見逃さない安全体制を敷いています。
まとめ:あなたに最適な麻酔の組み合わせ
二重切開における麻酔は、単に痛みを抑えるだけでなく、「恐怖心を取り除くこと」と「美しい仕上がりを作ること」を両立させるための鍵です。
| 麻酔の組み合わせ | 手術中の意識 | 術中の仕上がり確認 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|
| 局所麻酔のみ | はっきりあり | スムーズに可能 | 費用を抑えたい、注射への抵抗が比較的少ない方 |
| 笑気麻酔+局所麻酔 | リラックス状態(ぼんやり) | スムーズに可能 | 手術室の雰囲気や緊張感・不安を和らげたい方 |
| 吸入麻酔+局所麻酔 | 注射時のみ完全に睡眠 (その後すぐ覚醒) |
スムーズに可能 | 「まぶたへの注射がとにかく怖い」という方(一番人気) |
| 静脈麻酔+局所麻酔 | 終始うとうと眠っている状態 | やや難しい | 意識を極力無くして手術を終えたい方 |
「切開したいけれど、どうしても怖い」という方は、ぜひカウンセリングでそのお気持ちをそのままお聞かせください。まぶたの状態やご希望のデザイン(全切開か部分切開か)を考慮し、あなたが一番リラックスできるオーダーメイドの麻酔プランをご提案いたします。
痛みの少ない二重切開を大阪・心斎橋でお探しの方は、お気軽に当院へご相談ください。
二重切開と麻酔に関するよくある質問(Q&A)
二重切開の麻酔について、患者さまから特によくいただく質問をキーワード別にまとめました。
Q. 二重切開の局所麻酔はどれくらい痛いですか?注射以外の痛みはありますか? +
A. 痛みの大部分は「最初の注射の数十秒」だけです。麻酔が効いた後は、切開や縫合による痛みは原則としてありません。
当院では、医療用で最も細いクラスの「34G極細針」を使用し、麻酔液を体温と同等に温めてから、痛みを極限まで抑える独自の技術でゆっくりと注入します。
どうしても注射の瞬間が怖いという方には、最初の数分間だけ眠れる「吸入麻酔(マスク麻酔)」を併用することで、完全に無痛の状態で局所麻酔を完了させることができます。
Q. 手術中に麻酔が切れることはありますか?途中で痛くなったら追加できますか? +
A. 手術の途中で完全に麻酔が切れてしまうことはありませんが、万が一「少し感覚が戻ってきた」と感じた場合は、その場ですぐに麻酔を追加できます。
局所麻酔の効果は通常数時間は持続するため、30分〜1時間程度の手術中に切れる心配はありません。ただ、痛みの感じ方には個人差がありますので、術中に少しでもチクチクするような違和感があれば、遠慮なく声やジェスチャーでお知らせください。すぐに痛みを取り除きます。
Q. 笑気麻酔が効かない体質・お酒に強い人は効きにくいって本当ですか? +
A. お酒が非常に強い方や、緊張が強すぎる方は、笑気麻酔の「ふわふわ感」を実感しにくいケースが稀にあります。
笑気麻酔は緊張を和らげる補助的なガス麻酔ですが、当院では患者さまの呼吸に合わせてガスの濃度を適切にコントロールしますので、多くの方にリラックス効果を実感していただけます。
もし「笑気麻酔だけでは不安」「過去に効かなかった経験がある」という場合は、完全に意識を消失させることができる吸入麻酔(マスク麻酔)や静脈麻酔への変更が可能ですので、事前にご相談ください。
Q. 静脈麻酔や全身麻酔で二重切開をすると、仕上がりに左右差が出やすいですか? +
A. 完全に眠った状態(術中の目の開き確認ができない状態)のまま全工程を終えてしまうと、座って目を開けたときにデザインのズレや左右差が生じるリスクは高くなります。
そのため当院では、静脈麻酔を使用する場合でも、最終的な二重の幅や目の開きを微調整する重要な局面では、一度意識をハッキリと戻していただき、ご自身の目で鏡を見て確認していただくステップを大切にしています。「痛みは極力感じたくないけれど、仕上がりも絶対に妥協したくない」というご要望にお応えするためのこだわりです。
Q. 二重切開の麻酔が切れた後(術後)の痛みはいつまで続きますか? +
A. 手術当日の夜〜翌日あたりが痛みのピークですが、クリニックから処方する痛み止め(内服薬)で十分にコントロールできるレベルです。
術後、2〜3時間ほどで局所麻酔が切れると、じんじんと熱を持つような鈍痛が始まります。痛みが強くなる前に処方薬を飲んでいただくのが痛みを最小限に抑えるコツです。激しい痛みは数日以内におさまり、まぶたの腫れが落ち着くとともに、痛みも自然と消えていきます。

