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二の腕の2度目の脂肪吸引!?

 
 
皆さんこんにちは晴れ



先日行った、上腕の
脂肪吸引の症例について紹介します。

二の腕の脂肪吸引は、
局所麻酔程度の手術でも行える、
比較的簡単な手術です。

肘に5mm程度の傷を作成し局所麻酔下で行い、
1時間半程度で終了します。

手術前のデザイン時の写真です↓




ありふれた手術を、
今日のブログで取り上げたのは、
この患者様にとって、
2回目の上腕の脂肪吸引だったからです!!

 

かんたんな手術ながら、
気をつけないといけない、
この手術の落とし穴を、
皆さんに説明しますねひらめき電球

 

二の腕の脂肪は、
他に比べて非常に柔らかいので、
考えなしに手術を進めると、
肘近くの脂肪をほとんど吸引してしまい、
腕の付け根周囲の脂肪が残ってしまいますあせる

 

ここで、無理をして吸引を続けると
二の腕の真ん中あたりで
浅い層まで吸引をしてしまい、
陥凹(へこみ)を作ってしまうので
避けなければいけませんダウン

 

こういった失敗を避けるには、
上腕の付け根付近を、
先に吸引するようにすればいいのですが、
それには一つ問題がありますしょぼん

 

上腕の付け根は痛みに敏感で、
局所麻酔での鎮痛には限界があり、
ある程度脂肪の吸引を進めると、
筋肉痛のような痛みが出てきます。

多少であれば局所麻酔の追加で
抑えられますが、
あまり効果がなければ、
脂肪吸引を
そこであきらめないと
いけなくなってしまいますショック!

 

この患者様の場合は、
「上腕付け根とワキ周囲の背中の脂肪を
できる限り吸引してほしい、

局所麻酔は痛かったので痛くない方法で」
というリクエストでした。

診察では、肘の周囲は
あまり脂肪が残っておらず、
前回と同部位からでは、二の腕の
皮膚に陥凹を作る可能性が高く、
かつ背部の吸引は難しいと判断し、

背中側の上腕付け根から、
うつ伏せの体勢で吸引することにしました。


ここから吸引しています↓





もう一点は、麻酔方法の工夫です。

一般的には、局所麻酔単独か、
もしくは局所麻酔と静脈麻酔の
併用が一般的です。

しかしながら、
静脈麻酔では強い痛みは抑えることはできず、
覚醒に時間がかかります。

患者本人が早めの帰宅を希望していたので、
他院では、上腕の手術の際まず行うことのない、
硬膜外麻酔を使って行いました。
(第2-3胸椎間 穿刺 0.3%アナペイン7cc使用)

硬膜外麻酔の様子です↓




ちなみに、その位置で硬膜外麻酔を行い、
もし麻酔が効きすぎてしまうと、
横隔神経をブロックしてしまい、
息苦しさ、Spo2の低下症状が出ます。
(1時間程度で解消しますが)

手術は、1.5時間程度、
250cc脂肪を吸引でき
皮膚に陥凹をつくることなく終了しましたラブラブ!

 

これだけ取れました↓




手術後も、手の軽いしびれがあるも、
1.5時間程度の休憩で、無事宅帰宅できました。

二の腕の脂肪吸引を行ったが
上腕の付け根に脂肪が残っているのが
気になる方や、
吸引する方法があるのを知らない方が多いようです。

同様の悩みがある方は、
是非お気軽にご相談くださいませ。

今日も暑いですが、元気に頑張りましょうね合格

 




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