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埋没法の糸玉はなぜできる?原因・対処法と、出にくくするために知っておくべきこと

2026/05/10
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糸玉の原因・対処法について

二重埋没法を受けた後、まぶたにポコっとした膨らみが気になったことはありますか?これが「糸玉」と呼ばれる状態です。

糸玉が出る人と出ない人がいる。同じ埋没法でもなぜ差が生まれるのか。原因と対処法、そして術前に知っておくべきことを大阪のコムロ美容外科の院長が解説します。

糸玉とは何か

埋没法は、医療用の極細糸をまぶたに通して二重ラインを形成する施術です。この糸の結び目や、糸の周囲に形成される被膜が、皮膚の上から膨らみとして確認できることがあります。これが糸玉です。

糸玉には大きく2種類あります。

1. 糸の結び目によるもの

糸を結んだ際の結び目がまぶたの皮膚に近い位置にある場合、ポコっとした膨らみとして見えることがあります。

2. 被膜によるもの

体内に埋め込まれた糸は異物として認識されるため、周囲にコラーゲンによる被膜が形成されます。この被膜が厚くなると、膨らみとして表面に現れます。

被膜によるものの例

埋没法抜去症例_術前

糸玉が出る原因

術式の選択と糸の結び目の位置

埋没法には「瞼板法」と「挙筋法」があり、糸をかける組織が異なります。瞼板法は瞼板(まぶたの軟骨部分)に糸をかけるため、結び目が皮膚側に近くなりやすい傾向があります。一方、挙筋法は目を開ける筋肉に糸をかけるため、まぶたを開くたびに結び目が裏側に引っ張られ、表面に浮き出にくくなります。術式の選択が糸玉リスクに直結します。

埋没法の種類

糸の留め方が適切でない

糸を緩く結びすぎると糸が余り、皮膚の近くに浮きやすくなります。一方でただきつく結べばよいというわけでもなく、適切なテンションで埋め込むことが重要です。

医師の技術・経験不足

糸の通し方・結び方・埋め込みの深さには、医師の経験が如実に反映されます。埋没法は一見シンプルに見えますが、仕上がりの精度には執刀医の熟練度が大きく影響します。

糸玉が出やすい人の特徴

同じ術式・同じ医師が執刀しても、糸玉が目立つ人と目立たない人がいます。以下の特徴がある方は、糸玉が出やすい傾向があります。

  • まぶたの皮膚が薄い方:皮膚が薄いほど糸や被膜が透けやすくなります。特に出目(眼球が突出している)の方は糸玉が目立ちやすい傾向があります。
  • 異物反応が出やすい体質の方:体内に埋め込まれた糸に対してコラーゲンが多く生成されると、被膜が厚くなりやすく、糸玉として現れやすくなります。これは施術前には予測しにくい個人差です。
  • 二重幅を広めに設定した方:幅が広いほど糸にかかる負荷が大きくなり、糸玉が出やすくなる傾向があります。

埋没法の糸玉はいつ消える?

  • 術後〜1ヶ月: 腫れの影響で糸玉が目立ちやすい時期(様子見でOK)。

  • 2ヶ月〜半年: 組織が馴染み、徐々に目立たなくなる(多くの人がここで解決)。

  • 半年以降: 馴染まない場合は、被膜の肥厚や糸の浅さが原因の可能性(クリニックへ相談)。

  • 「糸玉がどうしても改善しない場合、一度糸を抜く(抜去する)必要があります。当院の抜去の手術内容や腫れ、料金については『[埋没糸抜去の詳細はこちら]』をご覧ください。」


  • 糸玉が出た場合の対処法

    まず経過を見る

    術後1ヶ月頃が膨らみのピークで、その後半年ほどかけて徐々に目立たなくなるケースがほとんどです。術後すぐに気になっても、まずは経過を観察することが基本です。

    クリニックに相談する

    時間が経っても改善しない場合や、赤みや痛みを伴う場合は、クリニックに相談してください。炎症が起きているケースもあるため、自己判断での対処は避けましょう。

    糸をかけ直す

    糸の位置や深さが原因の場合、一度抜糸して再度埋没法を行うことで改善できるケースがあります。

    切開法への切り替えを検討する

    繰り返し糸玉が出る場合や、まぶたの状態によっては埋没法での根本解決が難しいこともあります。その場合は部分切開全切開への切り替えが選択肢になります。

    そもそも糸玉を出にくくするために

    糸玉のリスクは、術前のカウンセリングと執刀医の技術によってある程度コントロールできます。

    まぶたの皮膚の薄さ、脂肪量、二重幅の希望——こうした要素を術前にしっかり診た上で、糸玉が出やすいリスクを事前に伝えてくれるクリニックかどうかが、一つの判断基準になります。

    そして、糸玉が出にくい術式・手技を選んでいるかどうかも重要な確認ポイントです。

    院長より|解剖学的アプローチと繊細な手技で糸玉を防ぐ

    埋没法の「糸玉」は、術式選びと医師の細かな工夫によって大きく減らすことが可能です。大阪のコムロ美容外科では、糸の露出を防ぐために主に3つの技術的対策を徹底しています。

    1. 「挙筋法・挙筋腱膜法」の選択

    埋没法には大きく分けて「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」があります。当院では糸玉を防ぐ観点から、主に挙筋法や挙筋腱膜法を選択しています。これらの術式は目を開ける筋肉(挙筋)に糸をかけるため、糸に対して常に「まぶたの裏側方向へと引っ張られる力」が加わります。この力が作用することで、結び目が表面に浮き出にくくなります。

    2. 結び目を深く沈める「眼輪筋の処理」

    糸玉が目立つのは、結び目が皮膚の浅い部分に留まることが主な原因です。これを防ぐため、当院では糸の結び目を作る部分の眼輪筋(まぶたの筋肉)をわずかに切除する処理を行っています。このひと手間を加えることで、結び目が組織の奥深くへと確実に潜り込み、表面の膨らみを防ぎます。

    3. 「極細の埋没糸」の使用

    物理的に糸が細ければ細いほど、結び目自体も小さくなり、糸玉は出にくくなります。二重を維持するための十分な強度を保ちつつも、極めて細い医療用の埋没糸を厳選して使用しています。

    「糸玉が出たらどうしよう」と不安に思われる方も多いですが、こうした医学的根拠に基づいた工夫を重ねることで、自然で美しい二重を実現できます。まぶたの厚みや構造は患者様お一人おひとりで異なりますので、まずはカウンセリングで最適な方法を見つけていきましょう。大阪で埋没法を検討中の方は、大阪・心斎橋のコムロ美容外科にお気軽にご相談ください。

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    この記事の監修者
    医療法人秀晄会コムロ美容外科 院長 池内 秀行
    名前
    池内 秀行
    肩書
    医療法人秀晄会 コムロ美容外科(大阪・心斎橋)院長
    保有資格
    • 日本麻酔科学会会員
    • 麻酔科標榜医
    • 日本美容外科学会(JSAS)会員
    • 美容外科(JSAS)専門医
    • アラガンボトックスビスタ認定医
    • アラガンジュビダーム認定医
    経歴
    • 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
    • 2000年 大手美容外科 入職
    • 2001年 コムロ美容外科入職
    • 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任

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