お久しぶりです
本日も秋晴れで気持ちがいいですね
先週、豊胸術後修正を受けられた
患者様の抜糸が、本日ありました。
ご本人は、翌日から仕事を
普通にこなしていたそうですが、
平均的な症例と比べても、
内出血も少なく腫れも少ない方になります。
当院の豊胸術は、
通常腋窩切開で行うのですが、
引き込み部の癒着解除目的に
アンダー切開を行ったのですが、
手術中の出血のコントロールが
しやすいというメリットがあります。
癒着部周囲は
電気メスで切らなければいけないほど
癒着をしていて、
出血も多かったのですが、
アンダー切開のおかげで無事止血できています。

抜糸時の写真では、
左右の胸のボリュームが
ほぼそろっているのがわかります。
上に上がってしまった、
左のアンダーバストラインは、
人工乳腺の位置を調整することで
そろえることができ、
着衣の状態では
他の人には気付かれなくなっていると思います。
問題は、前回の傷周囲の強い瘢痕癒着のため、
へこみのラインがななめに入っています。

これは、
コヒーシブシリコンバッグ
が変形しているわけではなく、
前回の傷周囲直下の乳腺組織や、
皮下脂肪組織が吸収され、
皮膚とその下の被膜が癒着しているために
生じています。

形状の改善のために、
前回の傷部分、
皮膚と被膜との癒着剥離を行い、
脂肪移植+脂肪注入を、
来月頃に行う予定です。
ブログにて経過を報告する予定です。
