PRP療法(皮膚再生治療)
PRP療法(皮膚再生治療)とは
『PRP療法』は、患者様ご自身の血液から高濃度血小板血漿(PRP – Platelet “Rich” Plasma)を抽出し、老化した皮膚に注入する再生医療です。当院では、ヒアルロン酸などでは不自然になりやすい「目の下のクマ」「目元のたるみ・くぼみ」でお悩みの方から支持を集めており、ご自身の細胞の力で薄くなった皮膚に厚みとハリを取り戻す根本治療として行っています。

血液の中に存在する血小板には、出血を止める働きと、壊れた血管や細胞を治す働きがあります。血小板の中から抽出した成長因子を皮膚に注入することで、老化した皮膚細胞からコラーゲンやヒアルロン酸などを新たに作り出し、自らの力でシワ、たるみを改善させます。
PRP療法に含まれるサイトカイン
PRPには血小板や、少量の白血球以外にも、サイトカインと呼ばれる、傷修復に役立つ因子が自然に含まれています。
| 成長因子 | 主な働き |
|---|---|
| EGF(上皮成長因子) | 血管の新生、損傷治癒を促進、上皮細胞の成長の促進 |
| FGF(繊維芽細胞成長因子) | コラーゲンの産生、ヒアルロン酸の産生、組織の修復 |
| PDGF(血小板由来成長因子) | コラーゲンの産生、血管の新生、修復、細胞の増殖 |
| TGF-β(トランスフォーミング成長因子) | 損傷治癒を促進、上皮細胞の新生、増殖 |
| VEGF(血管内皮細胞成長因子) | 血管内皮細胞の増殖、新生 |
コムロ美容外科では通常の7~9倍の「超高濃度PRP」を使用
1、「超高濃度PRP抽出キット」を使用
コムロ美容外科で導入しているPRP抽出キットは、7~9倍の超高濃度PRPを抽出できる韓国のYcellbio Medical社製のものを使用しています。日本の厚生省に当たる韓国のKFDAや欧州のCEの認可を取得済です。
2、当院のPRPは繊維芽細胞増殖因子FGFは添加していません。
FGFとは繊維芽細胞増殖因子といい、皮膚の褥瘡の治療薬として使われるお薬です。PRPと混ぜることで繊維細胞がより増えるため、たるみによる陥凹に対して高い効果を発揮する半面、稀に、はっきりとわかるしこりや肉芽腫を作ることがあります。その場合治療薬はなく、ケナコルト注射で小さくしていくしかありません。
3、PRP注入には、内出血を起こしにくいカニューラ針を使用しています。
通常極細の注射針を使用してPRP注入することが多いのですが、血管を傷つけてしまい内出血がどうしても避けれませんでした。そこで当院では、PRP注入の際注射針を使用せず、カニューラ針と呼ばれる鈍針を全例で使用しています。

小さな針孔を作成後は、このカニューラ針を使用するため、血管を傷つけにくく内出血のリスクを大幅に下げることができました。また、PRPの効果については針を使う場合と違いはありません。(※痛みのコントロールにつきましても、麻酔科標榜医である院長が的確に局所麻酔クリームを管理し、最小限に抑えます。)
4、厚生労働省認可「第三種再生医療等提供機関」の安全性
当院は、厚生労働省が定める「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき、「第三種再生医療等提供計画」を提出し、厳格な審査を経て正式に受理・認可された医療機関です。細胞の抽出や管理において、国が定めた高い安全基準をクリアした環境で、極めて安全性の高い治療を提供しております。
【圧倒的人気】PRP療法が「目の下のクマ・たるみ」に最適な3つの理由
当院でPRP療法を受けられる患者様の多くが「目の周り」のお悩みを抱えています。なぜ目元のクマやたるみにPRPが選ばれるのか、その理由を解説します。
1. ヒアルロン酸特有の「不自然な膨らみ・青透け」が起きない
目の下の皮膚は人体で最も薄く、デリケートな部位です。ここにヒアルロン酸を注入すると、成分が青白く透けて見える「チンダル現象」が起きたり、笑った時に不自然にボコッと膨らんでしまうリスクがあります。ご自身の血液成分であるPRPなら、この青透けやしこりのリスクがなく、極めて自然な仕上がりになります。
2. 薄くなった皮膚そのものを「分厚く」再生する
加齢によって目の下の皮膚が薄くなると、奥の筋肉や血管が透けて見える「青クマ・赤クマ」の原因になります。PRPに含まれる成長因子は、真皮のコラーゲンやエラスチンを強力に産生し、紙のように薄くなった皮膚そのものに厚みと弾力を取り戻させます。これにより、透けによるクマが根本から改善されます。
3. 「結膜側脱脂(クマ取り)」後のくぼみの特効薬
