おでこのヒアルロン酸注入
おでこのヒアルロン酸注入とは?
女性らしく、柔らかい印象を与える「丸みのあるおでこ」。ヒアルロン酸注入で自然に整えることで、顔全体のバランスが美しく見えるようになります。
丸いおでこは、顔全体に柔らかく優しい印象を与えることがあります。角張った印象を避け、穏やかで親しみやすい雰囲気を作ることができます。また加齢とともにごつごつしてくるおでこが丸くなることで、より若い印象を与えることが可能です。
ヒアルロン酸注射によるおでこ、こめかみの治療は、額に丸みとボリュームを加え、顔のバランスを改善します。凹みやゴツゴツした印象の解消、しわが寄りにくくなったり、アンチエイジング効果が期待でき、全体的に女性らしく優しい印象を作り出すことができます。また、こめかみへの注射は、老けたり疲れたりした印象を改善し、理想的なフェイスラインの形成をサポートします。

おでこのヒアルロン酸注入はこういった方におすすめ
・額が平坦で、のっぺりした印象に見える
顔に立体感が出にくく、横顔にメリハリがないと感じる方へ。
・おでこのくぼみが気になる
加齢や骨格の影響で眉骨が膨らんで凹んで見える額を、ふっくら自然に整えたい方に。
・女性らしく、柔らかい雰囲気になりたい
丸みのあるおでこは、優しく上品な印象を与えてくれます。
・おでこのシワを目立たなくしたい
ヒアルロン酸のボリュームで、浅いシワが伸ばされ目立ちにくくなります。

おでこのヒアルロン酸注入の流れ
- 1. カウンセリング
- 患者様と、理想の額の形やボリュームを確認します。それによって、ヒアルロン酸の種類や注入量、デザインについて説明を行います。
- 2. 麻酔
- 眉毛のあたりにブロック麻酔を行い、痛みを取り除きます。吸入麻酔や、局所麻酔クリームの併用も可能です。
- 3. ヒアルロン酸の注入
- カニューレ(鈍針)または細い針を使って、額にヒアルロン酸を注入します。自然なカーブをつくるため、少量ずつ丁寧に注入されます。注入時間は、5~10分程度です。
- 4. 仕上がりの確認
- 注入後、鏡で仕上がりを確認します。
- 5. アフターケア・注意点の説明
- 内出血や腫れが出る場合があるため、当日の入浴や飲酒、激しい運動は控えるよう指示があります。メイクは数時間後、または翌日から可能なことが多いです。
おでこヒアルロン酸の注入 コムロ美容外科のこだわり
1.カニューラ針を使用し、内出血を抑えます。
おでこは血流が非常に良いため、注射針でのヒアルロン酸注入では出血の可能性が高くなります。 そこで注入の際、カニューラ針を使用することで内出血の可能性を大きく減らすことが可能です
2.ヒアルロニダーゼによるヒアルロン酸の調整が可能
ヒアルロン酸注入部位が膨らんでしまった場合、 一部溶解したい場合、ヒアルロニダーゼ注射を使えば調整可能です。 内出血や腫れなどほとんどなく、ヒアルロン酸を溶解し修正が可能です
3.麻酔方法 ブロック麻酔にて痛みを少なく 吸入麻酔も可能
前額は、顔の中でも比較的痛みに敏感な部位になります。しかし、前額に局所麻酔を行うと、おでこが腫れたり、ヒアルロン酸注入できる量が減ってしまいます。そのため、当院では高い鎮痛効果があり、ヒアルロン酸注入部位への局所麻酔が不要になしこり・凹凸・不自然な膨らみるブロック麻酔を行っています。眉毛のあたりにブロック麻酔を行い、上眼窩神経を麻酔することで、おでこの注射の痛みを取り除きます。
おでこヒアルロン酸注入の施術費用
項目 | 費用(税込み) |
---|---|
おでこヒアルロン酸注入 | 198.000円(2本) |
おでこヒアルロン酸注入に使う製剤の紹介
当院では、おでこヒアルロン酸注入には、厚生省認可のアラガン社のジュビダームビスタ ボリューマXCと、ジュビダームビスタ ボリフトXCの2種類を使用しています。
JUVEDERMVISTAジュビダームビスタ ボリューマXC
