糸リフト
糸リフトがおすすめの人
- 顔のたるみに悩んでいる。
- フェイスラインのぼやけが気になる。
- 40代になってマリオネットラインが目立ってきた。
- 口元のもたつきが嫌だ
- メスを入れずに小顔にしたい。
- 口角が下がってきたので、自然に上げたい。
このようなお悩みがある方には、切らずに手軽に自然なリフトアップが出来る糸リフトがおススメです。
糸リフトの症例写真
BEFORE
AFTER


執刀医 | 理事長兼院長 池内秀行医師 |
患者様 | 70代女性 |
施術メニュー | 糸リフト(バイニードル)、ロング6本/ショート2本 |
費用 | 241,050円(税込) |
施術のリスク副作用 | 皮膚の凹み・糸を固定した部分の膨らみ・糸が触れる・糸の露出・糸が透ける・糸に対する違和感・異物感・つっぱり感・引きつり感・引き上がりの左右差・リフトアップの効果の少なさ・感染(化膿する)・一時的な顔面神経麻痺(眉、口の動きの麻痺)等 |
糸リフトとは〜効果と特徴〜
糸リフトは、皮膚を切開せずにリフトアップができる美容医療のひとつで、たるみやフェイスラインのもたつき、ほうれい線などのエイジングサインにアプローチできる施術です。特殊な糸を皮下に挿入し、組織を物理的に引き上げることで、たるんだ肌をリフトアップさせ、シャープな輪郭へと導きます。

糸でたるみを引き上げる施術
“たるみの犯人“は、年齢と共に下がってくる『下垂(かすい)脂肪』!?顔のたるみやほうれい線などの原因の多くは、重力や組織の劣化で下がった「下垂脂肪」です。この下垂脂肪はスキンケアやマッサージなどでは、根本的な解決をする事が出来ません。そこでお勧めなのが、メスを使う事無く手軽に施術が出来る『糸リフト』です。
コグ(棘)が付いた特殊な溶ける医療用の糸を皮下に挿入して、たるんだ組織に直接ひっかけて、持ち上げた状態でそのまま固定する事により、たるみをリフトアップさせます。
コラーゲン増生によって肌のハリ・ツヤアップ
当院で使用する糸は、6か月から2年で分解吸収される素材を使用しています。体内に入れた糸の周囲にコラーゲンの被膜が徐々に生成し、吸収されたあとも残ることで効果が持続します。即時的な効果に加えて、肌の張りや弾力の向上を感じられるのも大きな魅力です。
未来のたるみ予防も期待できる
糸リフトが皮下組織に挿入されると、その組織の周囲で軽度の炎症反応が起こります。これにより皮膚の修復過程が進み、組織が収縮(タイトニング)して引き締まり、時間とともに皮膚の構造が再構築されることで、長期的なたるみ予防効果が期待できます。
シワやたるみの原因とは〜糸リフトでできること〜

シワやたるみの主な原因のひとつは、加齢による脂肪の下垂です。脂肪の下垂の原因としてはエラスチン、ヒアルロン酸の減少による肌のたるみ、脂肪を支える靭帯のゆるみが加齢とともに進行することで、顔の皮下脂肪は支えを失い、重力に引っ張られるように下がっていきます。その結果、ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインのもたつきといったエイジングサインが目立つようになります。
糸リフトは、コグというトゲがついた皮下に挿入し下垂した、たるみを引き上げる施術です。
さらに、糸が挿入された部分ではコラーゲン生成が促進されるため、肌のハリ感や弾力の改善にもつながります。
たるみの根本である脂肪の位置を直接的に整えることで、自然な若返り効果と長期的なたるみ予防が期待できます。
糸リフトが向いている人・向いていない人
糸リフトが向いていない人
糸リフトで後悔する人がいるって本当?
