受け口
受け口が短時間で理想の咬み合わせに
下の前歯が上の前歯より突出していることを反対咬合または不正咬合といいます。 当院では下の左右第4or5歯を抜歯した後、下顎歯槽骨骨切り及びセットバック法を行うことで短時間で理想的な噛み合わせを実現します。
この手術は高度な技術のみでなく口腔外科と矯正歯科の知識が必要で、当院では専門医師チームによる術前診断と施術を行っています。口腔内アプローチですから手術痕は外からは全く分かりません。
手術内容
手術時間 | 2時間程度、当日帰宅可能です。 |
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手術費用 | 1,100,000円 他の手術費用一覧はこちら |
術前検査 | 血液検査(HIV検査含む)、心電図、頭部レントゲン、胸部レントゲン、歯列パノラマ |
備考 | 長期間の治療が必要な矯正とは違い、1日で美しいバランスに整えます。 噛み合わせが正常になることで、表情も豊かになり魅力的になります。 |
手術方法
口腔内粘膜を切開しますので、手術痕は外からは全く分かりません。
先ず、下顎左右第4歯または第5歯を抜歯後、下顎歯槽骨(歯茎の骨)を骨切りして抜歯部の骨を切除し、セットバックにて全体を後方へ移動してワイヤーまたはチタンプレートで固定します。
手術の経過・注意事項について
固定 | 腫れやむくみ防止の為、最低3日間圧迫固定を行います。 |
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抜糸 | ・溶ける糸を使用する為不要ですが、医師の判断により2週間後に行う場合もあります。 ・針金で固定を行った場合は、1~2ヶ月後に抜去します。 |
シャワー | 翌日より可能です。 |
入浴 | 3日後より可能です。 |
検診 | 翌日・抜糸時(必要な場合)・1ヶ月後・3ヶ月後にご状態に応じて予定いたします。 |
腫れ | 下顎部の腫れが2週間程続きます。これを早く引かせる為に、専用のフェイスバンテージ(別料金)で圧迫を続けて下さい。特に夜間は必ず着用してください。 |
痺れ | 手術後に唇や下顎の感覚が鈍く感じることがありますが、時間の経過と共に改善されます。 |
内出血 | 稀に出る場合がありますが、1~2週間程で消失します。 |
感染症 | 口腔内が汚染すると、傷口が開くことがあります。十分なるうがいを心掛けて下さい。 |
手術の限界について
上の歯と下の歯の位置関係を変える手術ですので、必ずしも正しい噛み合わせを得ることは出来ません。第一小臼歯を抜去することにより、歯の間に隙間が出来る可能性もあります。また、上の歯と下の歯の位置関係が変わることにより、発音が多少変わることもあります。