50代女性の右のみシリコンバッグを入れかえた症例になります。10年以上前に豊胸術を受けられましたが、術後の出血が原因で被膜拘縮がおこり、右胸のバッグの変形と硬さが出た症例です。本人様のご希望にて拘縮解除と入れ替えを右のみ行いました。
アンダー切開で大胸筋と筋膜の間に新たにスペースを作成し、依然のバックを抜いています。
出血も被膜拘縮の原因であり、バッグ表面には固まった血液と被膜が付着し、バッグも変形していました。
術後写真は３Mです。　傷のツッパリ感が残っているとのことでしたが、左以上に柔らかく自然になりよろこんでいただけました。

40代女性の豊胸バッグ入れ替え症例になります。十数年前に乳腺下に豊胸術をされましたが、被膜拘縮によってお胸の変形を生じてしまいました。　当院で乳がんエコー検診の際に、入れ替えをお勧めしたのがきっかけて手術を行っています。。
入れ替えにあたっては、バッグのサイズを以前のよりもサイズの大きな285ccに変更し、大胸筋と被膜の間にスペースを再作成しています。止血と剥離の容易さを考慮し、アンダー切開としました。
術後写真は３ヶ月後ですが、拘縮の再発なく、自然な形状と柔らかな感触をつくる事ができました。

60代女性の当院での再手術症例です。
数年前にコヒーシブシリコンバッグにて豊胸術をされ、経過良好のため一旦定期検診は終了しましたが、右胸に被膜拘縮と血腫を生じ硬くなっていました。
そこで被膜拘縮解除とモティバを使い、コヒーシブシリコンバッグの入れ替えを行いました。
バッグ周囲には大量の血の塊と分厚い被膜を認めたため、可能な限り除去いたしました。以前よりも15％程度小さめのサイズのモティバを入れて終了としています。
術後写真は3か月後のものですが、非常に柔らかい仕上がりで左胸と似た形状に仕上がりました。