目の下のふくらみ(眼窩脂肪)を取り除く「脱脂手術」を行った後、脂肪がなくなったことで目の下が「くぼんで影ができる」ことがあります。このくぼみを平らに整え、失われたハリを補う仕上げの治療として、PRP療法は最高の相乗効果を発揮します。
他のクマ取り治療との違い・選び方について
目の下のクマには「青クマ」「茶クマ」「黒クマ(ふくらみ)」など様々な種類があり、原因によって最適な治療法が異なります。目の下のふくらみが強い「黒クマ」の場合は、PRP単独ではなく、まずは『結膜側脱脂』で原因となる脂肪を取り除くことが第一選択となります。
高濃度PRPの効果について
当院では7~9倍濃縮した血小板と白血球を含んだ高濃縮血小板含有血漿を使用しています。注入された部位でコラーゲン繊維と細胞増殖を促すことで肌の若返り効果が得られます。
PRP療法(皮膚再生治療は)以下の症状の改善に非常に優れています。
- 目の下のくま(当院人気No.1)
- 目のまわりの小じわ・ちりめんじわ
- ほうれい線
- 育毛・薄毛治療
- 首のシワやニキビ跡、毛穴の開き
また、PRP療法は根本的な細胞再生を誘導するので、皮膚の弾力と皮膚トーンの改善効果に優れています。ヒアルロン酸やボトックスでは不自然になりやすい部位に最大の効果を発揮します。
PRPを活用したコンビネーション・関連する肌育治療
患者様のお悩みやライフスタイルに合わせて、PRPを活用した美容施術や、ダウンタイムの少ない肌質改善治療もご提案しております。
【ニキビ跡・毛穴の開きに】ヴァンパイアフェイシャル(ダーマペン4 × PRP)
PRPをご自身の気になる部位にピンポイントで「注射」するのではなく、顔全体に浅く広く浸透させたい方には『ヴァンパイアフェイシャル』がおすすめです。微細な針で肌表面に無数の小さな穴を開ける「ダーマペン4」を使用し、そこへ超高濃度PRPを直接塗り込んで浸透させます。ダーマペンの創傷治癒力(傷を治そうとする力)と、PRPの成長因子の相乗効果により、特に頑固なニキビ跡(クレーター)や毛穴の開き、肌全体のざらつき改善に劇的な効果を発揮します。
【採血なしで手軽な肌育に】リジュラン(高濃度サーモン注射)
ご自身の血液を採取するPRP療法に対し、「採血なしで、もう少し手軽に肌の自己再生能力を高めたい」という方には『リジュラン注射』がおすすめです。サケのDNAから抽出した有効成分(ポリヌクレオチド)を直接肌に注入し、細胞の修復とコラーゲン生成を促す人気の肌育注射です。目元の小ジワや、顔全体のハリ・ツヤ感アップに優れた効果を発揮します。
PRP療法(皮膚再生治療)の施術費用
患者様のお悩みやご希望の部位に合わせて、必要なセット数をご提案いたします。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| PRP療法(皮膚再生治療)1セット | 99,000円(税込) |
| PRP療法(皮膚再生治療)2セット | 198,000円(税込) |
お顔に注入する場合の範囲の目安
1セットで可能な範囲(1部位の集中ケア):「目の下のクマ・たるみ(両側)」、「ほうれい線(両側)」、「マリオネットライン(両側)」など、特定の気になる部位を1箇所、集中的に治療するのに適した量です。
2セットで可能な範囲(複数部位・広範囲のケア):「目の下+ほうれい線の両方」や、「お顔全体のちりめんじわ・肌質改善」、「額のシワ全体」、「首の深いシワ全体」など、複数の部位を同時に治療したい場合や、広範囲の若返りを図りたい場合におすすめの量です。
PRP療法(皮膚再生治療)の施術の流れ
STEP 1カウンセリング
医師の診察で、患者様のお悩みをお聞きします。小じわや肌の張り、たるみなど、最適な適応部位を見極めます。
STEP 2麻酔クリームの塗布
注入時の痛みを少なくするため、麻酔科標榜医の管理のもと、局所麻酔入りのクリームを注入部位全体に塗ります。30分程度で効果を発揮します。
STEP 3血液の採取
PRPの抽出に必要な血液を腕から採血します。15~30㏄程度が必要です。
STEP 4血小板成分の分離
採取した血液をYcellbio Medical社製のPRP抽出キットに注入し、遠心分離機を使用して15分ほどかけて血漿、血小板を多く含んだ血漿(PRP)、赤血球に分離していきます。
STEP 5血小板成分の注入
丁寧に血小板を多く含んだ血漿(PRP)のみを注射器に取り出し、気になる部分に注入します。内出血になりにくいカニューラ針(鈍針)を使用し、丁寧に仕上げていきます。
PRP抽出~注入までのイメージ
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採血した血液を遠心分離機にセット
