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目尻切開の「後戻り」はなぜ起きる?原因と対策、後戻りしにくい術式の選び方

2026/05/23
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目尻切開の「後戻り」について

目尻切開は他の目元の手術と比べて後戻りが起きやすい施術として知られています。ただ、後戻りが起きる理由を正しく理解し、適切な術式と医師を選ぶことで、そのリスクを大幅に下げることは可能です。

この記事では、目尻切開の後戻りがなぜ起きるのか、どうすれば防げるのかを詳しく解説します。

そもそも「後戻り」とはどういう状態?

目尻切開の後戻りとは、手術で広げた目尻が、術後に少しずつ元の状態に戻ってしまう現象です。

手術直後に比べて目の横幅が狭くなったり、目尻の切れ長感が薄れてきたりする状態を指します。完全に元通りになることは少ないですが、「思ったより変化が残らなかった」と感じる原因になることがあります。

後戻りが起きる理由

目尻切開で後戻りが起きやすい理由は、主に以下の2つです。

① 皮膚の再癒着

切開した部分の皮膚が、傷を治そうとしてくっつき合う(癒着する)現象です。怪我をした傷口がふさがるのと同じように、切り開いた目尻が元の状態に戻ろうとすることで起きます。

② 瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)

皮膚はケガや切開を受けると、治る過程で傷を引き締めようとします。この収縮力が目尻の皮膚に働くことで、広げた部分が元に引き戻されてしまいます。

目尻の皮膚は薄くて可動性が高く、まばたきや表情の動きで常に動くため、これらの影響を受けやすい部位です。

なお、後戻りといっても完全に元通りになるというよりは、術後しばらくして「手術直後ほどの変化を感じにくくなる」という程度のことがほとんどです。後戻りが出やすい時期は術後1〜3ヶ月で、その後は比較的安定してくる場合が多いです。

後戻りしやすい術式・しにくい術式

目尻切開の術式によって、後戻りのしやすさには大きな差があります。

V-Y法(後戻りしやすい)

V-Y法は、皮膚を切除せずに切開と縫合の工夫だけで目尻を広げる方法です。ダウンタイムが短く、傷跡も目立ちにくいのが特徴ですが、皮膚を切り取っていないため、瘢痕拘縮の力で戻りやすいというデメリットがあります。

ナチュラルな変化を求める方や、初めて目尻切開を受ける方に向いていますが、「しっかり変化を出して長く維持したい」という方には向いていない場合があります。

W法(後戻りしにくい)

W法は、目尻の皮膚をW字型に切開し、皮膚を切除したうえで縫合する方法です。皮膚の一部を物理的に取り除くため、瘢痕拘縮が起きても戻れる余地がなく、後戻りが起きにくいとされています。

その分、ダウンタイムはやや長め、変化もはっきり出ます。「確実に変化を出したい」「後戻りを最小限にしたい」という方に適した術式です。

項目 W法 V-Y法
皮膚の切除 あり なし
後戻りのしにくさ しにくい ややしやすい
変化の大きさ 大きい ナチュラル
ダウンタイム 長め 短め
向いている人 しっかり変化を出したい / 後戻りを防ぎたい 自然な変化で良い / ダウンタイムを短くしたい

後戻りを防ぐためにできること

術式選びのほかにも、後戻りのリスクを下げるために大切なことがあります。

術後のケアを守る

術後に目をこすったり、強く引っ張ったりすることは、傷の回復を妨げ後戻りを引き起こしやすくします。医師から指示されたアフターケアをしっかり守ることが大切です。

紫外線対策をする

紫外線は皮膚の回復を遅らせ、傷跡の状態にも影響します。術後しばらくは日焼けを避けることが推奨されます。

経験ある医師・クリニックを選ぶ

後戻りのしにくさは、術式だけでなく医師の技術や剥離処理の丁寧さにも大きく左右されます。切開線のデザイン、皮膚の切除量の判断、縫合の精度など、細かな技術の積み重ねが結果を決めます。実績のある医師のもとで、しっかりカウンセリングを受けることが重要です。

後戻りしてしまったらどうする?

後戻りが起きた場合、状態によっては再手術(修正手術)が可能です。

ただし、一度手術を受けた部位は皮膚の状態が変わっているため、初回より難易度が上がります。また、V-Y法で受けた場合はW法への変更が可能なことがありますが、すでにW法で受けている場合は再度切除できる皮膚が限られることもあります。

後戻りが気になる場合は、できるだけ早めに執刀した医師に相談することをおすすめします。他院での修正を希望する場合も、まず状態を診てもらい、修正の可否や方法を確認することが先決です。

まとめ

  • 目尻切開の後戻りは「瘢痕拘縮」が主な原因
  • 術式によって後戻りのしやすさが変わる(W法:しにくい / V-Y法:ややしやすい)
  • 術後ケアと医師の技術も後戻りに大きく影響する
  • 後戻りしてしまった場合は、修正手術を検討できる場合がある

大阪で目尻切開を受けるにあたって「後戻りが心配」という方は、ぜひカウンセリングでご相談ください。お一人おひとりの目元の状態と希望に合わせて、最適な術式をご提案します。

よくある質問

術後に泣いたり、目を強くつぶったりすると後戻りしやすくなりますか?

はい。特に術後1ヶ月以内は傷口がデリケートなため、後戻りのリスクを高める可能性があります。目を強くつぶる、泣いて目をこするなどの行為は切開部に負担をかけ、腫れや内出血が長引く原因にもなります。術後しばらくは目元に力を入れず、リラックスしてお過ごしください。

後戻り防止のために、アイメイクはいつから再開すべきですか?

抜糸の翌日(術後約1週間)から可能ですが、最も注意すべきは「メイクを落とす際の摩擦」です。術後1〜3ヶ月は皮膚が刺激に敏感なため、強く擦ると後戻りや傷跡の原因になります。お湯で簡単にオフできるコスメを選ぶなど、目尻を擦らず優しく落とせるメイクを心がけてください。

他院で後戻りしてしまい修正手術を検討していますが、二度目の手術は痛みが強いでしょうか?

修正手術は内部の組織が硬くなっているため、初回より麻酔が浸透しにくく痛みを感じやすい傾向があります。しかし当院では、痛みを最小限に抑えるために極細の34G(ゲージ)注射針を使用しています。さらに麻酔科標榜医としての知見を活かし、痛みのないよう麻酔を細かくコントロールしますのでご安心ください。

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この記事の監修者
医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
名前
池内 秀行
肩書
医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
保有資格
  • 日本麻酔科学会会員
  • 麻酔科標榜医
  • 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • 美容外科(JSAS)専門医
  • アラガンボトックスビスタ認定医
  • アラガンジュビダーム認定医
経歴
  • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
  • 2000年 大手美容外科 入職
  • 2001年 コムロ美容外科入職
  • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

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