はい、本当です。糸リフトは手軽にたるみを改善出来る素晴らしい施術ですが、適応が無い人が受けると「金ドブ」になる事があります。
例えば、皮下脂肪が極端に多い方や逆に少ない方が糸リフトの施術を受けてしまうと、全くリフトアップ効果が無かったり、凹凸が出てしまう場合があります。又、たるみが深刻な方や骨格が特徴的な方にも不向きなケースは少なくなく、そのような方にはフェイスリフトや骨切りなどが適応の場合もございます。
いくら手軽に受けられる施術といっても、しっかりとカウンセリングにて医師へ相談をして診察してもらう事が重要です。
糸リフトが向いている人
軽度から中度たるみがある方、ナチュラルなリフトアップを求める方、ハイフなどのレーザー治療では満足できなかった方、将来的なたるみ予防をしたい方に特におすすめです。あごのヒアルロン酸注入と組み合わせる事で、シュッと輪郭が整ったフェイスラインに仕上げる事も可能です。
糸リフトとハイフ(H I F U)の違い

糸リフトとハイフは、どちらもたるみ改善に効果的な施術ですが、そのアプローチに違いがあります。糸リフトは、皮下に医療用の糸を挿入して物理的直接的に肌を引き上げるため、即効性がありフェイスラインの変化を実感しやすいのが特長です。一方、ハイフは超音波エネルギーを肌の深部に照射し、60度程度まで温度上昇させコラーゲンの収縮効果と、コラーゲンの再生を促すことでじわじわと引き締め効果をもたらします。
軽度なたるみや予防目的にはハイフ、しっかりとしたリフトアップを希望する方には糸リフトがおすすめです。併用することで、より高い相乗効果も期待できます。
糸リフトの糸の種類について
糸リフトに使用される糸には、用途によってたくさんの種類があり、それぞれ効果や仕上がりに特徴、違いがあります。使用する糸の形状・材質・構造によって、リフト力や持続性、肌へのアプローチが異なります。
糸の素材〜溶ける糸・溶けない糸〜

まずは大きく分けると、「溶ける糸」と「溶けない糸」に分けられます。溶ける糸(吸収糸)は、時間の経過とともに体内に自然に吸収されるため、持続期間は比較的短めですが、体への負担が少なく、感染リスクが低い点やダウンタイムの短さが魅力です。
一方で溶けない糸(非吸収糸)は、体内に長期間残ることでリフトアップ効果が持続しやすい反面、アレルギーや感染症のリスク、将来的なMRI検査への影響(金の糸)といった注意点もあります。それぞれの特性を理解した上で、自分に合った糸を選ぶことが重要です。
▼比較表
素材 | PDO(ポリジオキサノン)、PCL(ポリカプロラクトン)、PLA/PLLA(ポリ乳酸)などがあり、体内で自然に分解・吸収される特徴があります。 |
持続期間 | 6か月程度~2年(糸の種類による) |
メリット | 感染症のリスクが低くダウンタイムも短い。吸収の過程でコラーゲン生成が促され美肌効果も期待出来る。 |
デメリット | 持続期間が短い |
素材 | PP(ポリプロピレン)や金など |
持続期間 | 3~5年程度 |
メリット | 長くリフトアップ効果が期待出来る |
デメリット | 感染症やアレルギーのリスクがあるほか、菌金の糸は将来的なMRI検査に制限がかかる可能性がある点には注意が必要です。 |
糸の形状〜コグ(トゲ)・メッシュ〜

糸リフトに使用される糸にはさまざまなタイプがあり、代表的なものが「コグ(トゲ)付き糸」と「メッシュ状の糸」です。コグ付き糸は糸に細かな突起がついており、皮下組織にしっかりと引っかかることで、強力なリフトアップ効果を発揮します。特にフェイスラインや頬のたるみを引き上げたい方に適しています。
一方、メッシュ状の糸は表面積が広く、コラーゲン生成を促す作用が高いため、肌のハリや弾力を改善したい方におすすめです。それぞれ目的に応じて使い分けることで、より高い効果が得られます。
コムロ美容外科の糸リフトで使用する糸の種類
バイニードル (アンカーDXダブル) |
