タレ目形成で片目だけのつり目は治せる?左右差を整えるポイント
「片方の目だけつり目に見える」「写真を撮ると左右の目つきが違う」——鏡や写真を見るたびに気になってしまう、という方は少なくありません。左右の目に大きさや形の差があること自体は珍しいことではありませんが、その中でも「片方だけ目尻が上がって見える」というお悩みには、タレ目形成(グラマラスライン形成・下眼瞼下制術)が有効なケースがあります。ここでは、片目だけの施術がどこまで可能なのか、その際に押さえておきたいポイントを解説します。
なぜ片目だけつり目に見えるのか
目元の左右差は、まぶたの開き方や二重の幅によって生まれることもあれば、下まぶたの外側のカーブの角度によって生まれることもあります。後者の場合、片方は下まぶたが自然に下がっているのに対し、もう片方は下がりが少なく、相対的に「つり目」に見えてしまいます。
まぶたの開き方や二重幅の左右差が主な原因となっているケースについては、当院の雌雄眼に関するコラムで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。ここでは、下まぶたの角度が原因となっているケースに絞って解説します。
タレ目形成は片目だけでも受けられる
結論からいうと、タレ目形成は片目だけの施術も可能です。もともと左右差を整えることを目的に来院される方も多く、両目を同じだけ下げるのではなく、気になる側だけ、あるいは左右で下げる量を変えて施術するというのは、決して特殊な対応ではありません。
片目だけ施術する際に大切なポイント
「健側」に合わせたさじ加減
片目だけ下げる場合、基準になるのはもう片方の目(健側)の形です。健側の目尻の角度や、黒目に対する下まぶたの位置を見ながら、下げすぎない範囲でバランスを取っていきます。目安なく大きく下げてしまうと、今度は施術した側だけ下三白眼(黒目の下に白目が広く見える状態)になり、かえって左右差が目立ってしまうことがあるため、慎重な見極めが必要です。
特に下まぶたは、表情筋の動きや皮膚の厚みが非常にデリケートな部位です。当院では静止時のバランスだけでなく、笑った際や目を細めた際の筋肉の動きまで緻密に計算し、いわゆる「引き算」の調整を行います。また、強く下げすぎることは組織の過度な張力を招き、将来的な引きつれや不自然な癒着のリスクにもつながります。あえて「少し物足りないかな」と感じる程度の自然なラインを目指すことこそが、長期的に見て美しく、表情に馴染む目元を作るための重要ポイントです。
もともとの骨格差も考慮する
左右の目尻の高さや、眼窩(目が収まっているくぼみ)の位置には、もともとわずかな差があることがほとんどです。この骨格的な土台の違いを踏まえずに「とにかく健側に合わせる」だけでは、不自然な仕上がりになることもあります。カウンセリングでは、正面だけでなく、笑ったときや目を細めたときの見え方まで確認しながら、無理のない範囲での着地点を一緒に探っていきます。
完全に左右対称にすることが目的ではない
もともと完全な左右対称の顔はほとんど存在しません。片目だけの施術で目指すのは、パッと見て気にならない程度にバランスを整えることであり、ミリ単位で完全に揃えることを保証するものではない、という点は事前にご理解いただきたいポイントです。
また、片目のみの施術では、術後のダウンタイムにおいて「施術した側とそうでない側で、腫れや内出血の差が一時的に目立つ」時期が生じます。これは経過として自然なことですので、必要以上に心配されることはありません。加えて、下まぶたの形を変える際は、目の健康を守るために「涙の排出機能(涙点)」への影響も考慮する必要があります。安全に下げられる限界値を見極め、機能面を犠牲にしない施術を行うのが当院のポリシーです。
片目だけの場合の費用について
片目だけの施術を希望される場合、両目施術と同じ料金がかかるのか、それとも軽減されるのかは、クリニックによって考え方が分かれるところです。コムロ美容外科では片目オペの金額は両目の60%の金額をいただいています。
カウンセリングで伝えておきたいこと
- どちらの目が気になっているか、いつ頃から気になり始めたか
- 正面だけでなく、笑ったときなど表情が動いたときの見え方も気になっているか
- 「完全に左右対称」ではなく「気にならない程度」で十分と考えているか、それとも徹底的に揃えたいか
これらを具体的に伝えていただくことで、デザインの精度が上がりやすくなります。なお、つり目に見える原因が下まぶたの角度だけにあるとは限りません。例えば「蒙古ひだの張り出し」や、眉と目の距離感などが影響している場合、タレ目形成のみでは理想の目元に近づける限界があることもあります。当院では多角的な視点から「なぜ今の目元が気になっているのか」を診断しますので、まずは「つり目を治したい」というお悩みそのものを、遠慮なく医師にお伝えください。
まとめ
片目だけのつり目は、下まぶたの外側の角度に左右差があることが原因の一つで、タレ目形成によって整えられる場合があります。ただし、健側とのバランスを見ながら慎重に下げ幅を調整する必要があるため、片目だけの施術ほど経験と見極めが問われる、とも言えます。左右差が気になる場合は、まずはカウンセリングで気になっている点を具体的に相談ください。大阪のタレ目形成はコムロ美容外科にお任せください。
なお、まぶたの開き方や二重幅の左右差(雌雄眼)でお悩みの場合は、[雌雄眼に関するコラム]もあわせてご参照ください。