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血漿、PRP、赤血球二分離
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PRPのみを注射器に移し注射に用いる
効果実感までのタイムラインと留意点
血小板と白血球の相乗効果により、注入された患部でさまざまな成長因子を放出し、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促進します。ヒアルロン酸等の注入法と異なり、徐々に肌が育っていくため、周りに気づかれない自然な若返りが可能です。
処置直後〜3日目(ダウンタイム)
稀に注入部分に内出血、周辺部の赤みや腫れ、硬さが現れることがありますが、細胞が活性化している証拠です。通常数日〜2週間程度で落ち着いていきます。メイクは当日から可能です。
1〜2週間後
腫れが完全に引き、肌の奥で少しずつコラーゲンなどの生成が始まります。
1ヶ月〜2ヶ月後
徐々に肌の張りが出て、小ジワやたるみが改善していきます。最も効果を実感しやすくなる時期です。この効果は数年単位で長く持続します。
基本情報・リスク副作用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処置時間 | 約30~40分(1部位) |
| 通院 | 1週間後検診、1か月検診 |
| 日常生活 | 洗顔・シャワー・メイクは当日から可能です。 |
| 注意事項 | 入浴・サウナ・飲酒・激しい運動など、血行が良くなりすぎる行為は当日はお控えください。 |
| リスク・副作用 | 稀に注入部分に内出血、周辺部の赤みや腫れ、熱感、一時的な硬さが生じる場合がありますが、通常1〜2週間程度で落ち着きます。 |
よくあるご質問
Q.ヒアルロン酸注入との違いは何ですか?
A.ヒアルロン酸は「物理的にボリュームを出してシワを直接埋める」治療ですが、数ヶ月から1年程度で体内に吸収されます。一方、PRP療法は「ご自身の肌細胞そのものを若返らせてコラーゲンを増やす」根本治療です。効果が完成するまで1〜2ヶ月かかりますが、持続期間が数年単位と長く、仕上がりが非常に自然である点が大きな違いです。
Q.FGFが無添加だと、効果が弱いのではないかと心配です。
A.ご安心ください。当院では韓国Ycellbio Medical社製の特殊キットを使用し、通常の7〜9倍という「超高濃度」の状態で血小板を抽出・注入します。そのため、しこりのリスクとなるFGF等の添加物を使用しなくても、ご自身の治癒力のみで十分な若返り効果を引き出すことが可能です。
Q.1回の施術で効果は実感できますか?持続期間はどのくらいですか?
A.個人差はありますが、多くの方が1回の治療で肌のハリやシワの改善を実感されています。効果は施術後2週間〜2ヶ月かけて徐々に現れます。持続期間はご自身の細胞による再生のため長く、2〜3年程度効果が持続すると言われています。
Q.目の下のクマには、PRP療法と脂肪注入(コンデンスリッチ等)のどちらが良いですか?
A.どちらもご自身の組織を使う優れた治療ですが、適応が異なります。目の下の「広範囲で深いくぼみ」をしっかり物理的に埋めたい場合は、定着率の高い「脂肪注入」が適しています。一方、くぼみは軽度で「皮膚の薄さ(青透け)」「ちりめんじわ」「肌のハリ低下」を根本的に改善し、細胞レベルで若返らせたい場合には「PRP療法」が最適です。診察にてお顔の状態を拝見し、最適な方法をご提案いたします。
監修医情報
- 医師
- 医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)
- 経歴
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- 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
- 2000年 大手美容外科 入職
- 2001年 コムロ美容外科入職
- 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
- 資格
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- 日本麻酔科学会会員
- 麻酔科標榜医
- 日本美容外科学会(JSAS)会員
- 美容外科(JSAS)専門医
- アラガンボトックスビスタ認定医
- アラガンジュビダームビスタ認定医