アンカープラス | ショッピングリフト | |
---|---|---|---|
イメージ図 | ![]() |
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効果 | 強力なリフトアップ、立体的で自然な仕上がり、長期的なリフティング効果、美肌効果 | 短い糸でリフトアップしながら、同時にたるみ改善や小じわケア、毛穴の開きを改善して肌のキメが整えられる | 治療直後から即効性のリフトアップ効果、たるみ改善、新細胞による肌質の向上や弾力アップ、毛穴改善 |
適応部位 | こめかみ、マリオネットライン、頬のたるみ、フェイスライン、顎下のたるみ | 眉毛、頬骨、エラ、オトガイ下部、顔下部分、首 | 頬、フェイスライン、ほうれい線、顎のゆるみ |
おすすめの人 | ✔ 顎・こめかみのたるみが 気になる ✔ 顎下のたるみが気になる ✔ マリオネットラインが 目立ってきた ✔ 口角が下がってきた ✔ フェイスラインが ぼやけてきた |
✔ 頬のたるみが気になる ✔ マリオネットラインが 気になる ✔ 顔周りのシワが気になる ✔ 口角が下がってきた ✔ フェイスライン全体のたるみシワが気になる |
✔ 頬やほうれい線のたるみが 気になる ✔ フェイスラインを 引き締めたい ✔ ハリ・艶のある肌を 目指したい ✔ 小じわ・たるみが気になる ✔ 出来るだけダウンタイムが 少ない施術を探している |
ダウン タイム |
数日~長くても1週間程度 | 数日~長くても1週間程度 | 数日~長くても1週間程度 |
施術頻度・間隔 | 個人差はあるが施術効果は1年程度 | 個人差はあるが施術効果は1年程度 | 年に1~2回程度のペースをお勧めしています |
施術時間 | 約30分程度 | 約30分程度 | 約30分程度 |
バイニードル(アンカーDXダブル)
長く柔軟性の高い糸でガッツリ引きあげる!!
バイニードルは吸収糸で、2つのコグが連なり、2方向へ柔軟に組織を引き上げ、長期的なリフトアップ効果をもたらします。輪郭の形に合わせて曲線状に挿入する事ができ、術後の異物感もほとんどありません。
アンカープラス
リフトアップ効果に加えて、さらに肌のハリと質感アップも長期的に期待出来る!!
「連続した2つのコグ(突起)」と、それらをつなぐ小さなホーン(トゲ)が配置されているのが特長で、強度が高く安全性にも優れています。
ショッピングリフト
極細の鍼と吸収糸を皮下に挿入することで、即時的なリフトアップ効果とともに、コラーゲン生成を促進する治療です。代謝や血行を高め、肌のハリ・ツヤ、たるみ改善、毛穴の引き締めなど美肌効果も期待できます。
糸リフトの挿入本数の目安

糸リフトの挿入本数は、たるみの程度や希望する仕上がりによって異なりますが、目安としては片側で4〜10本、全顔で8〜20本程度が一般的です。フェイスラインの引き上げにはやや多めの本数が必要になる場合もありますが、過剰に入れすぎると違和感や凹凸の原因となるため、医師との十分なカウンセリングのもと、バランスの取れた本数を選ぶことが自然な仕上がりにつながります。
糸リフトと併用がおすすめの施術
年齢を重ねるごとに出てくるお顔のお悩みは、一つだけとは限りません。「フェイスラインのたるみも気になるけれど、同時にシミやくすみも改善したい」「ほうれい線のシワだけでなく、肌全体のハリも取り戻したい」など、複数の悩みが混在しているのが一般的です。
糸リフトは、そうしたお悩みの「土台」となるたるみを力強く引き上げる非常に効果的な治療ですが、他の施術と組み合わせることで、相乗効果が生まれ、お客様が思い描く理想の美肌へ、より一層近づくことが可能になります。
当院では、糸リフトを単体の治療としてだけではなく、お客様のお悩みに合わせたトータルな美顔治療の基盤として位置づけています。
糸リフト × ヒアルロン酸注入