「ジュビダームビスタ ボリューマXC(Juvéderm VISTA Voluma XC)」は、アラガン社が製造したヒアルロン酸注入剤で、たるみや陥凹の改善に使われるヒアルロン酸です。
アラガン社独自のVYCROSSという架橋技術により、ヒアルロン酸分子が効率良く結合され、密度の高い網目構造を形成しています。これにより、注入後のむくみが低減され、約2年間の長期持続が期待できるヒアルロン酸製剤です。

JUVEDERMVISTAジュビダームビスタ ボリフトXC
アラガン社の「ジュビダームビスタ® VoliftXC(Juvéderm VoliftXC)」は、ヒアルロン酸を主成分とする注入剤で、ボリューマと比較してやや柔らかいため、顔のボリュームや立体感を出すために使用されます。
ボリフトも同様に、アラガン社独自のVYCROSSという架橋技術により、ヒアルロン酸分子が効率良く結合され、密度の高い網目構造を形成しています。

おでこヒアルロン酸注入の施術のリスクとデメリット
1.内出血
おでこは、血流が豊富でありカニューラ針を使用しても出血するリスクがあります。しかし、数分の圧迫で止血できることが多く、また皮膚が厚いため目立つ内出血になる可能性は低いと言えます。
2.しこり・凹凸・不自然な膨らみ
ポイント 骨膜上にヒアルロン酸を注入することで、凹凸を防ぎます
。注入する層が間違ったり、ヒアルロン酸の選択を間違えると、凹凸やしこりなどのふくらみを作ることがあります。
オデコは皮膚が厚くゆとりがないので、粒子が細かいヒアルロン酸ではオデコをふっくらさせることはできません。アラガン社のボリューマが最適と言えます。また、当院では、骨膜上注入をおすすめしています。ヒアルロン酸注入層の上に筋層や皮下脂肪があることで、前額の凹凸を防ぎます。
3.血流障害、皮膚壊死
ヒアルロン酸を注入する際に、血管内にヒアルロン酸が入り血管を閉塞することで、額には眼動脈につながる血管(例:滑車上動脈、眼窩上動脈)があり、ヒアルロン酸が誤って血管内に入ると
・皮膚の壊死
・最悪の場合、失明
につながることがあります。
血流障害が疑われる場合には、大量のヒアル悪露にダーゼ注射、血管拡張剤の内服をできるだけ早期に開始します。注入後の拍動性の痛みがある場合には、必ずスタッフにご相談ください。
おでこヒアルロン酸注入の留意点
処置時間 | 20分程度 |
メイク | 注入箇所の当日メイクは炎症の原因となりますのでなるべくお控えください |
洗顔・入浴 | 当日より可能です。 |
飲酒 | むくみが出やすいので当日はお控えください |
リスク・副作用 | ・稀に内出血がおきることがありますがメイクで隠せる程度です。1-2週間程度で無くなります。 ・稀に腫れがでますが2-3日でおさまります。 |
アレルギー | 極稀にヒアルロン酸アレルギーの方がいらっしゃいます。症状が発生した場合は、施術院に即ご連絡ください。 |
<ダウンタイム・合併症・副作用のリスク>
内出血や腫れ、感染(まれ)、左右差や不自然な仕上がり、血流障害(ごく稀ですが注意が必要)
おでこを丸くするための施術それぞれのデメリットを中心に紹介
おでこを丸くするための施術には、ヒアルロン酸以外にもあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 一般的にメリットが強調されえますが、デメリットについてもしっかり知っておく必要があります。 それぞれの施術のデメリットを中心に説明していきます。
おでこヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は短時間で手術が終了し、ダウインタイムが短いのがメリットで、一番人気の施術ですが、以下のデメリットについても知っておく必要があります。
1、永久的ではない
