今日はレーザートーニングの症例について紹介します。
レーザートーニングは、
肝斑はもちろんのこと、そばかす、加齢性色素斑、
くすみなども薄くなり、頬の毛穴も引き締まることから、
当院での人気施術になっています。
しかしながら、症例写真を撮影しても、
薄い肝斑の場合写真にはっきりと写らず、
効果を実感してもらうのが難しかったのです。
今回の症例は、当院に来られるまでに、
IPL(フォトフェイシャル)や、
シミ取りレーザーを他院で受けられ、
かえって色が濃くなってしまったのを改善したいと
来院されました。
治療を受けていたクリニックでは、
これ以上薄くならないと言われていたそうです。
【術前状態】
肝斑の好発部位である頬に
非常に色の濃い色素沈着を認めます。
色素がまだら抜けをしているのは、
シミ取りレーザーを他院で受け、
色素が抜けています。
照射範囲は、頬としました。
1回目
波長 1064nm
パワー2~2.2J
スポットサイズ 7mm
3.220shot
2回目
波長 1064nm
パワー 2.3~2.5J
スポットサイズ 6mm
3.500shot
2週間に一度のペースでご来院頂き、
レーザートーニング治療を行い、
5回目の治療時には、
肝斑と、日焼けのシミ、
炎症性色素沈着が混じっていたのですが、
全体的に薄くなりました。
レーザートーニングは、
シミ取りレーザーと違って一度に
範囲の治療が行なえ、
術後にシールや軟膏の塗布が不要といった
メリットがあります。
それでいて、治療時間は短く10分程度で終わります。
火傷や傷跡の色素沈着にも効果を確認していますので、
お悩みの方はぜひお越しください。
また、お肌の状態は個人個人違います。
レーザートーニングはダウンタイムの少ない治療ですが、
その方の体質・大量により、かゆみや点状出血のような
ものが表れることもあります。
施術前にはしっかりと医師の診察をお受け頂き、
納得された上で治療をお受けください。
勿論、アフターケアもしっかりと行っておりますので、
その都度ご相談くださいね。