糸リフトで顔全体のたるみをグッと引き上げた上で、ほうれい線やマリオネットラインなど、部分的に深く刻まれてしまったシワや、年齢とともに出てくる頬のコケやくぼみにヒアルロン酸を注入します。これにより、リフトアップ効果に加えて、ふっくらと若々しい立体感が生まれ、より滑らかで自然な仕上がりを実現します。
糸リフト × ハイフ(HIFU)
ハイフ(高密度焦点式超音波)で皮膚の土台であるSMAS筋膜を引き締め、肌の内部からタイトニング効果をもたらします。その上で糸リフトを行うことで、「引き締め」と「引き上げ」のダブルのアプローチが可能となり、より強力かつ長期的なリフトアップ効果が期待できます。顎下の二重あごの改善目的では、糸リフト単独で行うよりも、コンビネーションで行うことで大きな効果を発揮します。
糸リフト × 美肌治療(光治療・レーザーなど)
糸リフトでフェイスラインという「輪郭」を整え、光治療やレーザーフェイシャルでシミ・そばかす・くすみ・赤みといった肌表面の「色調」を改善します。たるみと肌質感を同時にケアすることで、お顔全体の印象が格段に明るく、若々しくなります。また、糸リフトによる刺激はコラーゲン生成を促すため、美肌治療との相乗効果で、ハリとツヤのある肌へと導きます。どの施術を組み合わせるのが最適か、専門の医師がお客様の肌状態を的確に診断し、ご予算やダウンタイムのご希望も考慮した上で、ベストなコンビネーション治療をご提案します。
糸リフトにデメリットはある?
糸リフトは手軽にリフトアップが叶う一方で、いくつかのデメリットや注意点もあります。術後に腫れや内出血、違和感が出ることがあり、数日~1週間程度のダウンタイムが必要です。また、効果には個人差があり、過度な期待は禁物です。稀に糸の露出や感染のリスクもあるため、信頼できる医師による施術が重要です。
糸リフトのデメリット
まず挙げられるのは、切開リフトほどの引き上げ効果はどうしても得にくいという点です。したがって、たるみの度合いが強い方や脂肪が多い方にはおススメ出来ない場合があります。又、半永久的な効果が期待出来ない点もしっかりと理解した上で、施術を受ける事が重要です。
糸リフトのメリット
やはり手軽に受けられるのは大きなメリットかと思います。施術時間は30分ほどでダウンタイムもそれほどない為、気軽にお受け頂ける施術になります。又、リフトアップ効果だけではなく、肌のハリ艶アップ効果も期待出来るのが人気の秘訣かもしれません。
糸リフトの失敗例と失敗を防ぐポイント
糸リフトは手軽に受けられるポピュラーな施術ではありますが、どの先生に施術してもらうかによって上手くいくか失敗するかが別れます。
いくら手軽な施術といえども、直美上がりの経験が浅い医師や経歴がしっかりしていない医師では、当然失敗リスクが上がるので注意が必要です。
糸リフトの失敗例
失敗例⑴ 左右差
元々の骨格や筋肉の付き方、たるみの具合をしっかりと診察して、それに合わせた施術ををしないと左右差が出てしまう場合があります。
失敗例⑵ 効果の不満足
前述の通り、たるみのレベルや脂肪の量によって、そもそも糸リフト適応なのかしっかりと見極める必要があります。適応が無い人が糸リフトを受けてしまうと効果を感じる事が難しくなってしまいます。
失敗例⑶ 肌に凹凸が出来る
知識や技術が未熟な医師の場合、糸の挿入角度や深さにバラつきが生まれて、肌の表面に凹凸がででしまう場合があります。
糸リフトの失敗を防ぐにはクリニック選びが重要
糸リフトの失敗を防ぐには、経験豊富な医師による施術、丁寧なカウンセリング、清潔な環境での処置、術後の適切なアフターケアが重要です。信頼できるクリニック選びが成功の鍵となります。
コムロ美容外科の糸リフトの特徴
丁寧なカウンセリングと自然なデザイン
