皆さんこんにちは。
本日は、埋没法に脂肪とりを組み合わせた、
マイクロカット法についてご紹介します。
眼球と頭蓋骨の隙間には脂肪があり、
脂肪が多いと眉の骨よりも前方にあふれ出す結果、
いわゆる腫れぼったい瞼になります。
腫れぼったい瞼だとどんな、デメリットがあるのでしょうか?
まず、起床直後など、瞼が腫れていると
眼瞼下垂症の様に目が開けずらくなります。
2つ目に、目尻側の二重が脂肪のせいで癖が出にくくなります。
脂肪を取り除いたほうが良い、
いわゆる脱脂の適応のある方は、
カウンセリングに来られる方のうち、20%程度おられます。
今回の症例も当初、埋没法の相談で来られましたが、
カウンセリングの上でマイクロカット法になりました。
【手術直前】
マイクロカット法の施術の流れですが、
局所麻酔注射を行い、4点の針孔を作成後、
まず脱脂を行います。
一番目尻側の針孔を2mm程度とやや大きくし、
セットで皮下脂肪をつまみ上げ切除しながら
眼窩脂肪のある場所に向かってトンネルを作っていきます。
眼窩隔膜と呼ばれる透明な膜を破り、
脂肪を引っ張り出してきて良い場所で
脂肪を切断すれば、手術終了です。
流れとしては単純なのですが、
小さい針孔から止血を行いながら脱脂を行う点に慣れが必要なため、
同様の手術を行っているクリニックはあまりありません。
今回は、狭めの平行型二重を作成し、
内出血をほとんど起こさずに、多めの脱脂をすることができました。
腫れぼったい瞼でお悩みの方は、
脂肪とりだけでも手術が行えますので、
お気軽に当院までご相談ください。