耳垂裂とは
耳垂裂(じすいれつ)とは、ピアスなどが原因で耳たぶが裂けた状態(いわゆる切れ耳)を指します。耳垂裂は、先天的な原因と、後天的な原因とがあります。後天的な原因としては、主としてピアストラブルが原因のことが多く、放置していても治ることはありません。
就職活動や結婚式、アップヘアにする際など、「裂けた耳たぶが気になって髪を結べない」とお悩みの方は非常に多いです。大阪・心斎橋のコムロ美容外科では、傷跡を目立たせない特殊な縫合技術で、元の自然な耳たぶを取り戻します。
耳垂裂(切れ耳)の多くは、ピアスホール周辺の炎症や金属アレルギーといった初期トラブルから発展して起こります。「ピアスホールが化膿して痛い」「キャッチが耳たぶに埋まってしまった」「しこり(肉芽・ケロイド)ができている」といった、耳垂裂以外のピアストラブルも当院で適切な治療が可能です。症状が悪化して耳たぶが裂けてしまう前に、少しでも異常を感じたら早めにご相談ください。
こんな方におすすめです
- 重いピアスで穴が伸びて、耳たぶが切れてしまった
- 先天的な耳垂裂で悩んでいる
症例写真
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Before
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After
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概要
大阪の20代男性のピアスによる切れ耳の手術症例になります。今回はZ法で縫合を行いました。1週間後検診では、傷の経過もよくきれいになっています。
副作用リスク:腫れ、内出血、糸の感染 傷の離開のリスク、中糸の露出の可能性があります。
手術費用:44,000円
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Before
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After
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概要
20代女性の耳垂裂による外科的修正症例になります。当院にてW法での手術を行いました。写真は1か月検診のものです。赤みも目立たずきれいな仕上がりです。ピアスを再度入れる際には、傷のライン上はさけて入れてください。傷跡はしっかりついているように見えて他の部位より裂けやすくなっています。
副作用リスク:腫れ、内出血、糸の感染 傷の離開のリスク、中糸の露出の可能性があります。
手術費用:44,000円
耳垂裂(耳垂裂傷)の手術料金
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 片耳(1箇所) | 44,000円 (税込) |
ピアスによる耳垂裂(切れ耳)の主な原因
後天的な耳垂裂(切れ耳)のほとんどは、ピアスに関連する日常的なトラブルやアクシデントが原因で引き起こされます。以下のようなケースで耳たぶが裂けてしまい、ご相談に来られる患者様が多くいらっしゃいます。
重いピアスの長期着用・ホールの拡張
大ぶりで重みのあるピアスを日常的に着けていると、重力によって少しずつピアスホールが下へと引き伸ばされていきます。徐々に皮膚が薄くなる過程では痛みを感じにくいため、ある日突然、皮膚が耐えきれずに裂けて(ちぎれて)しまうケースが非常に多いです。また、意図的に穴を広げる「拡張ピアス」による皮膚の断裂もこれに含まれます。
衣服などへの引っかけ(突発的な外傷:急性耳垂裂)
セーターなどの編み目の粗い衣服を着脱する際や、タオルで髪を拭く際などにピアスが引っかかり、瞬間的に強い力が加わって一気に耳たぶが裂けてしまうケースです。小さなお子様やペットにピアスを引っ張られて裂けてしまうといった事故も少なくありません。
ピアスホールの化膿・炎症
