汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)の働きを抑えます
ボトックスというお薬を脇の下に直接注射します。汗の分泌を支配する神経を、ボトックスによ って遮断し、
汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)の働きを抑えることができます。
脇の下に数箇所 少量ずつ注射をするだけですので10~15分程度で終了します。
※多汗症の場合に効果があると言われていますが、腋臭症の方でも汗の量が減少することにより改善が期待できます。
特徴
| 施術時間 | 10~15分程度 |
|---|---|
| 費用 | 105,000円/1回 52,500円/2回以降 ⇒他の施術費用一覧はこちらから |
| 手術の経過 | ボトックス注入後、2~3日後から徐々に治療効果が現れます。 1回の治療効果は、個人差もありますが4~6ヶ月程度です。 注入回数を重ねることにより汗腺が萎縮していきます。 |
| 備考 | 暑い夏や着ぶくれの冬など汗をかきニオイが気になる時期の前に受けられる方が多くいらっしゃいます。 |
治療の流れ
- 1.カウンセリング
汗の量、汗の気になる部位をお聞きします。 - 2.麻酔
細い針を使うのであまり痛くないのですが、痛みをできるだけ取り除きたい場合は麻酔クリームを使用します。麻酔の効果が出るのに10分程度かかります。 - 3.マーキング
汗の気になる範囲を、サインペンを使ってマーキングします。 - 4.注入
カテラン針という非常に長い針を、前後に動かしながら扇状に注入していきます。
通常に比べ皮膚に針を刺す回数を少なくでき、局所麻酔も混ぜているため、痛みはほとんどなくできます。10分程度です。 - 5.終了
10分程度で終わります。注入後は、痛みや腫れもほとんどなく、すぐにお帰りいただくことができます。注入後3~4日目には効果が現れ始め、6~10ヶ月持続します。
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院長のコメント
多汗症に対するボトックスの効果は、どちらのクリニックで受けても、差がないように思われるかたもおられますが、注射した範囲、ボツリヌス毒素の量、種類など、いろいろな要素で変わります。私の行っているこだわりを紹介します。
- 1.注射範囲
発汗量の多い部分はたいてい、有毛部です。なかには、「永久脱毛をしていて、腋毛はほとんど生えていないけど大丈夫ですか?」と聞かれる方も多いですが、ご安心ください。永久脱毛していても、毛の毛根は残ります。それを目安に注射しています。それ以外には、時々有毛部よりも、乳房寄りの部分からの発汗が多いかたもおられます。そのような場合は、範囲を広げてボトックスを注入していきます。
- 2.注射方法のこだわり
一般的に多汗症でボトックス治療を行う場合には、痛みを少なくするために、27Gや30Gといった細い針を使うドクターが多いようです。間隔をおいて複数個所に注射することで、円形に効果が広がることを期待しながら注入します。しかしながら、細い針の場合、長さも短いので、どうしても刺す回数が多くなり結果、痛みが強くなったり、注入部位どうし間にボトックスがいきわたっていない範囲がどうしても出来てしまいます。
そこで私は、カテラン針という非常に長い針を使ってボトックスを注入しています。
長さが約6,5cmと、通常の針と比較して2,5倍の長さがある針を使用します。
針の方向を少しずつ変えて注入しながら、扇状に皮下直下に、ボトックスを散布します。これによって刺す回数を、10分の一程度の、2~3か所を刺すだけで終わせることができ、痛みが非常に少ないと評判です。
局所麻酔クリームと、局所麻酔薬を併用することで、痛みが非常に少なくできます。
- 3.ボトックスのブランドは重要です
ボトックスとは、アメリカのアラガン社が持っている商標で、成分名は、ボツリヌス毒素と言います。ボツリヌス毒素を製造しているメーカーはたくさんあり、それらの製品をまとめてボトックスと呼ぶことが多いようです。しかしながら、ボツリヌス毒素製造しているメーカーによって、効果の差が非常にあるとわかってきています。
たとえば、ボトックスにアルブミンが必ず配合しているのですが、種類によっては耐性ができやすく、数回注射すると効果が出なくなったり、あるメーカーのものは、ボトックスの量がバイアルによってまちまちだったりするそうです。
あと、輸入の際、冷凍もしくは、冷蔵状態で輸入されるのですが、粗悪なメーカーの場合温度管理がきちんとなされないため、クリニックに納入される段階で、効果が落ちてしまっている場合があります。
ボトックス治療を受けられる際は、どのようなブランドのボトックスを使っているか、気にした方が良いようです。
- 4.ボトックスの量
ボトックス注射の際もう一つ重要なのが、ボトックスをどれだけ注入するのか?です。当院では多汗症治療の場合、左右各50単位 計100単位使っています。クリニックによっては、左右で計40単位程度しか使っていない場合もあるそうです。注入する量が不足していれば、短期間で効果が切れたり、あまり汗の量が減らなかったりします。極端に低価格を提示しているクリニックで治療受けようと考えている方や、短期間で効果が切れてしまう場合には、どのくらいのボトックスの量を注射してくれるのか聞いてみましょう。
- 5.安心の効果保証
注意を払って注入していても、効果が不十分な人もたまにおられます。当院では、一週間経っても十分な効果が出ない場合は、診察の結果、必要と判断すれば、無料にてボトックスを再注入します。ただし耐性ができるのを防ぐため、2週間以上間隔をあけて行います。
- 6.手掌の多汗症
手掌の多汗症も、ワキのボトックスと同様に治療できます。ただしわきと違い、普通に注射すると結構に痛いようです。
当院では、手掌のボトックス注入時には、全身麻酔のガスを、マスクから吸入していただき、完全に意識をとった状態でボトックスを注射しています。全身麻酔から覚めた後も、痛みの記憶は一切残りません。
(吸入麻酔の費用は無料です)
手術の限界について
1回の注入で永久に改善する訳ではありません。
定期的な注入が必要な場合もあり、また治療効果の持続期間には個人差があります。
※根本的な治療は外科的手術をお勧めいたします。






































