隆鼻術 プチ整形(ヒアルロン酸、レディエッセ注射)
鼻のプチ整形とは?
注射でできる鼻整形で憧れの鼻に
鼻の整形は、二重の手術に次いでリクエストの多い手術です。メスを入れて本格的に形を変える手術以外に、ボトックスやヒアルロン酸などを注射して数分でできる美容手術もあります。 ヒアルロン酸やレディエッセを使用した注入術は、鼻に注射することで高さや形を変える手術です。いずれもゼリー状の物質ですが、注入した部位にとどまり、数か月から約2年持続します。
ヒアルロン酸やレディエッセを注入する簡単な方法での隆鼻術は腫れや痛みもほとんどなく、施術後すぐにメイク可能です。ヒアルロン酸や、レディエッセを使用した隆鼻術について説明します。
注入による鼻プチ整形はこういった方に向いています
- 鼻が低いので鼻を高くしたい
- 鼻筋を通したい
- 鼻筋を細く高くしたい
- 手術はしたくない
- 仕事が休めないのでダウンタイムが短い治療をしたい
プチ整形(ヒアルロン酸や、レディエッセを注射)
「モデルのようなすっとした鼻筋にしたいが手術はちょっと・・・」という方にピッタリなのが、ヒアルロン酸やレディエッセを注入するプチ整形です。 シリコンプロテーゼと違い、注入部位や注入量を変えることによって、希望の形、高さに変えることが可能です。たとえば、鼻の付け根だけ高くしたい、わし鼻の改善して、鼻筋を通したい、といったことも可能です。長期間持続性ヒアルロン酸や、レディエッセの開発により、持続期間がより長くなりました。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸による隆鼻術とは、鼻筋にヒアルロン酸を注入し、鼻筋を高くしたり、鼻筋を通す「切らない」隆鼻手術です。 ヒアルロン酸は体内に広く存在し、関節ではヒアルロン酸の柔らかい特徴を生かして、クッションの役割を果たし、皮内では肌の弾力性を保つ重要な物質になります。体内に存在するため、アレルギー等を生じる可能性は低く安全性の高い注入物す。注入用ヒアルロン酸は多くのメーカーから様々な種類の製品が発売されていますが、鼻プチに適したヒアルロン酸が登場し持続期間が一層長くなりました。最も持続期間が長いものでは、2年近く持続します。
CLEVIEL注射 鼻や顎を高くするためのヒアルロン酸
当院において鼻プチ整形で使用しているヒアルロン酸は、クレヴィエルとなります。 クレヴィエルは、韓国のAESTURA社製のヒアルロン酸です。従来のヒアルロン酸よりも密な架橋構造をもち、粒子の大きさも大きいため、周囲に流れにくく、吸収されるまでの期間が2年以上と非常に長くなっています。鼻筋を高くしたい。顎先に注入したい方に特におすすめしています。
レディエッセ注射 骨と同成分で吸収されにくい
レディエッセは、アメリカのMERZAESTHETICS社製で、主成分は歯や骨に含まれるハイドロキシアパタイトであり、いわゆるカルシウムになります。 レディエッセの特徴は、ヒアルロン酸と違い、数日で固まり周囲に流れにくくなります。特に頭蓋骨に近い部分、鼻の付け根や顎先に注入すると骨がレディエッセを取り込み、吸収されにくくなります。クレヴィエルと違い粒子が小さいためしこりになりにくく、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴライン等にも使用可能です。
※患者様のご希望に応じて、クレヴィエルもしくは、レディエッセ注射を選んでいただけます。
プロテーゼと比べてのレディエッセのメリット
シリコンプロテーゼを使って鼻を高くする場合、基本的には鼻根部から鼻尖まで、鼻全体に入れる必要がありますが、鼻プチであれば自由に高くしたい部分を選んで注入が可能です。プロテーゼの場合、ずれてしまったり、歳をとると、皮膚が薄くなったことで、プロテーゼの輪郭が鼻表面に浮き出ることがありますが、注入療法ではほとんど起こりません。
ヒアルロン酸、レデイエッセ注入を使った鼻注入のデメリットは?