ピアスホールが不衛生な状態になり化膿してしまうと、周囲の皮膚組織が脆くなります。痒みが生じて無意識に掻きむしってしまったり、炎症によって皮膚のバリア機能が低下したりすることで、通常なら問題のないわずかな刺激でも耳たぶが裂けやすい状態に陥ります。
金属アレルギーによる接触性皮膚炎
ニッケルやコバルトなどの金属アレルギーをお持ちの場合、ピアスと接触している部分に慢性的な皮膚炎が起こりやすくなります。かぶれやジュクジュクとした浸出液を伴うアレルギー症状が続くと、耳たぶの皮膚が弱体化し、耳垂裂の引き金となります。
フチに近すぎる位置でのピアッシング
耳たぶの下辺(縁)のギリギリにピアスホールを開けていると、ピアスを支えるための十分な皮膚の厚みや強度が確保できません。そのため、着替え中や睡眠中の寝返りなど、わずかな引っ張りの力だけでも簡単に皮膚がちぎれてしまいます。
ピアスの埋没(キャッチの食い込み)
耳たぶの厚みに対してピアスの軸(ポスト)が短すぎる場合や、裏側のキャッチをきつく締めすぎた場合、金具が皮膚の中に食い込んで埋没してしまうことがあります。周囲の血流が悪化して組織がダメージを受け、結果として耳垂裂を引き起こす原因となります。
このような原因で一度裂けてしまい、傷口が完成(上皮化)してしまった耳たぶは、軟膏やテープなどで自然にくっつくことはありません。大阪・心斎橋のコムロ美容外科では、豊富な症例経験に基づき、裂けてしまった原因や耳たぶの厚み・形状に合わせて、最も傷跡が目立たない綺麗な仕上がりをご提案いたします。
当院の耳垂裂傷(切れ耳)修正手術のこだわり
切れ耳(耳垂裂)修正手術とは、上皮化した部分を切除し、縫合する方法ですが、切れ耳の状態によって、当院ではZ縫合やW縫合を行っています。一番簡単な方法としてはV型に裂けた耳たぶの一部を切り取り、単純縫合する方法ですが、傷跡が目立ちやすく、ケロイドのリスクが高くなります。
大阪・心斎橋のコムロ美容外科では、術後ケロイド起こりにくく、傷がきれいに完成するW縫合やZ縫合での修正を行っています。
なぜZ法・W法なのか?(ケロイド予防)
耳たぶはケロイドになりやすい部位です。傷を直線で縫うと、皮膚がひきつれて赤く盛り上がる(拘縮・ケロイド)リスクが高まります。Z型に縫うことで傷にかかる張力を分散させ、将来的なひきつれや変形を防ぎます。
切れ耳(耳垂裂)の修正方法 Z法の場合
切れ耳(耳垂裂)の修正方法 W法の場合
耳垂裂(耳垂裂傷)の施術の流れ
STEP 1カウンセリング・診察
担当医師が耳たぶの裂けた状態や皮膚の引きつれ具合、ご希望の仕上がりを丁寧に診察します。患者様一人ひとりの状態に合わせて、傷跡が最も綺麗に治る縫合方法(W法やZ法など)をご提案いたします。ダウンタイムや術後のケアについても詳しくご説明しますので、ご不安な点はお気軽にご相談ください。
STEP 2局所麻酔(痛みの軽減)
手術中の痛みを抑えるため、耳たぶに局所麻酔を施します。極細の注射針を使用し、なるべく麻酔時の痛みを軽減するよう工夫しております。最初の注射時のみチクッとした痛みがありますが、手術中は無痛状態でリラックスしてお受けいただけます。(※痛みに弱い方には、オプションで笑気麻酔の併用も可能です。)
STEP 3手術(切れ耳の修正・縫合)
麻酔がしっかりと効いたことを確認後、手術を開始します。裂けて皮膚が完成してしまった(上皮化した)部分をミリ単位で丁寧に切除し、耳たぶ本来の自然な丸みが出るように縫合します。当院では傷跡のひきつれやケロイドを防ぐための高度な縫合技術(Z形成術・W形成術)を用い、皮膚の表面だけでなく内部(真皮層)も溶ける糸で中縫いを行い、強固に修復します。手術時間は片耳およそ30分程度で、日帰りでお帰りいただけます。
STEP 4アフターケア・抜糸
手術当日から、患部(耳たぶ)を避けていただければシャワーや洗髪が可能です。術後約1週間後(7日目)に再度ご来院いただき、表面の糸の抜糸を行います。その後、術後1ヶ月検診にて傷跡の経過や耳たぶの形状を最終確認いたします。
切れ耳(耳垂裂傷)の修正手術に関するリスクと副作用
当院ではリスクを最小限に抑えるよう細心の注意を払って手術を行っておりますが、外科的手術には以下の副作用やリスクを伴う可能性があります。
