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小鼻縮小(鼻翼縮小術)

小鼻縮小(鼻翼縮小術)

鼻翼縮小術とは

鼻翼縮小とは、鼻翼を一部切除することによって鼻の穴を小さくしたり、正面から見えにくくする手術方法です。

理想の鼻翼とは、と聞かれると漠然としたイメージしかわかない方が多いと思います。
鼻が高い、すらっと鼻筋が通っている、鼻先がとがって下を向いているなど、鼻尖や、鼻筋、鼻の高さについては、はっきりと理想が思い描ける人が多いのですが、ベストな鼻翼サイズというのはありません。鼻尖、鼻の高さ、形等のバランスで変わってきます。

費用や傷の位置で術式を決めるのではなく、ドクターと話し合って決めていただくことでより理想の鼻が実現いたします。
コムロ美容外科は鼻のスペシャリストとして長年、数多くの症例を重ねてきておりますので、まずは一度ご相談にいらしてください。

小鼻縮小(鼻翼縮小術)の注意点 鼻翼や鼻の穴の大きさには、何mmといった正解はなく、鼻の高さ、鼻尖、顔の輪郭など、様々な要素とのバランスで、ベストな大きさが決まります。メスを入れる場所や、費用で判断するのではなく、どういった鼻にしたいかで、手術方法を選択する必要があります。

鼻尖とのバランス

日本人女性の鼻翼の幅の平均値は、35mmと言われていて、鼻尖の横幅の理想は鼻筋と同程度、もしくは鼻翼幅の半分程度と考えています。ちなみに、鼻翼の横幅が40mmを超えると、明らかに鼻翼の横幅が広くみられる傾向が強くなるため、絶対的手術の適応になります。
問題は、団子鼻気味(鼻尖が太い)の方が、鼻翼縮小のみを行った場合ですが、鼻翼幅が縮小すると鼻尖の太さを強調してしまうことがあるので、状態によっては鼻尖縮小も併せて行う必要があります。

鼻の穴とのバランス

鼻翼縮小の切除幅は、4-6mm程度を目安にしていますが、効果を出すために切除量を欲張ってしますと、鼻の穴が縦長に変形し、鼻翼の丸みが消失してしまいます。過剰切除は修正が困難なため、慎重に決定する必要があります。当院では、最初は控えめに鼻翼の皮膚切除し仮縫合後、ミラーチェックを行い、必要あれば追加切除するので、切り過ぎが問題になったケースはありません。

小鼻縮小術のアプローチ(外側・内側)方法の違いについて

小鼻(鼻翼)縮小術は、その方の小鼻の特徴に合わせて、外側からと内側からのアプローチ方法を選択し、理想の形に仕上げていきます。

小鼻縮小術(内側法)

1:小鼻縮小術(内側法)について

1:こちらの方のように、
鼻の穴が大きいが横に膨らんでいない方には、小鼻の内側を切開して余分な皮膚を組織を切開・縫合(縫い縮める)することで鼻の穴のみを縮小する方法を行います。

小鼻縮小術(外側法)

2:小鼻縮小術(外側法)について

2:こちらの方のように、
鼻の穴が大きく、横にも膨らんでいる方には、小鼻の外側の溝に沿って切開をしていき、小鼻の外側(鼻の穴の周りの皮膚・組織)を縮小する方法を行います。

鼻翼基部と鼻尖基部の位置のバランス

位置のバランス

左右の鼻翼の基部と、鼻柱の基部、3点結んでできる三角形を、Alar-columellar triangleといいます。
この三角形が下向き、鼻柱の先端が鼻翼基部より下にある状態が、美しいとされています。

鼻翼縮小の術式次第で、修正もできれば、より悪化する場合があるので、術式の選択が重要です。
鼻尖縮小の外側切除では鼻翼基部は上方向に移動し、鼻翼縮小の内側切除では、逆に下がります。

小鼻縮小(鼻翼縮小術)のアフターケア

ミラーチェックを行っていても、完成時に、鼻翼縮小の効果を控えめに感じてしまう方がおられます。その場合には、傷が落ち着くまで待っていただく必要がありますが、追加切除を行うことは可能です。(追加費用は掛かります。)
特に 鼻翼の外側の皮膚は皮脂腺が多く、感染をおこしてしまうと、確率は低いのですが、傷の凹凸を生じる場合があります。
当院では、レーザー、外科的修正、注射等修正が可能で、目立たなくなるまで当院にて検診、治療等をさせていただきます。