ヒアルロン酸、レディエッセ注射ともに、年単位で持続しますが、永久的ではありません。 吸収されてきた場合には、追加注入が必要です。 シリコンプロテーゼを使った隆鼻術と違い、極端に鼻筋を高く、細くしようとすると周囲に流れてしまうため、限界があります。 あとヒアルロン酸、レディエッセの鼻注入特有の副作用として、血管塞栓による、血流障害があります。 これは、注入物が鼻の動脈に入り込み、血管を詰まらせることによってさまざまな合併症を起こす状態です。 注射針ではなく、カニューラ針という先端が丸く血管を傷つけにくい注入デバイスを導入したことでリスクは下がりましたが、ゼロではありません。 しかしながらご安心ください。発症しても速やかに血管拡張剤、ヒアルロニダーゼを使用すれば、後遺症をほとんど残さず治療が可能です。
鼻プチ整形の手術の流れ
- 1.カウンセリング
- カウンセリングにて、希望の鼻の形、高さを聞かせていただき、最適な注入物や注入量をご提案します。
- 2.麻酔
- 注入時の痛みを取り除くために、麻酔クリームもしくは、麻酔テープを使用します。15分程度で効果が出ます。
- 3.デザイン
- サインペンで、デザインします。注入希望の部位、高さをドクターにお伝えください。
- 4.注入
- ベッドに寝た状態で注入していきます。さらに注入時の痛みをとるために、局所麻酔薬を極細の針で注入します。注入時間は、5~10分で、注入時の痛みはほとんどありません。ある程度注入が終了した時点で、ミラーチェックを行い、必要に応じて追加注入したり、形を整えます。
- 5.終了
- メイクは、2時間後から可能です。もし余った場合は、衛生的な環境で一定期間、保管させていただきます。次回、残量の注入の際、追加でのご費用は一切いただきません。 同じ部位に追加注入する場合には、2週間程度間隔をあけることをお勧めします。
手術内容
手術時間 | 手術時間5分程度、日帰りでの手術です |
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手術費用 | レディエッセ 88,000円/1本(0.8cc) 132,000円/1本(1.5cc) クレヴィエル(ヒアルロン酸)88,000円/1本(0.8cc) 残量は、当院にてお預かりします。保管料、麻酔代等はいただきません。 他の手術費用一覧はこちら |
備考 | 局所麻酔クリーム、局部麻酔 *吸入麻酔、笑気麻酔併用も可能です。(有料) |
切らないプチ隆鼻術に関する院長のコメント
私は、鼻のプチ整形の際、レディエッセをすすめることが多いです。レディエッセの方が単価はすこし高いのですが、その特徴として、ヒアルロン酸よりも1.5倍長持ちするだけではなく、骨や骨膜(骨の表面にある膜)の近くの深い部位に注入すると、骨化して半永久性を持つといわれています。特に鼻根部は皮膚が薄く、直下に骨(鼻骨)を触れるため、骨膜近くにレディエッセを注入しやすく、効果も実感しやすい部分です。
といっても、一度にたくさん注入すると、レディエッセが固まる前に周囲に流れる可能性があるので、一本のレディエッセを3回程度、間隔を開けて注入するのが、コツです。 同じように、骨化(半永久性)を期待できる部分としては、眉間の陥凹部や、顎プチなどがあります。
一方ヒアルロン酸のメリットは、注入後もし気に入らないといった場合には、ヒアルロニダーゼを使って溶解させることができます。ただし、ヒアルロン酸を使った鼻プチでは、注入中にミラーチェックをしながらおこなうため、元にもどしたいといった方はほとんどおられません。
よくある質問
- 過去にレディエッセ注入を受けたことがありますが、将来的に、プロテーゼの手術は可能でしょうか?
- 手術は問題なく可能です。プロテーゼを入れるポケットと、注入物が入る層は共通なため、手術の際にほとんどすべて掻き出しができています。
- 注入の際の針穴は跡が残りますか?
- 極細の張りを使いますので針穴は消えてしまいますし、2時間後にはメイクが可能です。内出血がまれにできる場合がありますが、数日で吸収されます。