糸リフトで「若々しくなりたい」という願いを叶える上で、最も重要なのが施術前のカウンセリングです。なぜなら、理想の仕上がりは、ただ糸で皮膚を引き上げるだけでは決して手に入らないからです。当院では、お一人おひとりの骨格、脂肪のつき方、皮膚の厚み、そして表情のクセまでをプロの視点で見極め、あなただけの「自然な美しさ」を最大限に引き出すデザインを追求します。
カウンセリングでは、まず鏡を見ながら、お客様が気になっているたるみやシワについて詳しくお伺いします。「ほうれい線が気になる」「フェイスラインのもたつきを解消したい」といった具体的なお悩みはもちろん、「疲れて見られることが増えた」「以前のようなハリがほしい」といった漠然としたご希望も遠慮なくお聞かせください。
次に、医師がたるみの原因を正確に診断します。皮膚のゆるみが原因なのか、皮下脂肪の下垂が原因なのか、あるいはその両方か。原因によって、使用すべき糸の種類やアプローチすべき皮膚の層(深さ)が全く異なるため、この診察が仕上がりの9割を決めると言っても過言ではありません。その上で、どの位置からどの方向へ、何本の糸を挿入すれば最も効果的で自然に見えるのか、具体的なデザインをご提案します。無理に引き上げすぎると、顔がひきつったり、不自然な凹凸ができたりする原因になります。
引き上げ効果は、糸の引っ張り具合ではなく、糸の本数が大きく影響します。
当院が目指すのは、真顔の時だけでなく、笑ったり話したりした時にも違和感のない、本来のあなたの表情に寄り添うナチュラルなリフトアップです。
私たちは、お客様との対話を通じて信頼関係を築くことを第一に考えています。メリットだけでなく、ダウンタイムやリスクについても正直にお伝えし、あらゆる疑問や不安が解消されるまで、説明します。
1万件の施術実績で培った技術力
糸リフトは、医師の技術力によって効果の現れ方、持続性、そしてダウンタイムの程度が大きく変わる、非常に繊細な施術です。
当院が誇る「1万件以上」という施術実績は、単なる数字ではありません。それは、数えきれないほど多様な肌質、骨格、たるみの症状と向き合い、お一人おひとりに最適な解決策を提供し続けてきた信頼の証です。
この豊富な経験こそが、私たちの技術力の源泉となっています。
糸リフトの鍵は、糸を挿入する「深さ(層)」を的確に見極めることにあります。
皮膚の浅い層に入れすぎれば表面がデコボコする原因となり、深すぎれば期待するリフトアップ効果が得られません。効果を最大限に引き出し、かつ自然な仕上がりを実現するためには、皮膚の構造を熟知した上で、SMAS筋膜などの適切な層へ正確にアプローチする必要があります。1万件の経験で培われた指先の感覚が、このコンマ数ミリ単位の精密な手技を可能にしているのです。
また、技術力の高さは、術後のダウンタイムにも直結します。経験豊富な医師は、血管や神経がどこにあるかを解剖学的に熟知しているため、それらを極力避けながら糸を挿入することができます。これにより、組織へのダメージを最小限に抑え、術後の痛みや腫れ、内出血といったお客様のご負担を大幅に軽減することが可能です。
さらに、1万件の症例データは、お客様それぞれに最適な「糸の選択」を可能にします。コグ(トゲ)の形状や長さ、素材の異なる多種多様な糸の中から、たるみの状態や肌質、ご希望のリフトアップ効果に応じて、最適な糸を単独、あるいは複数組み合わせて使用する「オーダーメイド治療」は、豊富な実績があるからこそできる応用技術です。安全性を第一に、確かな効果を追求する。1万件の実績に裏打ちされた高度な技術力で、お客様の期待にお応えします。
徹底した痛み対策〜4つの麻酔方法〜
「糸リフトは興味があるけれど、痛いのは苦手…」そのように感じ、施術に一歩踏み出せない方は少なくありません。皮膚の下に糸を通すという工程から、痛みに対して強い不安を抱くのは当然のことです。
当院では、そんなお客様の不安な気持ちに徹底的に寄り添い、安心して施術を受けていただくために、痛みを最小限に抑えるための万全な対策を整えています。お客様の痛みの感じ方やご希望に合わせて選択・組み合わせが可能な「4つの麻酔方法」をご用意しています。