当院では、ボリフト、ボリューマなど、長期間持続する架橋型ヒアルロン酸を使用しています。しかし、永久ではなく、1.5~2年程度で吸収されるため、1年おきに追加注入の必要があります。しこり、凹凸のリスクはある長期間持続型ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸がやや硬く、注入後時間経過すると凹凸を生じる可能性があります。修正には、追加注入や、ヒアルロニダーゼによる溶解は必要な場合があります。3ヒアルロニダーゼを使っても、1回では溶解できない場合があります
2、しこり、凹凸のリスクはある
長期間持続型ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸がやや硬く、注入後時間経過すると凹凸を生じる可能性があります。修正には、追加注入や、ヒアルロニダーゼによる溶解は必要な場合があります。
3、ヒアルロニダーゼを使っても、1回では溶解できない場合がある
架橋構造のしっかりしたヒアルロン酸は、1回のヒアルロニダーゼ注射では、完全に溶解できない場合があります。場合によっては、複数回のヒアルロニダーゼ注入が必要になります。
おでこ脂肪注入
ご自身の脂肪を気になるおでこに注入する方法です。仕上がりが硬くなく、凹凸が生じにくい、6㏄以上の場合は料金的なメリットがあります。おでこ脂肪注入のデメリットは以下の通りです。
1、定着率は30%程度、場合によっては追加注入が必要になる可能性
おでこは筋層が薄く、注入脂肪が血流からの栄養の供給を受けにくいため、定着率が30%程度と低いのが知られています。理想よりも多めに注入するなどの対処法はありますが、追加注入が必要になることがあります。
2、ふくらみが出た場合、修正が困難
脂肪注入部位がふくらみ過ぎた場合、修正が困難です。脂肪溶解注射、吸引等を行うしかありませんが、数回の処置が必要になる場合があります。
おでこ(前額)プロテーゼ
鼻やおでこプロテーゼのように、素材がシリコンのプロテーゼをおでこに入れる方法です。CT画像をもとにプロテーゼを削りだし、オーダーメイド治療を行います。前者2つの治療と違って永久性がありますが、どんなデメリットがあるのでしょうか?
1、傷が大きくなる
前額プロテーゼは、左右の眉上と、眉間の陥凹部をカバーする形状で作成されます。プロテーゼの面積が広いため、頭髪生え際を大きく切開する必要があり、傷が大きくなるデメリットがあります。
2、費用が高い
鼻や顎プロテーゼの場合、既製品が使われることが多いのですが、前額プロテーゼは自身の3DCTデータをもとに作成します。手術時間も長いこともあり、ヒアルロン酸や脂肪注入と比較しても高額になるのがデメリットです。
3、感染時などの処置が困難
インプラントを使用した手術は、感染やずれなどが生じる場合があり、再手術が必要になる可能性があります。前額の頭髪生え際から行うこの手術は、傷が大きく、長時間かかる可能性があります。
よくある質問
Q.術時間はどのくらいかかりますか?
A.注入自体は15〜30分程度で終了します。カウンセリングや麻酔の時間を含めると、トータルで1時間ほどを見込んでおくと安心です。
Q.痛みはありますか?
A.極細の針またはカニューレを使用し、ブロック麻酔を併用します。麻酔の際は、少しちくっとしますが、施術中の痛みはありません。術後も、痛み止めのお薬で我慢できる程度です。
Q.ダウンタイムはどれくらいですか?
A.腫れ・内出血:数日~1週間程度赤み・圧痛:1〜3日で落ち着くことが多いですメイクは当日または翌日から可能な場合が多く、日常生活に支障はほとんどありません。
Q.効果は、どのくらい持続しますか?
A.使用するヒアルロン酸の種類や個人差によりますが、一般的に1年から2年程度が持続の目安です。繰り返すことで持続期間が長くなります。
Q.おでこのヒアルロン酸注入は、誰でも受けられますか?
A.妊娠中・授乳中の方、ヒアルロン酸にアレルギーがある方、感染症がある方などは施術を受けられない場合があります。当てはまる場合には、スタッフにご相談ください。