関西も数日前に梅雨明けし
蒸し暑い日が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか?
この時期になると、
相談の増えるのが脇の汗の相談です
クリニックでの多汗症治療は、
外科的な手術と、
ボツリヌストキシン、
いわゆるボトックスを使った
注射治療がありますが、
多汗症だけに絞れば、
手術とほぼ同等の制汗効果が得られ、
ダウンタイムがほとんどなく、
半年くらい効果が持続するボトックス注射は、
今からでも間に合う優れた治療方法です
多汗症にしか効果がないといわれている
ボトックス注射ですが、
タイプによって
は臭い(体臭)も抑える効果があるのは
ご存知ですか?
まず脇の皮膚の解剖について説明しますと、
人体の皮膚には、2種類の分泌腺、
エックリン汗腺と
アポクリン汗腺があります
エックリン汗腺からは水分とアンモニアが、
アポクリン汗腺からは脂質やたんぱく質が
分泌されます。
ボトックスは、エックリン汗腺にしか効かず、
アポクリン汗腺からの分泌物が
原因であるワキガ臭には
効果がありません
ちなみに、
加齢臭もアポクリン汗腺が関係しています。
エックリン汗腺からの
分泌物がいわゆる「汗」で、
99%が水です
健康な方であれば、
汗はさらさらとして臭わないのですが、
エアコン中心の生活で汗をかかなかったり、
飲み過ぎや疲労、
ストレス、偏った食生活等が重なると、
分泌されるアンモニアが増え(疲労臭)、
さらに、菌によって分解され、
イソ吉草酸(靴下の臭い)など
の不快な臭いが強くなります
不規則な生活をされていたり、
汗を多くかいた際に臭いが強くなる方は、
エックリン汗腺由来の臭いの可能性が高く、
ボトックス注射で汗とともに臭いも
少なくなる可能性が高くなります
そういった症状の方は、ぜひご相談ください
↓詳しくはHPに飛びますので
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