- 1.クリーム麻酔(表面麻酔)
- 施術部位に高濃度の麻酔クリームを塗布し、皮膚表面の感覚を麻痺させます。針を刺す瞬間の「チクッ」とした痛みを大幅に軽減できるため、注射が苦手な方でも安心して施術の第一歩を踏み出せます。
- 2.吸入麻酔
- 手術に対する不安や恐怖心が非常に強い方のために、麻酔ガスを吸入して眠っている間に局所麻酔を行う方法です。専用のマスクを通して麻酔ガスを吸入すると、速やかに意識がなくなり、痛みを全く感じることがありません。吸入麻酔中に局所麻酔や、場合によっては手術を行うことが可能です。
- 3.笑気麻酔
- 鼻から医療用のガスを吸入することで、フワフワと心地よい、リラックスした状態を作り出す麻酔です。恐怖心や不安感が和らぎ、痛みを感じにくくなります。意識が完全になくなるわけではないので、安心して施術を受けたい方におすすめです。
- 4.静脈麻酔
- 点滴から麻酔薬を投与し、ウトウトと眠っている間に施術を完了させる方法です。痛みや施術中の記憶は全く残りません。「気づいたら終わっていた」という感覚で、痛みや不安を一切感じたくない方に最適な方法です。麻酔中は、血圧や心拍数を常に監視する生体モニターを装着し、万全の安全管理体制のもとで行います。
これらの麻酔を単独、または組み合わせることで、お客様一人ひとりに合わせた「オーダーメイドの痛み対策」が可能です。痛みに弱い方も、どうぞご安心してご相談ください。
ドクターのコメント
HIFUよりも効果高く、フェイスリフトほどの効果はないものの、フェイスラインのタルミ改善や小顔効果が得られる糸リフトは、今や、美容施術の中で一番多い施術です。
糸の入れ方、本数によって得られる効果が全く違ってくる糸リフト施術は、Dr選びが大切です。
当院では、適正費用で最大限の効果の得られる治療法を提案させていただきます。また糸リフトの効果を維持するには、定期的に糸を追加したり、ヒアルロン酸で不足しているボリュームを補ってあげるなど、メンテナンスが重要です。長くお付き合いできるクリニックを選びましょう。
糸リフトの施術の流れ
- STEP① カウンセリング
- 御客様ひとり一人にしっかりと時間を設けて、細かいお悩みからご要望まで丁寧にカウンセリングを行います。
たるみのレベルや脂肪の量なども触診にて確認を行い、糸リフトが適応かどうか、どのような糸を何本くらいがベストなのかを見極めます。 - STEP② 洗顔
- カウンセリングが終わると次は洗顔をして頂きます。
メイク落としやヘアーターバンのご用意をしておりますので、ご安心下さいませ。 - STEP③ デザイン、マーキング
- 糸リフトのデザイン・マーキングは、施術の成功を左右する重要なステップです。たるみやシワの状態に応じて、オーダーメイドで糸を挿入する位置や方向を決めて、デザイン・マーキングを行います。
- STEP④ 麻酔
- 糸リフトの際には、極細の針で局所麻酔を注射して行います。痛みが心配な方は、笑気麻酔や吸入麻酔を併用することが可能です。ご希望の方は、ご相談ください。
- STEP⑤ 丁寧な手術
- 美容外科専門医、美容外科歴25年の院長池内医師が丁寧に手術を行います。カウンセリングで伺った内容と、デザイン・マーキンを基に挿入部位からたるみの状態にあわせて、糸を1本ずつ挿入していきます。施術時間は20分~30分程度です。
リフト
糸を挿入したときに出来た小さな針穴にシールを貼って保護します。麻酔による若干のむくみと引きつれ感はありますが、強い痛みは感じません。以上で終了です。
糸リフトの料金
糸リフト | |
---|---|
バイニードショート (アンカーデラックスダブル) |
25,000円 |
バイニードルロング (アンカーデラックスダブル) |
22,000円 |
4Dリフト・4Dリフトアンカー | 38,500円~60,500円 |