施術の流れ

カウンセリング
鼻翼の大きさ、鼻翼幅、鼻孔の大きさ、鼻尖と鼻翼基部の位置関係(鼻先が上を向いているか、下を向いているか)等で、最適な手術を提案します。
麻酔
鼻への局所麻酔、ブロック麻酔は痛みが強いので、吸入麻酔下で行います。術前の食事制限が必要になります。
手術
手術中の意識はありますが、痛みは感じない状態です。片側の鼻翼切除後、ミラーチェック を行い、必要あれば追加切除を行います。 傷は、無色透明な糸で縫うので、あまり目立ちません。
手術当日~7日目
傷がキチンとふさがるよう、日常生活を送っていただきます。鼻をほじったり、傷に強い力が加わるようなことは避けてください。血の塊が、傷についている場合には消毒の綿棒で傷の清潔を保つようにしてください。
抜糸~1か月 抜糸時に傷が綺麗に塞がっていればひとまず安心です。お化粧で傷のカバーと、UVケアーをお願いしています。

その他の切らない鼻翼縮小

鼻翼を外下方に引き鼻孔を広げる作用を持つ、鼻孔開大筋にボトックスを注射することで、小鼻のひくひくする動きをとめることができます。

症例

鼻翼縮小外側切除法  30代 女性

鼻翼縮小外側切除で、鼻の穴を目立たなく、アップノーズの改善を

鼻翼縮小外側切除の症例になります。患者様は、小鼻を小さくしたい、鼻の穴を見えにくくしたいとのご希望があったため、鼻翼縮小外側切除をさせていただきました。内側切除と違い、外側切除は鼻翼の付け根を頭側に移動させる効果があるため、鼻の穴が見えにくくなり、相対的に鼻尖を下に下げる効果があります。

before症例
after症例

before症例
after症例

最初に4.5mm幅、ミラーチェックにて2mm幅追加切除を行い両側とも6.5mm幅で切除を行いました。
局所麻酔の際には、吸入麻酔を行い、局所麻酔の痛みを最小限にしています。
術後写真は2か月後になりますが、傷の肥厚性瘢痕があったため、改善目的にケナコルト注射を行っています。


小鼻縮小術(内側法)による症例写真

before症例 after症例

before症例 after症例

before症例 after症例

小鼻縮小術(外側法)による症例写真

before症例
after症例

before 症例
after症例

before
after

before症例 after症例

before症例 after症例

before症例 after症例

before症例 after症例

before症例 after症例

before症例 after症例

<施術のリスク:> 感染。鼻の穴の左右差。小鼻の引きつれ感。中糸の露出。腫れ・むくみ・内出血。等が生じる場合があります。

小鼻縮小(外側切除)後の傷跡の修正について

小鼻縮小の外側切除の際、術後の傷跡が問題になることがあります。
皮脂腺(毛穴)にメスが入ると創面が感染を起こし、凹凸のある傷跡を作ることがあります。
追加切除による傷跡修正は難しく(再発の可能性高いこと、鼻腔の縮小化が問題)、非外科的フラクショナルレーザーでの治療が一般的とされてきました。
しかしながら、数回の治療が必要なため安くはない費用がかかること、目立たなくはなっても、完全に消せるわけではないのが問題とされてきました。

当院では、鼻翼縮小後の醜状瘢痕に対して、電気メスでの修正を行っています。
局所麻酔で行え、瘢痕の表面しか削らないため出血が少なく、傷にテープを貼ってメイクを上から行えばあまり目立ちません。

小鼻縮小(外側切除)後の傷跡の修正

小鼻縮小(外側切除)後の傷跡の修正

切削後 平坦化しているのが分かる

手術内容

手術時間 40~60分程度、日帰りでの手術です
手術費用 (内側) 220,000円  (外側) 275,000円
他の手術費用一覧はこちら
吸入麻酔には、費用は掛かりません
備考 吸入麻酔を行う際には、食事制限があります。

手術の経過・注意事項について

テーピング 傷跡には肌色のテープを貼り、目立たないように保護します。
抜糸が終わるまでは、傷を綿棒で消毒し、ゴミが溜まらないようにしてください。
抜糸 通常7~10日後行います。
溶ける糸は、使いません。
腫れ 鼻翼周囲の赤みを伴ったむくみが出ます。
その他 傷が一時的に硬くなったり、膨らんだりすることがあります。
1~3ヶ月程で目立たなくなりますが、ケナコルト注射で改善することができます。
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