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腫れ・赤み:
術後、数日から1週間程度は耳たぶに腫れや赤みが生じます。抜糸後も傷跡の赤みは数ヶ月程度残ることがありますが、時間の経過とともに徐々に白く目立たなくなります。 -
内出血:
麻酔注射や手術の操作により、耳たぶやその周囲に内出血(青紫色のあざ)が出ることがあります。通常、1〜2週間程度で自然に吸収され消失します。 -
痛み:
手術中は麻酔が効いているため痛みはありませんが、術後に麻酔が切れるとジンジンとした痛みを感じることがあります。処方する鎮痛剤(痛み止め)を服用していただくことで十分にコントロール可能です。 -
感染(化膿):
稀に、傷口から細菌が入り込み感染を起こす場合があります。赤く腫れ上がったり、強い熱感や痛みが生じた場合は、抗生剤の処方など迅速に処置を行いますので速やかにご連絡ください。 -
中縫い糸の露出:
傷を強固に密着させるため、皮膚の内部を吸収糸(溶ける糸)で縫合しますが、体質によって稀に皮膚の表面から糸が露出することがあります。その場合はクリニックにて適切な処置を行います。 -
ケロイド・肥厚性瘢痕(傷跡の盛り上がり):
耳たぶは、体質によりケロイド(赤く盛り上がったしこり)ができやすい部位です。当院ではZ法やW法を用いて皮膚にかかる張力を分散させ、リスクを最大限軽減していますが、完全にゼロにすることはできません。万が一症状が出た場合は、保存的治療をご案内いたします。 -
傷の離開(裂け):
術後早期に強い力で引っ張られたり、傷が完全に治癒する前(術後1ヶ月以内など)に同じ場所にピアスを開けたりすると、縫合した傷口が再び開いてしまうリスクがあります。再度のピアッシングの時期や位置については、必ず医師にご相談ください。
よくある質問
Q.切れ耳は自然に治りますか?
A.一度裂けた耳たぶは自然にはくっつかず、外科的な縫合が必要です。小さな傷であっても傷は残ります。
Q.ピアスによる切れ耳は保険が使えますか?
A.以前は保険適応でしたが、2019年1月からピアスによる耳垂裂傷には保険が使えなくなりました。
Q.切れ耳の治療にはどんな方法がありますか?
A.主な治療法は縫合手術(皮膚と皮下組織の縫合)です。上皮化した部分を切除し、傷跡が目立たないように、傷をきれいに縫合します。
Q.切れ耳を治す手術は痛いですか?
A.局所麻酔を使うので、施術中の痛みはほとんどありません。手術後も痛み止めを処方しますが、強い痛みが出ることは稀です。
Q.手術後、ピアスはまた開けられますか?
A.傷が治ってから、再度ピアスは可能です。手術後1か月程度お待ちください。その際傷に一致してピアスを開けると傷が裂けてしまうので、ピアッシングに時期、場所は医師とご相談ください。
ピアスの穴あけについて詳しくはこちら
Q.切れ耳手術の跡は目立ちますか?
A.抜糸後しばらくは傷の赤みがありますが、3か月くらい経過すると白くなり目立たなくなります。もし赤みや色素沈着が長引く場合は、レーザーやクリームなどで治療も可能です。
監修医情報
- 医師
- 医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)
- 経歴
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- 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
- 2000年 大手美容外科 入職
- 2001年 コムロ美容外科入職
- 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
- 資格
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- 日本麻酔科学会会員
- 麻酔科標榜医
- 日本美容外科学会(JSAS)会員
- 美容外科(JSAS)専門医
- アラガンボトックスビスタ認定医
- アラガンジュビダームビスタ認定医