ショッピングリフト | 24,000円~96,000円 |
糸リフトのダウンタイム
腫れ・むくみ | 施術直後~3日目あたりがピーク。約1~2週間で落ち着き、完全に腫れが引くまではおおよそ1ヵ月程度です。 |
傷跡 | 数日は少し赤みが出るくらいで、1週間程度で自然に戻ります。 |
内出血 | 一般的には1週間程度で引きます。 |
痛み・違和感 | 軽度な痛みや、少しチクチクとするような違和感が1カ月程度続く場合があります。 |
糸リフトのリスク・副作用
✔ 腫れや内出血が生じることがあり、数日〜1週間程度で軽快
✔ 施術部位に痛みやつっぱり感、違和感を感じる場合がある
✔ 糸の位置ずれや左右差が生じる可能性
✔ 稀に糸が透けて見える、または皮膚から露出することがある
✔ 感染や炎症を起こすリスク(非常にまれ)
✔ アレルギー反応が出る可能性もゼロではない
リフトの施術詳細
施術概要
所要時間 | 約20~30分程度 |
麻酔 | 全身麻酔/静脈麻酔/吸入麻酔/笑気麻酔からお選び頂けます。 |
施術中、施術後の痛み | 豊富な麻酔から適切な方法を選べるので極力痛みを抑える事が出来ます。 |
術直後の患部の状態 | 糸を挿入したときに出来た小さな針穴に薬を塗って保護します |
効果の持続期間 | おおよそ半年~2年 |
施術を受けられない方 | 妊娠中や授乳中は、施術による影響を考慮して糸リフトは受けられません |
注意点
洗顔・メイク | 手術当日から可能です。 |
シャワー・入浴・運動 | 手術翌日から可能です。血行が良くなることにより腫れが強くなり可能性がございます。 手術した当日は運動、熱いお風呂やサウナ浴、岩盤浴はお避けください。 |
飲酒 | 腫れがある程度引くまではお控えください。 |
車の運転 | 麻酔を使用する為、一時的に浮遊感を覚えたり、目がかすんで見える場合があります。その為、施術当日の車の運転はお控え頂くようお願いしております。 |
エステ・マッサージ | フェイシャルエステなど顔を触るエステなどは当分の間控えて下さい。マッサージにより糸が緩む可能性があります。 |
その他 | 腫れや赤みが引くまでは、極力安静に過ごすようにお願いします。 口を大きく開けるような動作は極力お控え下さい。 |
施術当日にあるとよいもの
・マスク
未承認機器・医薬品の掲載に関して
未承認医薬品等である事の明示:当製品は未承認機器・医薬品です。
糸リフトのよくある質問
Q.糸リフトの効果はどのくらい持続しますか?
A.使用する糸の種類や個人の肌状態によりますが、短いもので半年程度、長いもので1~2年程度します。吸収糸は時間の経過とともに体内に吸収されますが、その間に糸リフトの周囲にコラーゲンが生成されるため、糸がなくなった後もハリ感が残ることがあります。持続性を高めるためには、定期的に糸の追加をお勧めします。
Q.糸リフト後に顔が引きつったように見えることはありますか?
A.術直後は引き上げ効果が強く出るため、表情に違和感を覚えることがありますが、多くは数日〜1週間ほどで自然になじみます。ただし、糸の本数や挿入位置が適切でない場合、不自然な仕上がりになる可能性もあるため、経験豊富な医師による施術が重要です。
Q.糸リフト後に運動や入浴はいつからできますか?
A.激しい運動や長時間の入浴、サウナは、術後1週間程度は控えるのが一般的です。特に術後数日は腫れや内出血が出やすいため、血行が良くなる行動は避けることが推奨されます。洗顔やシャワーは翌日から可能なケースが多いですが、クリニックの指示に従いましょう。
Q.手術から1w経ちますが、糸リフトの針孔が少し陥凹しています。治るか心配です。
A.糸の一部が真皮を引き込んでために起こります。 手術中に修正を行いますが、検診時にも症状があれば再度修正を行います。 注射針を使って陥凹部の皮膚の引き込み解除を、局所麻酔を使用して行ったり、ヒアルロン酸注射をおこなますのでご安心ください。