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目頭切開と目上切開の違いとは?あなたに向いている施術を医師が解説

2026/06/21
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「蒙古襞(もうこひだ)をなくして目を大きくしたい」「華やかな平行型の二重にしたい」と考えたとき、候補に上がるのが「目頭切開」と「目上切開」です。

どちらも目頭付近にアプローチする施術ですが、「目をどの方向に広げるか」というアプローチの向き(ベクトル)が全く異なります。

自分のまぶたの状態や、理想とする目の形に合わない方法を選んでしまうと、「寄り目に見えてしまう」「不自然にキツい印象になってしまった」といった失敗につながることも。今回は、美容外科医の視点から、この2つの施術の違い、メリット・デメリット、そして後悔しないための選び方をわかりやすく解説します。

【比較】目頭切開と目上切開の最大の違いは「切る方向」

最大の違いは、目を大きく広げる「方向(ベクトル)」です。どちらも目頭の皮膚を扱いますが、切開するデザインによって得られる効果が異なります。

項目 目頭切開(めがしらせっかい) 目上切開(めうえせっかい)
広げる方向 内側(鼻の方向)へ水平に広げる 斜め上(おでこの方向)へ広げる
主な目的 ・目の横幅を広げたい
・離れ目を改善したい
・目を縦方向に大きくしたい
・寄り目にせず平行二重にしたい
蒙古襞の処理 蒙古襞をしっかり「切除」する 蒙古襞を「上方に移動・持ち上げる」
変化の印象 シャープで大人っぽい、華やかな印象 丸みのある、優しく可愛らしい印象

1. 目頭切開とは:目の横幅を広げ、シャープな印象に

目頭切開は、東洋人特有の目頭に被さっている皮膚(蒙古襞)を内側(鼻の方向)に向かって水平に切り開く施術です。

目の横幅が広がるため、目が内側に大きくなり、大人っぽくシャープな目元になります。また、目と目の距離が離れている「離れ目」の解消にも非常に有効です。

2. 目上切開とは:寄り目を防ぎ、丸みのある優しいデカ目に

目上切開は、目頭の皮膚を斜め上(おでこの方向)に向かって切り開く施術です。

目の横幅ではなく「縦幅」を広げるイメージに近いため、「目は大きくしたいけれど、これ以上寄り目にしたくない」という方に最適です。目頭のラインに丸みが残るため、優しくキツく見えない、可愛らしい印象の目元を作ることができます。

私はどっち?理想の仕上がりから選ぶ基準

骨格や蒙古襞の張り方によって、適した施術は一人ひとり異なります。以下の基準を参考にしてみてください。

「目頭切開」が向いている人

  • 目と目の間が離れている(離れ目を治したい)
  • 目の横幅を広げて、大人っぽいクールな印象にしたい
  • 蒙古襞が強く張っていて、目頭のピンクの部分(涙丘)がほとんど見えない

「目上切開」が向いている人

  • すでに目と目の距離が近い(または適正)ので、これ以上寄り目にしたくない
  • キツい印象にせず、丸くて可愛い、タレ目っぽい雰囲気を残したい
  • 二重のラインを、目頭から綺麗に立ち上がる「平行型」にしたい

目頭切開・目上切開のダウンタイムと傷跡の経過

切開を伴う手術であるため、術後の経過やダウンタイムについて不安を感じる方も多いのではないでしょうか。目頭切開と目上切開のダウンタイムの目安や経過は、基本的にはほぼ同様です。

  • 腫れ・内出血のピーク: 術後2〜3日がピークとなり、1〜2週間ほどで徐々に落ち着いていきます。
  • 抜糸: 術後およそ5〜7日目に行います。抜糸の翌日からアイメイクが可能になります。
  • 傷跡の経過: 術後1ヶ月頃は、傷跡に赤みや硬さが出やすい時期です。その後、3ヶ月から半年ほど時間をかけて徐々に白く平らな線へと変化し、ほとんど目立たなくなっていきます。

当院では、極細の医療用縫合糸を使用し精密に縫合を行うため、傷跡を最小限に抑える工夫をしています。お仕事や学校のスケジュールに合わせて調整できるよう、カウンセリング時にダウンタイムの過ごし方についても詳しくご説明いたします。

知っておきたい失敗例と、後悔しないための対策

目元の切開手術は、一度皮膚を切り取ってしまうと「元の状態に完全に戻すこと」が非常に難しい施術です。そのため、以下のような失敗例と対策を知っておくことが大切です。

失敗例1:寄り目になりすぎてキツい印象になった

目と目の距離を計算せずに目頭切開をやりすぎてしまうと、ピンクの粘膜(涙丘)が見えすぎてしまい、不自然で怖い印象になってしまいます。

失敗例2:左右差が出てしまった

元々の目の形や蒙古襞の張り方は左右で異なるため、同じデザインで切ってしまうと左右差が強調されることがあります。

【対策】「〇〇ミリ切る」ではなく全体のバランスを見る

失敗を防ぐ最大のポイントは、単に「目を大きくする」のではなく、顔全体のパーツ(鼻や輪郭)との黄金比率を意識することです。当院では、事前のカウンセリングで入念なシミュレーションを行い、やりすぎない「自然な美しさ」をご提案しています。

二重整形(埋没法・切開法)と同時に行うメリット

「綺麗な平行型の二重にしたい」というご希望の場合、目頭切開や目上切開単体ではなく、二重整形(埋没法や全切開法)と同時に施術を行うケースが多々あります。

蒙古襞の張りが強い方は、二重の埋没法だけを行っても、皮膚の引っ張りに負けて二重ラインがすぐに戻ってしまったり、思うような二重幅が出なかったりすることがあります。

切開法によって蒙古襞の突っ張りを根本から解除してあげることで、二重の持ちが劇的に良くなり、目頭からすっと伸びる美しい二重ラインを同時に手に入れることができます。一度の麻酔・一度のダウンタイムで済むという点も、同時施術が選ばれる大きなメリットです。

まとめ:自己判断は禁物!シミュレーションで最適な選択を

目頭切開と目上切開は、どちらかが優れているというわけではなく、「あなたの骨格(目と目の距離)」と「理想のデザイン」によって完全に使い分けるべき施術です。

例えば、もともと目と目の距離が近い人が「平行二重にしたいから」という理由だけで目頭切開をしてしまうと、寄り目が強調されて不自然な顔立ちになってしまいます。この場合は、目上切開を選ぶのが正解です。

コムロ美容外科では、独自のシミュレーションを行い、ミリ単位で仕上がりのバランスを調節しています。あなたの目がどちらの施術に適しているか、まずは一度お気軽に診察・カウンセリングへお越しください。

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この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
  • 2000年 大手美容外科 入職
  • 2001年 コムロ美容外科入職
  • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

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